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「姫路おでん」ならぬおでん専門店 能古@姫路市 [ 近畿]

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兵庫県姫路市のおでん専門店「能古」に入ってみました。
店を覗くと、満員。じゃあ十二所の支店の方に行こうか・・・と相談していると、ちょうど帰るお客がいるので少し待って、と女将に呼び止められる。
先客が3人ほど出たのと入れ替わりに、店に入ることができた。
中は、カウンターに10席ほどと小上がりがある小さな店です。

早速、生ビールを注文。メニューは、当たり前だけれども、おでんです。
大根を注文すると、もう品切れとのこと。

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目の 前のカウンター上に、福岡の柚子胡椒と越後の「かんずり」が置いてある。
女将に「珍しいですね」と言うと、それを好きな客がいるのでたまたま出したのだそ うで、さっき出た客が置かせたようです。けっこう高い物なんですけど、せっかくですからいただきましょう。
私はかんずり、Tさんはゆず胡椒で、おでんをいただきました。

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ロールキャベツではなく、はくさい巻。じゃこ天とフキ。

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はくさい巻なんて、いかにも和風なんですけど、その中には意外にもベーコンが入っています。

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Tさんは、たまご、あつあげ、焼とうふ。
厚揚げが出汁が染みて非常に美味しいです、次はぜひ食べてみてくださいと勧められる。

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Tさんは、2皿目に進む。肉こん、すじやわらかめ、もちきん。
肉こんは、コンニャクの間に肉がある。
Tさんは餅の入ったキンチャクが大好きだという。うちの子どもと同じだ。

私も2皿目を注文。Tさんイチオシの厚揚げとすじやわらかめ。厚揚げは確かに美味しい。
Tさんの二番煎じなので、写真はパス。

この間に、隣に座ったおじさんと仲良くなる。名刺交換まですることになって、市議さんだとわかりました。
しばらくすると、男2人女2人の団体客が入ってきました。出張で来たようです。
かわいい女性が大根を注文。あら残念、ないんだよね。
・・・なんて思っていると、女将がせっかく来たのだから、と明日使う予定の大根を鍋に投入。
あらまあ、ラッキーです。

もう一人の女性が、姫路のおでんは生姜醤油で食べるんですか?なんて聞かれた女将は、じゃあ、と言ってタコを勧める。
「自分も大根をお願いします。」なんて、男性客が注文するから、おや警察の関係者だ、なんて思ったりしました。

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団体客を真似てタコを注文。軽く味がついたタコです。
それを生姜醤油につけて食べると、暖かいタコブツ生姜風味ってとこです。

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リベンジで大根を注文。これはいっしょにシイタケも注文したTさんのお皿。

酒は日本酒のぬる燗を注文。その後、芋焼酎(銘柄は失念)のロックを注文したら、大きなドックグラスになみなみと注いでくれました。(嬉)

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締めは、卵かけごはん。実は、店内に卵かけご飯のポスターが貼ってあるのです。
どこの卵か今ひとつよくわからないけど、注文。うん、確かに美味しい卵です。

女将は博多出身で、博多の屋台で食べたおでんをイメージして出しているようです。
ただし出汁はカツオと昆布で、博多の屋台ように鳥は入っていない。
また醤油は薄口だけではなく、濃い口と合わせている。
濃い口が入っているとはいえ、基本は関西のおでんのように薄い色のおでんです。

ここが「姫路おでん」のお店のように言われています、それは誤り。
「姫路おでん」は生姜醤油で食べるものです。
しかし、ここの薄口のおでんは、生姜醤油をつけずにそのまま食べるものとして出されています。
ただし、タコに限っては、出汁が染み込んでいないので、タコぶつ風に生姜醤油で食べるのもいい感じです。

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結局、閉店まで居座ってしまいましたが、とっても楽しかったです。
最後に女将と記念写真です。(私じゃなくて、Tさんです。)

博多湾の真ん中に能古島という島があり、「能古」の店名はそれに由来するのかも。
女将に確認しなかったから正確なところはわかりません。

11年前(ってことは1997年)に市内の十二所に開業し、昨年(2007年)にここに移転したそうです。
そして十二所のお店は息子さんが支店として営業しているそうです。

食べログ:能古

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