鳥取の秘湯・関金温泉で猪鍋 鳥飼旅館@鳥取県倉吉市 [温泉・旅館・民宿]
鳥取県の関金温泉に泊まりました。
関金温泉の鳥飼旅館です。
ここの温泉で実際に開業している唯一の宿と言えそうです。
ここの宿の最大のお勧めは温泉なんですが、料理もいい。
1泊2食付き8千円で、通常の懐石以外にも、天然の鴨鍋やシシ鍋ができるとのことなので、猪鍋にしました
これが3人前の材料。イノシシ肉の一部は鍋に入れてしまったけど、たっぷりあります。イノシシの肉は臭みがなく、非常に美味しい。
シシ鍋は島根県でかなり食べたのですのが、ここのはこれまたとても美味しいです。
翌朝、鳥飼旅館の朝食です。どれも手が入っているのがうれしいです。
カレイの焼き物が美味しかった。とってもリーズナブルな料金と思います。
さて、イチオシの温泉です。
「成分」を拡大すると。
ここの温泉は、無色透明無味無臭の単純弱放射能泉です。
源泉掛け流しなので「この温泉は飲めます」という掲示をしています。
後に紹介するように、共同湯の「関の湯」は塩素消毒するようになったために、関金温泉でいつでも源泉そのもののお湯に入れるのは、ここ鳥飼旅館のお湯だけになってしまったようです。
男湯は「白金の湯」、女湯は「銀の湯」と命名しています。
白金(しろがね)とは銀のこと、意味はどっちも同じです。
入り口ある立て札にその由来が書かれています。
「関金町むらおこし事業実行委員会」がつくった立て札です。
関金温泉は、「伯耆民談記」に「銀湯」と記されていて、その後は「白金の湯」と呼ばれていた、ということです。
鳥取県には、皆生(かいけ)温泉や三朝温泉、羽合(はわい)温泉、東郷温泉、岩井温泉など有名な温泉がある中で、この関金温泉は歴史は古いのですが、すっかり鄙びたというか、寂れてしまった温泉です。
逆に言うと、秘湯です。
関連ランキング:旅館 | 倉吉市その他
コメント 0