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養殖鮭の危険 [食文化]

鮭はどこで採れるでしょうか。

毎年秋になると川に上ってくるのだから、「川で採っているのだろう」なんて思うとかなり間違い。天然の鮭の多くは、川ではなくて海で採っているのです。日本からは船団を組んでオホーツク海やベーリング海などで鮭をとります。

ところがそうした天然の鮭ではなくて、養殖された鮭があります。しかもそれが大量に出回っています。
そしてそれが有害物質で汚染されているとしたら。

 

鮭の養殖は1960年にノルウェイで始まりました。海岸線に生け簀をつくり鮭の養殖を行ったのです。その後、各国で養殖が行われ、現在では世界の鮭鱒生産量の7割を養殖ものが占めています。 そしてその養殖鮭の98%は、ノルウェイ、チリ、イギリス(主にスコットランド)とカナダの4カ国で養殖されたものです。

日本では、流通量の79%が輸入物です(加工品を含む)。輸入先はチリ(43%)、ノルウェー(23%)、アメリカ(15%)の順です(2004年農林水産省統計データ)。チリ産やノルウェー産は養殖です。アメリカ産の場合アラスカ産は天然ものでしょう。

そうした養殖鮭はその価格の安さが魅力でしょう。

しかし養殖鮭はPCBやダイオキシンなどの発ガン性物質が、天然物の10倍も多く含まれていることがわかりました。2004年のことです。ノルウェー産とスコットランド産が最も汚染がひどく、ついでカナダやチリです。
米国環境保護庁(EPA)が使用する発癌リスク評価に従えば、ノルウェー産とスコットランド産の鮭は月に55グラムしか食べてはいけないことになります。

『サイエンス』誌1月9日号の情報です。
「養殖鮭がPCB等発癌物質に高濃度汚染―新研究」
「養殖サケ、ダイオキシンやPCBなどの高い汚染――調査報告」

日本での切り身1切れは80グラム程度ですから。どれほど問題かがわかると思います。

このことは米国ではかなり問題になっています。
というのも、魚の油には心臓病のリスクを減らすオメガ3脂肪酸を含むので、米国では心臓病予防のために数2回の魚を食べることが推奨されれいます。そして鮭にはそれが多いので、鮭が好まれて食べているんです。まぁ、アメリカ人が食べる魚というと、マグロか鮭ですから、食べるなら鮭を!ってことでしょう。

その鮭が危険だってことですから、大変です。(もちろん、マグロも魚をエサにしているから、かなり汚染されている魚なんですが。)
そんなアメリカでの反応は、「Dr. 靖子 清水 チェンバレン「鮭物語 ~1~」、「Dr. 靖子 清水 チェンバレン「鮭物語 ~2~」 に紹介されています。

追記:
「Dr. 靖子 清水 チェンバレン」のブログへのリンクが切れていたので、リンクを外しました。
清水靖子チェンバレン医学博士はアメリカでホームドクターとして約40年間も活躍されてきた方だそうですが、2011年4月に享年88歳で他界されたそうです。
そんな年配の方だったとは知らず、亡くなったことももちろん知りませんでした。
適切な内容のブログだったのでリンクを貼りましたが、残念ながらブログは閉鎖され、今ではその記事を読むことができません。
遅くなりましたけど、謹んでご冥福をお祈りいたします。


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コメント 2

NO NAME

こういう方は魚は食べないほうがよろしい
まあ肉もきっと食えないでしょうが

by NO NAME (2008-12-24 22:22) 

とんちゃん

この記事を読んでそう思うのはかなりの早とちりでは?
私は、養殖でない魚はたくさん食べていますよ。
養殖魚の問題は、漁油やフィッシュミールを餌として与えることから来ています。肉の場合にも同様な問題がないとはいえませんが、鶏も豚もそして牛もえさのほとんどは植物性です。
by とんちゃん (2008-12-31 10:48) 

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