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手作り感ある料理に心和む 東京家@佐賀市古湯温泉 [温泉・旅館・民宿]

佐賀県佐賀市の古湯温泉にある東京家さんに泊まりました。

宿と温泉の様子は、前回アップしたここです。無色透明だけどお肌スベスベの美人湯系で、ぬる湯にゆっくり浸るというのんびり温泉です。
今回は食事のことだけ。

食事は、泊まった部屋のお隣の「くす」という部屋でいただきます。
要するに部屋食です。

ここもれっきとした8畳の客室です。

初めに配膳された夕食。

お刺身。ブリ、サーモン、マグロ。この時期はブリだよね。

煮物。大根、人参、蓮根、椎茸などが薄味で炊かれています。
こういう料理はホッと心が和みます。

山芋のとろろ。かなりしっかり硬めのとろろです。

サラダ・・

と、思ったら、野菜の下に鯉の揚げ物が隠れていました。
実はこの宿では、通常は鯉のあらいが出るそうです。でも、それは良い鯉が手に入ったときだけだそうで、今夜は運が悪かったみたい。
翌日は女将が給仕してくれまして、そのことを詫びていました。

鮎の塩焼きが運ばれてきました。
温かいものは温かいうちに出す、という気配りがいいですね。

温かいうちにいただきましょう。

赤カブの漬け物と甘い柚子。

次いで茶わん蒸し。温かいものが続きます。

天ぷらとそば。

海老と野菜の天ぷら。

そばも来ました。

ご飯はお櫃にたっぷり入っています。

品種は何かわかんないけど、ふっくらして、やや柔らかめに炊かれています。

鯛のお吸い物。上品で美味しい。

漬け物。大根の醤油漬けなんですけど、柚子の香りがとっても効いていて、かなり美味しい。ご飯のおかずにもいいけど、酒のつまみにいいですね。

さて、アルコールの注文は瓶ビールだけにしました。

実は宿に来る途中のAコープのお店でお酒を買ったんです。

佐賀県小城市にある天山酒造の純天山 特別純米酒。
精米歩合60%という吟醸酒に近い純米酒です。

福岡国税局主催の鑑評会で、お燗での審査で金賞をとっているお酒だそうです。

ならばお燗じゃないけど、常温で飲むのがいいですね。
バランスのいいお酒で、なかなか旨い。
料理を食べながら、2人で1本空けて、ちょうど気持ちよくなりました。


さて、朝食です。

いかにも手作りの料理が並んでいます。
こういうのを見ただけで、とっても嬉しい。いい旅館に泊まれたな、ありがとう、って思います。

焼き魚はサケ。となりにサラダ。

切り干し大根?もっと太いですね。

冷や奴じゃなくて湯豆腐。

柚子胡椒2種。女将さんのグループで作っているんだそうです。
緑色の柚子胡椒はよくありますけど、赤い柚子胡椒もあります。辛さは緑、風味は赤が強いのだそうです。
みそ汁に入れても美味しいですよ、と女将がアドバイス。

湯豆腐に赤い柚子胡椒をつけて食べてみました。辛旨です。

土瓶に入っているのは・・

あら、目玉焼きです。

みそ汁は白味噌。

厚揚げと

シメジが入っていました。
生まれ故郷の北海道も白味噌系なので、白味噌のみそ汁は心が和みます。

「美味しい朝」と書かれた袋に入っているのは焼き海苔。

佐賀県旅館組合青年部が、佐賀県産の焼き海苔を朝食に出しているんです。

枚数は少ないけど、艶があって真っ黒、香りと旨みのある焼き海苔です。
安い味付け海苔より、こういう本物の海苔を出してほしい。

真っ白なご飯。

海苔で丸めていただきました。
海苔の香りが口の中いっぱいに広がって、とっても清々しい。
プチ幸せ気分です。

漬け物も自家製。柚子の香りの醤油漬けもあります。

アミの佃煮。これも自家製だそうです。
古湯温泉の旅館が皆、出しているものだそうですが、旅館によって少しずつ違えているそうです。

ご飯にかけていただきました。
山椒が入っていていい香り。ご飯が進んじゃいます。

最後はお茶漬けにしていただきました。
ごちそうさまぁ~。

女将さんたちで作っている柚子胡椒を売っています。
富士町産の唐辛子と柚子で作っているから「ふじ男くん」と「ふじ子ちゃん」。
男が青胡椒で女が赤胡椒ってことです。

もちろんお土産に買って帰りました。

■食べログ: 東京屋




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タグ:佐賀県 旅館
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