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定置網漁見学 民宿たいせい@伊根町 [温泉・旅館・民宿]

伊根町の舟屋の宿「たいせい」さんに宿泊。

ご主人の本業は漁師です。

入口を入ると、舟屋は作業場になっています。奥の明るいところは海です。

伊根湾では。かつては湾内にクジラが入ってきて、鯨漁が行われていました。

作業場に入ったところに、クジラを打つ銛(モリ)の先が飾られています。
もうすっかり錆びていますけど、まさに「矢印」の形をしています。

「こっちの棒にその銛をつけるんだよ。」
と言って見せてくれたのが「鯨棒」。

グンと長くて太い棒です。これで鯨を仕留めたんですね。

舟屋を海側から見たところ。
「たいせい」さんの舟屋の1階は、船揚場ではなく作業場として使っています。

船が二艘、係留されています。これで漁に出るんですね。
ご主人は定置網と養殖で魚を獲っています。

お願いすると、早朝の漁に連れて行ってもらえます。
それで私たちもお願いしました。

翌朝、朝5時半に出発です。

船の名前は「大生丸」。それで民宿が「たいせい」なんです。
ご主人と助手の男性が1人乗っています。

下半身は長靴、胴長で防水対策して、救命具をつけます。

船に乗ってしばらくしたら、助手の男性が
「きのう、なぎさ鮨に来た人たちですね?」
えっ!・・・あぁ、あのときお店にいた人ですかぁ。
たまたまお店にいただけで、店員さんじゃぁなかったみたいです。

船で湾の外へと向かいます。

湾の外をしばらく進んで定置網に到着。
定置網って、水中ではこんな格好をしています。

魚が追い込まれた「箱網」を引き上げます。
かなり重そうです。

魚がいっぱい入っています。

いや、しかし・・・クラゲがいっぱい入っている。
それを網から出すのに一仕事です。
小さな魚が網からいっぱい出て行きます。

これ、メバルの稚魚ですって。

そうそう昨夜「兵四楼」でこれの南蛮漬けを食べましたね。

大きなアジなどが穫れました。

後で、このアジが朝食に出てくるんです。旨いですよぉ!

湾内に戻って、次は養殖の生け簀です。

ハマチや真鯛が養殖されています。
今回は見学だけで、水揚げはしませんでした。

舟屋に戻りましょう。
海上から眺める舟屋の景色は格別です。

舟屋の海側は作業なんかをしているところで、漁師さん達にとってはプライベートゾーン。至近距離に近づくのはマナー違反の迷惑です。


 
タグ:京都府 民宿
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