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風格ある老舗で800円ランチ いしゐ@虎ノ門2丁目 [ 東京ランチ]

虎ノ門2丁目にあるお店にH女とお昼を食べに行きました。
そのお店の前を何度か歩いたことがあるのですけど、畏れ多い感じで、敬して遠ざけていました。

なぜかって?

まずその店構え。
かなり立派なんです。

大きな一枚板に「虎ノ門 いしゐ」と彫られた看板。
年期が入っています。昔はこういう白壁のお店だったんでしょう。

そして年期の入った暖簾と提灯。
提灯立って赤提灯じゃあない。

小料理屋か割烹っていう感じのお店です。食事のお値段が高そうですよ。

ランチは店頭にサンプルが並んでいます。サンプルったって実物です。
かれいの煮付、すきやき、豚ロースカツ、ぶりの照焼、あじの唐揚げ(売り切れ)、エビフライ、刺身の定食です。お魚中心に、かなりいい感じのメニューです。

ところがなんと! 値段が書いてない!

いったいいくらなんでしょう?
この店構えにこの料理の内容からすると、きっと安くて1000円、あるいはそれ以上かな。ちょっと私みたいなサラリーマンが入るお店じゃないみたい・・。

そう思って、敬して遠ざけていました。
要するに高そうで入れなかったんです。

ところが食べログを見ると、それら定食の値段が、ぜーんぶ800円なんですって。
ええっ、それって意外と普通じゃん!

ってことで、入る機会をうかがっていました。

ホントは年明けすぐに行こうと思っていたんですけど・・。
実は私、年明け早々に左足ふくらはぎを肉離れしまして、歩くのがとっても難儀なもんで、ランチの食べ歩きを中止していたんです。
その左足がほぼ回復したので、今年最初の食べあるきってことなんです。

さて年期の入った暖簾をくぐって店内に入ると、立派なお店です。
通路を挟んで左側には、厨房をL字に囲むカウンター。その板が立派です。カウンターの奥には本格的な感じの板前さん。その脇にテーブル席。通路の右側には座敷があって、長机が置いてある。

満席だったんですけど、その長机に席があるので、相席させていただきました。

改めて見回すと内装には老舗の趣があって、夜は落ち着いて食事をするには良い感じがします。

木製の長いテーブルもしっかりした出来です。(写真はお客が帰った後の様子)。
テーブルの上のポットにほうじ茶が入っていて、セルフで湯飲みにとります。

さて今日のオーダーは。
週末は刺身定食が狙い目というので、刺身定食に決めていました。

鉢に入った刺身にご飯、お椀、香のもの、煮物の小鉢のセットです。

小鉢は蓮根とコンニャクの炒め煮。
醤油の色が浸みている見た目のように味が染みています。
こういう料理を出す店は好きだなぁ。

香の物は、高菜の漬けもの。

ご飯はふっくらしています。

お椀に入っているのは、普通の味噌汁かと思ったら、ぶりのアラ汁。
こういう汁物が出てくるのはさすがです。

主役の紹介が最後になりました。
刺身はマグロの赤身とトロ(ビントロか?)、蒸しエビ、イカ、白身、タコ、イカの下にゲソが1~2切れづつ鉢に盛られている。

白身(タイ)が下に隠れていました。

刺身はそれなりの量がありますし、刺身の質はグッドです。
小鉢もあるのでご飯をお替わりしてしまいました。
刺身定食ってアッサリしているから、お腹に応えないんですよね。

お替わりのご飯はすごい熱々で美味しかったです。
途中でおかずが無くなってしまい、最後はほうじ茶をかけてお茶漬けにしました。

老舗の趣があって落ち着いて食事をするには、なかなかいいところです。

■食べログ: 虎ノ門 いしゐ


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