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とっても新鮮な魚の朝食 民宿たいせい@伊根町 [温泉・旅館・民宿]

伊根町の宿泊先は、やっぱり舟屋ですね。

民宿「たいせい」さんに泊まりました。
本業は漁師さんで、民宿は開業したばかりだそうです。

手前の部分は、民宿用に増築したトイレと新しい入口。
その後ろが昔からの舟屋です。

場所は伊根湾の南東、亀島地区の奥、耳鼻集落の一番奥。
その先に民家はありませんから、そういう意味ではすぐにわかります。(笑)
「耳鼻」は「にび」って読むんですって。

一番奥ってことは、湾の出口ってこと。
「たいせい」さんのすぐ近くに湾の赤い灯台があります。

入口の脇には、スクリュー、イカリ、ウキなどが飾ってあります。

ご主人と奥様。気さくで親切なご夫婦です。

入口を入ると、舟屋は作業場になっています。奥の明るいところは海です。

海まで行くと、ちょうど山陰に沈んでいくお日様が見えました。綺麗です。

階段を上って2階へ。

廊下の窓辺に海からとれたものたち。
手前が巻き貝、その後ろにサンゴ、右は白い巻き貝。
白い貝は殻が薄くて柔らかい。握ったら割れそう。

実はこの白い貝は、貝じゃなくてタコの殻なんですって。
その話は後ほどアップします。

2階は2部屋あります。

海に面した部屋に泊まらせてもらいます。旅館みたいな造りの部屋です。
宿泊客は私たちだけ。

窓の下は、海です。その窓から海と島の美しい景色が眺められます。

この「たいせい」さんは、浴衣や手拭い。歯ブラシ、ひげそり、クシのセットが用意してあります。
民宿と言いながら、旅館みたいです。

ここ「たいせい」さんでは、夕食は提供していません。
朝早くに漁に出るからです。
だから夕食は外に食べに出ました。それはまた後ほどどアップします。


朝飯前の早朝に漁に連れて行ってもらったんですけど、それは次回。

漁を終えて朝食です。

 

朝食会場は1つ置いて隣の建物。お風呂もここで入ります。
ここは舟屋ではありませんけど、ご主人のおじいちゃん達が住んでいる住宅なんです。その2階が朝食の会場です。

朝食は、一見シンプル。

メカブ。自家製です。

おぉぉ、メバル煮物。朝からメバルです。
ここのご主人が獲った魚です。

お吸い物もメバル!
贅沢ですね。

ごはん、いただきます。

干物2品。

イワシの干物。この民宿の自家製。
アングリと口を開けて、エイリアンみたい。(笑)

炙ったアキイカ干し。これも自家製。
身が締まっていて旨い。
丹後地方ではアオリイカのことをアキイカと呼びます。
こっちの方がもっとエイリアンか?(笑)

奥様自家製の玉子焼き。

玉子焼きの中がトローリとしています。
甘くなくて、うまい。

大根のお漬け物。

「これもどうぞ!」と追加で出てきた、白イカの刺身。
「身、ミミ、足それぞれ、違う味ですよ。」
丹後地方ではケンサキイカのことを白イカと呼びます。

身です。シコシコした厚い身です。

足。しっかりした食感です。

口。コリコリしています。
イカ刺し旨いねぇ。

ミミの部分。硬い感じが旨い。

そこへ奥様が「遅くなってごめんなさあぁい!」
と持ってきたのはアジの刺身。
ついさっき、私も一緒に行って定置網で獲れたアジですよ。
まさに獲れたてのアジです。

身が締まっていて、すっごく脂が乗っていて、甘い。
うんめぇ!!
生臭さ、魚臭さなんて全くないです。

いやぁ、美味しかった。

ちなみに料金は、素泊まり6000円。朝食2000円です。
すばらしい朝食でした。ごちそうさまでした

料金をお支払いしたら、お土産に「メカブ」と「ワカメ」をいただきました。
これも自家製。定置網に付着したものだそうです。

ずいぶんと黒いです。
「もしかして、これ、茹でていないんじゃないですか?」
「はい、何回もよく真水で洗って、ただ干しただけです。」
「ええええっ! それ売ってください!!」

市販されているワカメは、乾燥物も塩蔵物もほぼ全て茹でてあります。
だから市販のワカメは緑色なんです。
「たいせい」さんのワカメは、茹でていないから黒いんです。
何が違うかっていうと・・ワカメには海水中のミネラルがたっぷり凝縮されているのですけど、茹でてしまうとせっかくのミネラルが、ほとんどの溶け出してしまいまうんです。

だから茹でていないワカメは、ミネラルたっぷり!なんです。
この話は、確か「美味しんぼ」のどこかに出ていた話です。

ということで、「ワカメ」を2袋、さらに買って帰りました。

ありがとうございます。



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タグ:京都府 民宿
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