地元食材を使ったヘルシー膳 ヒメコザクラ@岩手県花巻市 [ 東北]
岩手県花巻市でのお昼に、農家レストランに行ってみました。
「森のくに」というガラス体験工房の中にあるそうです。
「森のくに」の看板の隅っこに・・
確かにありました「農家レストラン ヒメコザクラ」さん。
http://www11.ocn.ne.jp/~wein-h/morikuni/resutoran.htm
小径をしばらく進むと・・・
大きくて立派な建物ですね。
これがガラス体験工房の「森のくに」。
その建物の右側がレストランになっているようです。
建物に入ると、左側に広いショップがあって、
ガラス製品が売られています。
右側がレストラン。
「ヒメコザクラ」さんです。
通常営業は、土日・祝日のみの11~15時まで。
平日は予約制です。
配膳用の大きなカウンターがあります。
その脇にヒメコザクラの可愛い写真が飾ってあります。
ここの料理は、郷土食の「体験」として味わうことができる、ってことらしい。
メニューは、元はヒメコ膳とコザクラ膳がどちらも1000円だけど、今はその区別がないみたい。
料理は箱膳の中に入っています。
箱の中に縦横3列、全部で9個の白い小皿が整列し、それぞれに料理が盛られています。
なかなかきれいです。
それらとは別に、さらに天ぷらとご飯、汁、漬け物が配膳されています。
もう料理の数に圧倒されちゃいます。
料理は野菜中心で、みんなレストランを運営している農家でとれた野菜や地場産のものですって。
では、いただきま~す。
おや?箱膳の9つの小皿の間に、1つ、赤い液体が入った小さな容器があります。
白い猪口に入った赤い液体です。
赤ワインでしょうか?
甘い香りがします。
ぶどうジュース? じゃないなぁ・・。
「これ、なんですか?」
黒豆から作ったジュースですって。
赤くきれいで、美味しいです。
そうかぁ、黒豆の色はアントシアニンだから、赤い色になるんだぁ。
兵庫県の丹波篠山には黒豆を使った赤いリキュールの「楼蘭」っていうのがあるもんね。
季節の天ぷら。
ニンジン、ナス、大葉。
手前にある、先っぽが三つ叉になった葉っぱは、桑の葉ですって。
桑の葉は味も香りもないです。けど、健康食品として売られていますね。
ピーマンやゴーヤもあります。
たかきびの団子揚げ、ですって。
モッチリした中身の詰まったお団子です。
ワラビとキュウリの酢の物。
凍み豆腐の中に、何か?
チーズとズッキーニを挟んで揚げて、それに甘辛の餡がかかっています。
ポテトサラダ。
煮卵とアイコというミニトマトが添えられています。
シイタケ、カボチャ、コンニャクの煮物。
薄味で炊かれています。
おひたしは・・・あら、モロヘイア。
上に載っているボール状のものは、ムカゴです!
自然薯のツルにできるイモです。
これ、可愛くて美味しいんです。
モロヘイアはヌルヌルしていて、身体によさそう。
ひじきの炒り煮。
これだけは、ちょっと塩気が強かったです。
インゲンの胡麻和え。
だんご汁。
中の団子は何ですか?
蕎麦の実で作ったものだそうです。
漬け物。
キュウリとナスの漬け物が、別皿に盛られています。
ご飯。
おかずが多くて、お替わりができません。
デザートはゼリー。
オレンジ色のゼリーは、食べてみると・・・カボチャのゼリーでした。
地元の食材だけを使った、ときに創造的な料理でした。
とてもヘルシーな料理でおなかがいっぱいになりました。
ごちそうさまでした。
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