味噌煮豚 [ 沖縄と食]
ラフテーの作り方
ラフテーは醤油味なんですが、みそ味のものもあります。
前回の「ラフテー」のレシピを紹介した新島正子『琉球料理』(1971年、新島料理学院発行)には、味噌煮豚として載っています。今回はそれを紹介しましょう。写真は、その本のものです。
また料理教室で~す。
■味噌煮豚
・材料(六人分)
豚三枚肉……600g
肩ロース(豚)600g
煮汁
かつおだし…カップ3
白味噌…200g
さとう…カップ1/2
みりん…カップ1/4
泡盛…カップ1/2
・作り方
1.豚三枚肉は、皮を焼いて毛をこそげ取り、熱湯で洗って、肩ロースといっしょに丸ごと茹でて、箸が通る位やわらかくなったら取り出し、長さ7センチ、巾2.5センチくらいの大きめの角切りにします。
2.厚手の鍋に、白味噌を分量のかつおだしでといて入れ、他の調味料を加えて煮汁をつくり、火にかけます。煮立ってきたら豚肉を入れ、初めは中火、あと弱火にして、豚三枚肉がやわらかくなり、煮汁がどろっとなるまで約1.5~2時間くらいコトコト気長に煮込みます。
那覇市久米に自身の名前を冠した「琉球料理乃山本彩香」を開いている山本彩香(やまもと・あやか)さんは、白みそ味のものを「ラフテー」として提供しています。『てぃーあんだ』(沖縄タイムス)という本に載っています。またWEBの「てぃーあんだ」でも見られます。
ところでもともとのラフテーは醤油味なんです。だから、みそラフテーは「ラフテー」とい言っていいのかどうか、「味噌煮豚」というべきなのか、ちょっと問題ありみたいです。
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