とってもヘルシーな地産地消の野菜中心バイキング 木の花ガルテン@大分県日田市 [ 九州・沖縄]
ウナギにするか、「日田焼きそば」なるものを食べるか、という選択肢もありますけど、今回は、農協がやっている地元食材を使ったレストランへ行きました。
大山農協が経営する「木の花ガルテン」にあるレストランです。「木の花」は「このはな」と読みます。
「オーガニック農園」というバイキング方式のレストランです。
農家のもてなし料理を100種っていうのはすごいですね。まぁ実際には、その時季に採れた旬の野菜や山菜を使った料理を 70~80種類出しているそうですが。
「木の花ガルテン」には、物産館、農産物直売所と2つのレストランがあって、その1つがここ、もう1つはきのこ料理を中心にした「きのこレストラン」です。
入り口を入るとメニュー表があります。
農家家庭料理バイキングは
大人(中学生以上) 1365円
シルバー(70歳以上) 1260円
子供(小学生) 840円
幼児(4歳以上) 420円
3歳児以下 無料
今日は茄子料理とゴーヤチャンプルーがおすすめだそうです。
レストランの中はかなり広い。
中央のテーブルの上に料理がずらっと並んでいます。
料理の写真撮影はダメと言われたので、自分が食べた料理の写真だけをアップします。
大皿におかず、小鉢にサラダ、野菜タップリのみそ汁と五穀米です。
見るからにヘルシーでしょ?
奥はしめ鯖の和え物。料理全体の中で魚は数品のみ。この和え物は、サバの酸味があって、気に入りました。
中央はゴボウのきんぴらですけど、ゴボウがとっても太い。甘い味で、食感がいいです。
真ん中にあるのはコンニャク寿司。いったいどういうものかっていうと?
ひっくり返すとコンニャクの中に寿司飯が入っていて、いなり寿司みたいな感じです。寿司飯に大葉が入っていて、味の染み込んだコンニャクと共に意外に美味しい。
五穀飯は、大きなジャーの中にほんの少しだけ残っていたものを総ざらいして、茶碗に入れました。赤米で色が付いた、本来の赤飯です。香ばしくて美味しいです。
2皿目。
またしめ鯖の和え物をいただきました。
刺身コンニャクに柚子味噌。好きなんです。
この筍は、干し筍だそうです。ピリッと辛いです。
揚げ茄子と玉葱を和えたもの。茄子が温かくて、ジューシーです。
大山農協は有機無農薬の農業を推進していますが、このレストランで使っている野菜がその地元の有機野菜を使っているのかどうか、店の名前からすると「YES」ですけど、実際は「NO」じゃないの?っていう批評があります。
真相は目下問い合わせ中ですが、その前にそもそも「有機野菜」って何なのか、知っておいて欲しいです。
「有機農産物」って、現在の日本の基準では、化学合成農薬、化学肥料、化学合成土壌改良材を使わないで、3年以上を経過した農地で収穫された農産物のこと。だから、たった1度でも農薬を使うと、以後3年間はそこから穫れるものは「有機」じゃなんです。これはかなり厳しい基準です。
それ以外の、無農薬栽培、無化学肥料栽培、減農薬栽培、減化学肥料栽培の農産物は、みんな「有機」じゃなくて「特別栽培農産物」と呼ばれます。
そして「有機」でも「特別栽培」でもない、まぁ普通の栽培方法は慣行栽培と呼ばれます。
そんなわけだから、非常に厳しい基準の「有機」じゃないとダメっていうと、たぶんここの値段じゃ食べられないでしょう。このレストランは特別栽培までOKってことじゃないかなって思います。
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