川アンコウもいいぞ 三川屋@福岡県大川市 [温泉・旅館・民宿]
福岡県大川市の三川屋さんに泊まっています。
三川屋さんは筑後川だけにいる「えつ」の料理で有名です。
「えつ」はカタクチイワシの一種ですけど、産卵のため有明海から筑後川をのぼってくる5月~7月がシーズン。3月には食べられません。
「旅出うなぎ」と呼ばれる天然うなぎは6月~10月がシーズン。
「川あんこう」は7月下旬~12月中旬がシーズン。
どっちも3月はダメ?
でも今時期にも「旅出うなぎ」と「川あんこう」が食べられるようです。
ちなみに「川あんこう」とは、天然ナマズのことなんです。
そして川あんこうを食べられるのは大川市では、ここ三川屋さんだけ。
じゃあ天然ウナギもいいけど、珍しい天然ナマズを食べてみよう!
値段も安いしネ。
ってことで、2泊目の夕食は川アンコウ=天然なまずのコースです。
今夜の箸置きのムツゴロウさんはオレンジ色です。
まず酢の物。
川アンコウの胃袋だそうです。シコッとした歯触りです。
洗い。泥臭いのかと思ったら、全く臭みがない。
甘みがあって、これは硬さだけの鯉よりもずっと美味しい。
ぜんぜん臭くないですね?って仲居さんに聞いたら、しっかりドロ抜きをしているんだそうです。
全体の写真を取り忘れたなぁ。
川アンコウと嵯峨豆腐のあんかけ。
柔らかいサバの食感と言ったらいいでしょうか。
臭いがなくて、柔らかい。
奉書焼き。
野菜の下に川アンコウが隠れています。
レモンをどけてみました。
こっちの方がナマズの味がよくわかるかも。
ふんわりした食感がいいですね。
フライ。
タルタルソースがかかっている。
ナマズは淡白なので、油と合わせた方がいいですよ。ふっくらしていて、これは旨い。
これの川アンコウのバーガーもこの三川屋さんで食べることができるんです。
鍋。
身の非常に細かなタラって感じかな。淡白です。
天麩羅。
フライト同じく、油と合わせると旨みが増します。
大葉で包んだのもありました。
天つゆが薄味で、美味しくいただけます。
今夜もかなり満腹です。御飯はもういいです。
・・と思いつつ蓋を開けると、なんと!炊き込み御飯だ。
これに弱いんだよなぁ・・。
結局食べちゃいました。
お味噌汁。
これにも川アンコウが入っています。「ナマズこく(味噌汁)」です。
出し惜しみしませんねぇ。
最後にデザート。
今夜はイチゴにケーキです。もう食べられません。
ケーキは味見だけして、Tくんに差し上げました。
いやぁ、今夜も満腹です。
あんまり腹がふくれたので、少し時間を空けてから夕方に買ったお酒をいただきました。今夜は「鍋島 特別純米」です。
フロントに「川アンコウ コース料理」のメニューが置いてありました。
洗い
川アンコウと嵯峨豆腐のあんかけ
蒲焼き
奉書焼き
天麩羅
味噌汁
御飯
デザート
夕食は蒲焼きはなかったけど、フライと鍋がありましたね。
2日目の朝食です。
昨日とは料理が違っています。
こういう気の配りが嬉しいですね。
メインは、鯖塩焼き、目玉焼きとウインナー、ベーコン。
あっ、生玉子もあるから卵2個だ。卵を食べすぎだよなぁ・・・
と思いながら、結局食べてしまった。(いかんゾ)
湯豆腐。
お漬け物。
デザートはパイン。
テーブルの上に変わったものが置いてあるんです。
鰹節です。初日もちゃんとありました。
これ、どうやって食べたらいいんだろ・・。
ネコマンマかな?初日は使い方が思いつかずに食べるのをパスしました。
今日も鰹節が置いてあります。
納豆にかけていただきました。まぁ、美味しいですよね。
やっぱりネコマンマにするのが正解かな?
食堂にはメニューが置いてありました。
えつ料理の単品メニューです。
「えつ」は、有明海だけに生息するカタクチイワシ科の魚で、産卵のため有明海から筑後川をのぼってくる5月から7月だけ食べられる魚で、筑後川下流域でしかとれない珍魚とか。くせのない白身で脂がのっていて美味しいらしい。
姿寿司が人気ですか?
イワシだから美味しいだろうね。
えつ料理のコース。3,000円から13,000まで、千円刻みでできるそうです。
川アンコウ(天然なまず)と旅出うなぎ(天然うなぎ)のメニューもありました。
定食もありますね。
なんで「旅出うなぎ」と言うかっていうと。
筑後川下流の淡水と海水が混じり合う汽水域で獲れる天然うなぎは、色が緑色を帯びて「アオ」と呼ばれているそうです。その味は格別で、江戸時代からこの地方の特産品とし移出されていた。その領外に移出することを「旅出し」と称していたので、「大川・旅出しうなぎ」と名付けられたそうです。
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