自家製どぶろくと地元食材の料理 ごんべえ邑@長野県飯田市 [温泉・旅館・民宿]
また飯田市に行って来ました。
前回行ったのは、これです。
今回の宿泊先は、飯田市千代にあるごんべえ邑。
千代地区は飯田市の市街から山奥に入ったところにあるのですが、さらにそこから「山中」という、まさにその名のとおりの山の中へ入って行ったところにあります。
夜、真っ暗になってからナビを頼りに車で行ったのですが、カーナビがなければ絶対にたどり着けなかったです。(笑)
ここの食事は、地元でとれたものを基本にしています。
ここの食事は各自、箱膳で出されます。箱膳は30センチ四方、深さ20センチの木の箱です。
その蓋を開けると、中に料理が入っていて・・・
蓋をひっくり返して、その上に料理を並べるとこうしてお膳になります。
お膳を使い終わって収納するときは、箱の中に食器を入れて片付ける、という使い方をします。
古くからの文化を復活させたものです。
(仕事を終えてうちに戻ったら、なんと私の自宅にもこの箱善が1つあるんです。
どういうわけで私がこれを持っているのか、さっぱり思い出せないのですが・・・。)
さて、写真のように箱膳に入っていた今夜の料理はヤマメの甘露煮、煮物など。
まずはビールで乾杯・・
と思ったら、「それよりこれをどうぞ」と言って出されたのがこれ。
どぶろくです。
ここ、ごんべい邑で醸造しているものです。
もちろんちゃーんと免許をとっています。しかもこれがサービスなのだそうです。
ここでどぶろくを醸造していて、全国どぶろくコンテストで、入賞もしています。
さらにナスの素揚げ、その下は・・・なんだったけ?
さらにいろりで焼き物が・・。
ナスやキノコなど、地のもののホオバ焼きです。
最後にご飯をいただきました。ご飯の中に入っているのは、ミョウガです。
このあたりではふつうに、こうしてご飯にミョウガを入れるそうです。
とっても意外なのですが、香りが実によい感じなのです。(家に戻って、早速マネをしてみました。)
翌日。
朝ご飯です。インゲンのゴマ和えや切り干し大根など、ここでとれた素材が使われています。
2日目の夕食です。
コンニャクの刺身、トマトのボイル、白いのは豆乳。
鮎の焼き物。
ナスやシシトウなどの炒め物。
この夜もどぶろくをいただきました。
2日目の朝。
真ん中のナス等は、大皿で出されたものです。
ナスの素焼き。
なまり節とミョウガ、オクラ。たくさん載っていて、食べきれない量でした。
帰りに、千代にある唐沢の滝に案内してもらいました。
雨が降ったせいで、ものすごい水量になっていました。
案内してくれた方が、こんな水量は見たことがないというほどです。
食べログ:ごんべえ邑 (旅館・オーベルジュ(その他) / )
★★★★★ 4.5
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