SSブログ
 

高知市の市で「ほしか」 [旅行先]

タイトルに「市」がダブってますけど、書き間違いではありません。
なお、今回は写真がありません。理由はココ

高知市の中心部では、毎日のように市が開かれています。その「市」のことです。
「土佐の街路市」公式サイト(高知市産業政策課街路市係HP)によると、日曜市のほか、月曜日と土曜日を除く毎日、市内のどこかで市が開かれているそうです。

私が泊まった翌日の木曜日は、県庁の南側に市が立っていました。
県庁正面入り口から南進し、電車通りを渡ったところの西側歩道に店が並んでいます。

この木曜市は、1月1日、2日を除く毎週木曜日、日の出から日没1時間前まで、立つそうです。一日中だから、朝市じゃなくて「街路市」と呼ぶのでしょう。
長さ280メートル、店数は110店ほどあるそうです。

そのたくさんの店をぐるっと見てまわりました。
野菜や果物を売っている店が多いですけど、海産物やお菓子、総菜を売っている店もあります。

お団子や「田舎寿司」を売っている店もあります。
そんな中の1つの店で珍しいものを発見。
「ほしか」というお饅頭みたいなものを売っています。聞き覚えのない名前の食べ物です。

「「ほしか」って何ですか?」とおばさんに尋ねる。
「いいところに目を付けましたね」と、そのおばさんに誉められてしまった。

「ほしか」は、サツマイモの粉からつくったお饅頭で、中にあんこが入っているのだそうだ。

サツマイモではなく、「サツマイモの粉」という説明に引っかかったので、もっと詳しく聞いてみました。

細長く切った芋を湯通しして干し、干し芋にする。それを粉にして、その粉でつくった饅頭が「ほしか」だそうです。かなり手間のかかる作り方です。

このお店のおばさんは、芋を粉にするために、機械を持っているそうです。
どんな機械かって聞いたら、蕎麦を粉にする機械と同じだそうです。
「へぇ~」って感心してしまいました。

原料の芋はおばさんの自家製なわけで、純国産の「ほしか」ってことだそうです。
ほかで売ってものは、中国産の粉を使ってるんです、とのこと。なるほどそうかも。
原料から国産は、この店だけですって。

このおばさんが売っている「ほしか」のパッケージには、「みっちゃんち ほしか」って書いてあります。
おばさんは「みっちゃん」なんです。2個入り110円。
この「ほしか」を紹介しているブログがあったので、リンクしておきます

あとでみんなで食べよう、って思い、2パック買いました。

その「ほしか」を夕方、3人で食べてみました。
食べる普通の饅頭よりも、ねっとりした感じで、サツマイモの味がします、当たり前でしすけど。

高知県東部では、干し芋のことを「かんば」と呼ぶようです。
その干し芋を蒸して搗いて餅にすると、かんば餅と言うようです。


 
タグ:高知県
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0