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源泉掛け流し&川魚三昧の民宿 しらさぎ荘@人吉温泉 [温泉・旅館・民宿]

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熊本県人吉市の人吉温泉
源泉掛け流しの民宿(?)という宿をネットで発見したので、そこに泊まりました。

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白壁の民家の建物です。ここが食事処になっています。

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「しらさぎ荘」です(夕方撮影)。ここでまずはチェックイン。
観光名所があまりない人吉では、「蔵めぐり」という企画を立ち上げていて、ここは「御用蔵」と命名しています。
何でも御用にお役立てします、という意味だそうです。

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食事処の隣にある離れが宿泊処になっています。

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「民宿 ほたる」という達筆な看板があります。
建物は元は戸建ての住宅でしょう。
8畳間が2つあって、1つは炬燵がある居間、もう1つは寝室です。
流しやトイレもついています。10人は泊まれる広さだそうです。
ここにYさん(残念ながら男です)と2人で泊まります。
「民宿」なので、布団は自分で敷いて寝ます。

まずはお風呂。温泉ですよ~。

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温泉がある湯小屋は、食事処の横を抜けた奧にあって、そこまで歩いて行きます。
「しらさぎの湯」という銘銘。

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日帰り入浴というか、銭湯にもなっていて、その入浴時間は朝8時から夜10時半までです。
宿泊客も夜は10時半までですが、朝はいつからでも入れます。

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湯屋は、手前が男湯、奧が女湯です。
時間制で入れ替えるのかと思ったら、そうではなくて男女は固定制です。
女湯を覗いて(入浴客はいませんでした!)わかりましたが、浴室の形状は男女全く同じです。

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湯船の側はヒノキ製、床はタイル張り。
お湯は透明で薄黄緑色をしています。
右手前に階段があって、そこから湯船に入ります。湯船が深いからです。
お湯は腰まであります。
それで湯船の手前側に板があって、そこに腰掛けるようになっています。

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浴槽の隅にお湯の水口があって、まさに源泉を味わうことができます。
無色透明なお湯です。肌触りはやわらかく、つるつる感もあります。
湯加減はぬるめで、長湯するにはちょうどいいのお湯です。

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源泉の温度は41.5℃。
それが掛け流されると、ぬるめの、とっても気持ちよい温度になってきます。
すばらしい自然の恵みです。
無臭で微塩味。
湯口のお湯をなめると、ちょっと鉄臭かったのは、配管のせいでしょう。

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遊離二酸化炭素が22.0mg。炭酸の味は感じませんでした。

温泉だけの日帰り入浴ができる、というか「銭湯」になっているので、夕方は外来の入浴客が次々に入ってきます。
みなさん「こんばんは」と言って浴室に入ってきて、とってもローカルな感じでお湯に浸っています。
夕方は人も多いので、早朝、日が昇るとすぐにまた温泉に入りました。
客は、私たち2人以外いないので、湯を私ひとりで独占して入ることができました。とっても嬉しいです。


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母屋に続く食事処は池の上に建っています。
この池で飼っている鯉が料理に出てくるのです。

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母屋の玄関を入ったところにあるロビーの様子。

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ロビーにひな人形が飾ってあります。
人 吉ではひなまつりがイベントになっています。ひな人形の産地なのかと思ったら、そうではなくて、人吉の専徳寺がひな人形の寺として有名になったことがきっ かけ。ご住職が、娘さんのためにひな人形を求めたのをきっかけに収集を始め、1200体にもなり、それを展示しているそうです。そこで「人吉球磨は、ひな まつり」と銘打って、各所でもひな人形を飾っているそうです。

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母屋から長い廊下が続き、その両側に食事処が並んでいます。

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宿泊処に掲示してあったプレートに、料理の案内があります。お好み御膳1800円、しらさぎ御膳2500円、鮎・山女塩焼御膳1800円、鮎・フルコース4500円、勇魚御膳3500円、さくら御膳2500円。
「勇魚(いさな)」とは鯨のことだそうです。「さくら」はもちろん馬肉のこと。

私たちは、しらさぎ御膳を注文してあります。宿泊客なので、しらさぎ御膳よりもさらに品数の多い料理が出てくるそうです。

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まずはじめに並べられている料理群。

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馬刺しです。白いのは「たてがみ」で、首の脂の部分。これだけで食べてもいいですが、赤身(霜降りですけど)といっしょに食べるといっそう美味しいです。

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鯉の南蛮煮。揚げてから甘辛く煮てあって、酒のつまみによいです。

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鯉のあんかけ。これも衣をつけて揚げてからあんかけにしています。食べやすくて、美味しい。温かいものが出てきますので、温かいうちに食べましょう。

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小鮎の甘露煮。鮎の解禁は6月なので、養殖でしょうが、まだ小さいです。

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大きな鮎、ではなくて、ヤマメ。鮎はまだ小さいからだそうです。熱いうちにどうぞ。

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鯉のあらい。臭みが少なく、コリコリしていて美味しいです。
この食事処で養殖している鯉です。

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いのししの陶板焼き。冬のイノシシは脂がのっていて美味しいです。

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デザートにアイスクリーム。下にゴマアイスがあるのですが、これが最高に美味しい。

鯉、ヤマメ、鮎、イノシシですっかり満腹状態です。部屋に戻って、買ってきた焼酎を飲もうとしたのですが、お腹がいっぱいで、すぐには飲めない状況でした。


朝風呂に入ってから朝食です。

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湯豆腐と、また魚がいます。

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わかさぎの揚げ浸し。

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黒っぽい物が入った甘露煮。何だと思いますか?
鯉のキモなんです。

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味噌汁は白みそ。中には大きなシジミが入っています。有明海のものかもしれません。


 
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