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鹿児島で讃岐うどん、そして塩味黄そば ふくわうち@鹿児島市 [ 九州・沖縄]

鹿児島市に来ました。昼頃に鹿児島中央駅に到着。
かつての西鹿児島駅は、九州新幹線の終着駅になって、鹿児島中央駅に名称変更したんですね。

これから知覧行のバスの出発まで40分弱。
その間に、急いでお昼にしましょう。

短時間でお昼が食べられるところ・・・って、やっぱり、うどん屋さんだね。
駅東口を出て、すぐ右手に「一番街」というアーケード街があります。
そこに入ってすぐのところにあるうどん屋さん。

手打ちめんと甘味の「ふくわうち」さんです。

福岡や佐賀のうどんは、柔らかいので、私はパスなんです。
でもここのうどんは美味しいらしいんです。
ちょっと期待して来ました。

「うまい麺とあつあつの天ぷらの店」とあります。
天ぷらもいいねぇ・・。

隣に「そば屋の中華めん」とも書いてあります。
あれ?うどん屋じゃなくって、そば屋だっけ?
それよりも、中華そばもイチオシって気になるなぁ・・。

「そば屋の中華麺 黄そば」って書いた黄色い紙が目立ちます。

その「黄そば」って何なんでしょう。
ラーメンのこと?
そう思ってお店に入りました。
(でも、実はちょっと違うんですよね。それは後日、知りました。そのことは最後に書きます。)

店内は落ち着いた民芸調。
入ってすぐにテーブル席があって、その奥に厨房、さらに億には小上がりなどがあります。
私は、厨房前の2人掛けのテーブルに席をとりました。

壁に張ってあるメニューをみると、
「おすすめ品」があって、トップは
 うどん本来の味
  釜揚げうどん 550円
  天ぷら釜揚げうどん 900円
やっぱり、うどんだよね。

天ぷらもたべたいけど、時間がないから・・
「釜揚げうどん、1つ!」 

メニューの上には、「おいしさに自信あり。」って紙が貼ってあります。

「当店のうどんは、
うどん造りに最も適していると言われる国産小麦粉 亀城庵を使用し、
身体に必要なミネラル分を焼く20%含んだ天然海水塩を用い、
心をこめていねいに造り上げました。
本物のうどんの食感を味わってくださいませ。
生そばは、更白粉(更科粉?)と田舎そば粉をブレンドし、
ほどよい色合いの香りとのどごしのよいおそばに仕上げました。
化学調味料を一切使用していない、100%天然だしといっしょに
お召し上がり下さいませ。」

やっぱり、うどんがメインのお店ですね。

でも「小麦粉 亀城庵」ってなんだろ・・。
(これも最後に書きます。)

10分の待たずに、釜揚げうどんが来ました。

漆器の器に熱々のうどんが入っています。
今日は暑いですけど、店内は涼しいから、熱い麺もOKです。
うどんは、かなり白いです。

薬味はネギに加えて天かすもいっしょです。
これ、嬉しいね。

汁は温かいです。
カツオの良い香りがします。

太いうどんを、温かい汁につけていただきます。

うぅ、麺は、なかなか腰があって、かつ、もっちりしている。
釜揚げでこれだけの腰だから、冷水で締めたら、ピシッと腰があるかも。
これは、うまいです。さぬきうどん、と言ってもいい。
(この秘密は、後で・・)
そばつゆは、辛すぎず、甘くもなく。いい感じです。

うどんをすすりながら、メニューの脇にある「黄そば」が・・・とっても気になります。
期待できそうなんだよなぁ・・
でも時間あるだろうか・・・。

時計を見ると・・ん?大丈夫そうかも。
注文するなら早くしないといけないゾ
よし!
「黄そば、1つ、追加してくださぁい!」

うどんを食べながら、ちょっとドキドキしながら厨房の様子をうかがいます。

うどんを食べ終わって、数分すると・・

「黄そば」が来ました。早い!
醤油ラーメンかと思っていたら、スープが透明な塩ラーメンです。

時間は大丈夫です、落ち着いてラーメンをいただきましょう。

お盆には、ラーメンといっしょに、お水と取り皿用の小鉢も載っています。
小鉢にとって食べるものなんでしょうか。

コショウもお盆に載っています。
しかし黒コショウとは、なかなか通ですね。

小皿に、豆板醤じゃなく、胡麻の入った唐辛子味噌みないなものが載っています。

トッピングは、チャーシュー、ゆで卵、キクラゲ、海苔、モヤシ、キャベツ、ネギ。かなりいろいろ載ってます。

スープは澄んだ塩味。鰹と昆布の和風出汁です。
とっても澄んだ味のスープで、キリッとしていて、美味しい。

麺は中細のストレート麺。
腰はそんなに強くはないけどモッチリタイプで、ツルツルしたのどごし。
これは行けます。

キクラゲが入っている。
これは熊本や福岡と同じです。

チャーシューは小型の、黒豚のもも肉でしょうか。
脂身のないサッパリした自家製の煮豚です。

ゆで玉子は、黄身が半分トロリン状態の半熟です。

唐辛子味噌を投入。これ、なかなか旨いです。
もっともらって、入れたいくらい。

和風出汁の中華麺は旨いです。

ごちそうさまでした。

ところで「黄そば」って、単にラーメンの麺のことだと思っていました。
しかし調べてみると、油処理をしない状態のゆで中華麺のことらしい。
近畿および中国・四国地方で普通に流通しているものとか。
それをうどん汁で食べるのが「黄そば」なんだって。

でもこのお店の麺は、お店で茹でていると思います。
しかも醤油味のうどん汁じゃなくて、塩味の出し汁。
このお店では、和風スープ+中華麺を「黄そば」と呼んでいるんですね。

さて、うどんに使っている小麦粉のこと。
「亀城庵」って、実は香川県にあるさぬきうどんのお店の名前です。
そこがブレンドした小麦粉を使っている、っていうことみたい。
だから、うどんが讃岐うどんみたいなんですね。



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