SSブログ
 

旨いけど値段高い レイトランチはCP高い 味太助虎ノ門 ここは分店です [ 東京ランチ]

仙台の牛タン発祥の店の「分店」が虎ノ門にある。
そこにKさんとF女と行った。

仙台にある「味太助」の「分店」ということになってます。
ここが「分店」なのかどうかの問題については、最後に。

この店の存在は以前から知っていて、牛タンは旨いよな、食べたいなぁ~、でもちょっと高いんだなぁ・・・、と思っていた。

そんなある日、Kさんが。
「1時過ぎに行くと安いから行かないか?」って誘ってくれる。
えっ!そんなのあるの?! そりゃいいじゃない! 行こう!
ってことで、数日後に行くことになりました。

店の外にランチタイムメニューが出ています。

お店は階段を下りた地下1階。
店内はわりと広くて、テーブル席がいくつもあり、奥にカウンター席がある。
1時を過ぎているので、客は少ない。

カウンター席の奥にある厨房では、牛タンを焼く職人の姿が見えます。
ずいぶんと年配の方が牛タンを焼いています。
ここのご主人かな?

ランチタイムメニューは
仙台名物秘伝の味
 牛たん焼定食 1,350円、1.5人前 1,750円
 牛たん焼とろろ定食 1,550円、1.5人前 1,950円
 牛たん焼(塩) シチュー定食 1,980円
仙台味噌仕立て
 牛たん丼定食 980円
 味噌たん焼定食 1,050円、1.5人前 1,380円
 牛たん焼シチュー 味噌たん定食 1,580円
当店自慢牛たんシチュー
 牛たんシチュー定食 1,300円

そして、麦めしのお代わりは自由です。

でもランチにしてはお値段高めで、ちょっとCP低いんだよね。

しかし今日はちょっと違うメニューを注文です。
期間限定「レイトランチ」ですから。
味噌たん焼定食 1,050円。

一見すると通常の値段ですけど、いえいえ、1.5人前(通常1,380円)が通常値段で食べれるの。
牛タン焼き1.5倍って、通常4枚の牛タンが、6枚もある!
これはCP高そう!

ここは、お茶はセルフ。
お茶を入れようとポットを見ると・・。
銀色のポットはすごく奇妙な形で、注ぎ口がない。

あれ?これどうするんだ?
F女がポットをとっていじくり、蓋みたいなところをクルッと回すと。

注ぎ口が出てきました。

なんとも奇妙なポット。こんなの初めて見ました。

閑話休題
さて、牛タンを焼いているから、やや時間があってから、料理が運ばれてきました。

味噌たん焼き、テールスープ、牛肉旨煮、麦飯。

味噌たん焼きは、おぅ!6枚。厚切りです。

その下に、白菜の漬け物と唐辛子の味噌漬け(南蛮味噌)が1本あります。
私はこの唐辛子が大好きなの。
で、「唐辛子、追加してもらえますか?」とお願いしたら、「いいですよ」というお返事。

一味唐辛子を肉の脇に落とし、厚切りのタンを1枚つまんで、その一味をつけて、タンの半分をかじる。

うぉ!柔らかい!

弾力があって、とっても柔らかい。
普通に食べているタン焼きとはずいぶん違う。味噌のせいで、タンが柔らかくなっているのか。
お味は、味噌の香りと塩加減が利いていて、口の中に味噌とがなじんだ肉汁が広がる。

そこにすかさず麦飯を口へと運ぶ。
麦飯は、サックリとして軽い。これはどんどん食べられる。

牛肉の旨煮。
これ、甘塩っぱさは薄味で、肉の旨味がしっかり味わえる。これだけで飯が1杯食えそう。
いやそれより、酒の肴にいいなぁ・・・。

テールスープ。器の中にテールが沈んでいる。
ネギは熱でわずかに火が通ってシャッキリ感がある。

青唐辛子の味噌漬け(南蛮味噌)の追加が来ました。小皿に2本も載っています。嬉しいですね。
これはそんなに辛くいものではなく、味噌の味が染みていて、実に旨いんです。だから好き!
タン焼きといっしょに食べると、これがとってもいい。
さらにご飯が進む。

タンを3枚食べたところで、麦飯がなくなってしまう。
お代わりをお願いします。
「少なめですか、普通ですか」と聞かれて「ふつう!」と答えます。
しっかりご飯が盛られた丼が来ました。

牛タン6枚、南蛮味噌3本、麦飯2杯を食べて、満腹。とっても満足です。
これはCP高い。

レジで支払いを済ますと、「とろろサービス券」をくれました。

いま「とろろサービス券」をくれる期間だったようです。
こりゃ、また来ないといけないかな・・・。

冒頭に書いた宿題、「分店」問題。
ここは、仙台の「味太助本店」に対する「分店」ということになっている。
しかしその「本店」のHPには、この店のことは分店として載っていません。
虎ノ門店や日本橋店は(株)ヤガイという会社が経営する店です。
でもその会社が出す店は、両店以外は「杜の都太助」となっている。謎ですよね。

「旨味太助」の紹介で書いたように、仙台の牛タン焼きは、現在の「味太助」の初代、佐野啓四郎(故人)に始まる。
その「味太助」の店は、現在は啓四郎の長男・佐野和男が引き継いでいる。
そこから暖簾分けした店が、味太助のHPで分店として載っている。
啓四郎の娘と結婚した婿養子の店が「旨味太助」。婿養子は啓四郎の一番弟子だったんでしょう。だから、ここは「味太助」の分店でありながら、自らを「元祖」と呼んでいる。

で、虎ノ門分店ですが。OKWaveの書き込みによると、先代啓四郎から暖簾分けした人が「味太助」として出店したのが、ここ虎ノ門や日本橋の店だそうです。先代とは何店でも出店してよいという話になっていたらしいが、現親方・和男はそんな話は聞いていない、ということになったらしい。

結果として、先代が生きていたときに開店した日本橋、虎ノ門の店は「味太助分店」で出しているけど、先代の死後に開いた店は「杜の都太助」という店名で出店している、ということのようです。

「味太助本店」のHPでは、虎ノ門店他は無視。
「杜の都太助」のHPでは、「味太助本店」の項目があるけど、リンクが張られていない。
そういう状況なんですね。


 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0