イタリアンと和の融合 菜のはな@山口市 [ 中国・四国]
山口市内の温泉地、湯田温泉に泊まりました。
「坂田」さんで食事をしてホテルに帰ったけど、もう1軒行こうというYさん。
ホテルの向かいに1軒屋のお店があります。
ホテルのフロントの女性に様子を聞くと、高くない、ってことらしい。
「料理工房 菜のはな」さん。
緑色の暖簾が下がっていて、割烹風です。
店内に入ってびっくり。
すぐにカウンター席があるんだけど、白いイスが置いてあってイタリアンのバルみたい。BGMはジャズが流れています。
デートにいい感じのお店です。
カウンターの奥の席に座ると、目の前には、豚の足、丸ごと1本の大きなハムがデーンと置かれている。
キッチンには洋式の鍋やフライパンが吊してあって、もうフレンチかイタリアン風です。
シェフの身なりも、白いシャツに黒いエプロンですから。
壁の黒板にメニューが書いてあります。
あいおの地ダコ750円。「あいお」ってどこでしょうね。
よくわかんないけど、地ダコをオーダーしました。
ふきのとうの天ぷらも後で追加オーダーしました。
「お飲み物は何になさいますか?」
日本酒にしようよ。獺祭も東洋美人もいただいたね。
山口のお酒はみんな甘いんだよね。
「辛口」って書いてある五橋にしよう。2合を冷やでオーダーしました。
Hさんは生ビールです。
猪口をお選び下さい、とガラス製の猪口が入った笊が出されました。
派手な猪口ばかりです。
私は、どうせ派手なら・・と真っ赤な猪口を選びました。
Yさんは、緑色の縦縞が入った透明感のあるシンプルな猪口。
真っ赤な猪口を見て、なにそれ!ケバケバシイなぁ、とHさんが呆れています。
でもこれでいいんです。
お酒は透明なガラスの徳利に入ってきました。
杉の箸に銘入りの帯がかかっています。
突き出しは、ほうれん草の白和えとサーモンを桂剥きした大根で巻いたもの。
料理はしっかり和食なんです。
あいおの地ダコ。
タコがプリプリしています。
砂ズリねぎポン酢和え。
玉ねぎの上に九条葱がたっぷりかかって、胡麻がトッピング。
砂ズリは玉ねぎのなかに隠れています。
玉ねぎが甘くて美味しいです。
ふきのとうの天ぷら。この季節のものですね。
マスターご自身が山で穫ってきたものだそうです。
塩をつけていただきます。
独特の香りとエグミがいいですね。
メニューの一番最初に「仏産 バイオンヌ生ハム」って書いてあります。
デーンと置かれたハムは、バイヨンヌの生ハムなんでしょうか。
メニューを見ると和洋折衷で美味しそうな料理がならんでいます。
私たちは二次会なので、軽くお酒をいただいただけで帰りました。
だから料金は参考になりません。
少ししか注文しませんでしたけど、料理は美味しいことはこれだけでもわかります。
ここは温泉街だから、料亭なんかもあって相場が高いのに比べると、そこそこのお値段ってことかな。
高くはないけど、安くもない。
ごちそうさまでした。
本当に融合していますね。
佇まいは和なのに、厨房は完璧に洋。
ハモンセラーノまでが鎮座するなんて。
こういうお店が近くにあったら便利なんですけどね。
by 式守錦太夫 (2012-03-28 15:46)
> 式守錦太夫さん
私たちがいただいたものは和だけでしたけでしたけど、
洗練された料理でした。
ほんとにこういうお店が近くにあったらいいな、って思います
by とんちゃん (2012-03-29 06:45)