朝風呂に源泉掛け流し温泉三昧 大沢温泉自炊部(4)@岩手県花巻市 [温泉・旅館・民宿]
岩手県花巻市の大沢温泉自炊部に泊まりました。
1泊だったんですけど、今回で5回目。ずいぶんと引っ張っています。
まぁ色々とあるもんでね。
大沢温泉には、近代的な旅館の「山水閣」という、木造旅館の「菊水館」、そして私が泊まった「自炊部」があります。
それぞれに浴場があって、全部で5つもある。
1つは女性専用の露天風呂だから、普通の男性は4つの湯に入ることができます。
どれも源泉掛け流しです。
自炊部の帳場入口に温泉の案内板があります。
「豊沢の湯」は廊下を右に行った「山水閣」にあります。
「薬師の湯」、女性専用露天風呂の「かわべの湯」、混浴露天風呂の「大沢の湯」は自炊部にあります。
「南部の湯」は、「菊水館」にあります。
「薬師の湯」は最初に紹介したので、残りのお湯を紹介しましょう。
2日目の朝。いつものように早起きして(目が覚めちゃうのね)温泉めぐりをしました。
写真付きの館内案内もあります。
きれいなイラストの案内図もあります。
でもこの図・・・左右が反転していると思いますけど・・・。
さてまずは自炊部にある露天風呂に向かいましょう。
廊下をしばらく歩くと「露店風呂」の看板。
いや「露天風呂あと少し直進」です。
まだ先です。「少し」ってかなり長い。
やっと「露店風呂入口」です。
と・・長い下り階段。
扉を開けると、そこは露天風呂。
脱衣所は屋外です。
ここで浴衣を脱ぐと・・・さぶいぃ~!
体をお湯で流して、すぐさまお湯に入ります。
源泉は太い柱の下あたりから出ていました。
先客はおじいさん1人。
その方が上がって、露天風呂を独り占めです。
川を挟んで対岸に見えるのが菊水館。あとであそこに入ろうね。
そうこうしているとワイワイと声がしてきました。
おじいさんが2人。
その後、おばあさんが2人。
混浴状態です。
冷えた身体も温まったので、移動することにしましょう。
女性用の出入り口があります。
女性は室内の脱衣場があるんですね。
長い廊下を戻ると「菊水館出入口」があります。
「南部の湯」の行灯もある。
気が早いですね。まだ先ですよ。
サンダルに履き替えて、一旦外へ出ます。
川にかかった木造の「曲り橋」。
自炊部と菊水館をつなぐ橋では「く」の字に曲っています。
最初の橋は、昭和22年(1947年)の大水で流されてしまい、現在の箸は昭和56年(1981年)に復元されたものだそうです。
木造の「菊水館」。
手前の茅葺屋根の建物は150~160年前にできたと推測されているそうです。
ここには幕末ころに南部藩主も訪れているので、「南部の湯」と名付けたんでしょう。
着きました。左の木造の別棟が浴室。
スリッパに履き替えます。
扉に入浴時間が書いてありますけど・・・
要するに9:00~14:00は使えない。清掃時間ですね。
17:00~7:00は宿泊者専用です。
でも自炊部との連絡出入り口は6:00~24:00しか開いていません。
夜中は入れないってことです。
男湯と女湯の暖簾。
暖簾をくぐると脱衣所。
いよいよ浴室へ。
先客は2人。身体を洗っていたので、私だけお湯に入りました。
檜造りの浴槽です。
こじんまりした雰囲気が好きな方は、このお風呂がいいかも。
浴槽の真ん中から源泉が出ています。
珍しい湯口です。
浴室の扉に、浴槽の左右が「ぬるめ」で中央が「あつめ」になっていたのは、そのためなんですね。
朝食の時間もあるから、次を急ぎましょうか・・。
自炊部に戻る途中で、露天風呂は丸見え。
あっ!誰か入っている!
でも、男性でした・・。
自炊部に戻って、帳場の前を通り過ぎて「山水閣」へ向かいます。
コインランドリーとかゲームコーナーとか書いてあって、いかにも温泉旅館って感じ。
階段を下って扉を開けると。
「豊沢の湯」です。
男湯の暖簾をくぐると・・。
よくある感じの広い脱衣所。窓を開けると露店風になる広い浴場があります。
もちろん源泉掛け流しですけど、かなり普通っぽい温泉です。
廊下には自動販売機もあったりします。
鄙び(ひなび)系が好きな私には、コンクリート製のホテルっぽい旅館は性にあわないなぁ。
自炊部に戻ってきました。
これから朝食です。
大沢温泉HP:http://www.oosawaonsen.com/
なかなか女性が入浴している光景に遭遇しませんね(笑)
露天風呂が素晴らしいです。
見ていてもほっこりしちゃいました。
by 式守錦太夫 (2012-02-13 00:30)
> 式守錦太夫さん
とてもよい露天風呂でした。
ずいぶん昔は若かったのかも、っていう女性は入ってきますよ。(笑)
by とんちゃん (2012-02-13 03:31)