謎の飲み物「ホイス」を呑む 廻船呑屋@神田 [ 東京飲みある記]
「世界の山ちゃん」で、ずいぶんと呑んだね。
でももう1軒行きたいところがあるんだけどどう?と数人を誘って二次会へ向かいました。「あるもの」が目的なんです。
行ったところは廻船呑屋。
ここで何を期待しているかっていうと・・・
「ホイス」なんです。
ホイスって知ってますか?
店頭の黒板にメニューがあります。
「廻船呑屋」って「かいせんどんや」って読むんですね。
黒板の右側に、ホッピー白黒440円、焼酎各種290円~、
その下に「ホイス」っていうのがありますね。390円だ。
ほら、「ホイス」ってお酒なんですよ。
いったいどんな飲み物なのか? 私も知らないんです。
席についたら早速、ホイスを注文。
ほかの人たちもホイスを注文しました。
ビールジョッキと瓶が出てきました。
瓶に入っている透明な液体が「ホイス」・・
じゃあないです。それはホッピー流。
瓶に入っているのは、ただの炭酸水です。
ジョッキに入っているのが、焼酎と謎の液体「ホイス」原液。
そこに瓶の炭酸水を入れるんです。
ジョッキに炭酸水を入れたところ。これでホイスの完成!
さてその味は・・・うーん、何だろう。
敢えて言うとウイスキーのハイボールだな。
ホッピーが焼酎でつくる「ビール紛い」なら、ホイスは焼酎でつくる「ハイボール紛い」というところかな。
いや、実はこれは本当の話で、焼酎をウイスキー風にして「ホイスキー」。
それで「ホイス」なんです。この薀蓄は最後にしますね。
1杯飲んだだけでは、炭酸水が半分余ってしまいます。
ここは当然、もう1杯注文です。
ホッピーと同じ原理です。
しかもやっぱり「ナカ」っていうみたいです。
ホッピー流は焼酎のみがナカですけど、ホイス流は焼酎&ホイスでナカです。
すっかりお腹はいっぱいなんだけど、つまみを少し注文。
タコの塩辛?(記憶にない・・)
サケの白子。
山口県のAさんが、そんなの食べたことないっていうんで注文。
生はこの時期だけですね。
プリンとして、食べるとまったり。
Aさんとても感動していました。
サンマの刺身。
これも北の魚です。
今ではどこでも刺身が食べられるようになったけど、20年前には、サンマが水揚げされる港でだけ食べられる珍味だったんです。
すっかり酔っぱらっていて、何を食べたのかよく覚えていない状態なんですけど、ここのお店、かなりにいい感じです。
ダメ押しでホイスを飲んで、すっかり気分がよくなってお帰りです。
ごちそうさまでした。
最後にホイスについて。
ホイスの説明はこちらの一期一会の会をどうぞ。
ホイスはいまや高級住宅街の東京・白金にある後藤商店がメーカーで、東京大学哲学科を卒業後した先代社長が生みの親だそうです。(なんか、すごそう)
そのホイスは、小売りされなかったために一般に広まらず、「幻の酒」となっていたようです。
それがネットで飲食店限定で買えるようになったようです。1.8L6本入り6600円だから、個人じゃちょっと買えないですね。
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