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長崎原爆資料館で米国の犯罪に思う@長崎市 [旅行先]

家族で行った長崎旅行。
出島を見学して歴史を学んだ後は、原爆関連の平和学習です。
いつもヘラヘラと食事の話ししかしないとんちゃんも、たまにはまじめにものを考えているゾ、なんてね。

長崎原爆資料館です。

正面はガラス張りで、なかなか綺麗な外観です。

入口を入って地下の展示室へ向かいます。

地下へのスロープの壁に、鎖みたいなものがずっと垂れ下がっています。

「連鶴」ですって。折り鶴ですね。
なになに、幅15cm、長さ150mの一枚の紙で折られている?
えっ!150メートルの紙!

鶴がまさに連続しているんです。
これはすごいですよ。

原爆資料館の中を、アナウンスの機械を首にぶら下げて、見てまわりました。
館内の展示は実によくできています。(写真は撮りませんでした。)

改めて思いますけど、
あの戦争では、アメリカが長崎、広島に原爆を落としました。
これは非戦闘員を標的にしたもので、戦争にさえある「ルール」を踏みにじったものなのです。東京大空襲も同じ。
非戦闘員を大量に殺戮した、というアメリカの犯罪は裁かれずにいます。
こうしたことは改めて記憶にとどめたいと思います。

追記:
wikipediaの「日本への原子爆弾投下」の中にある「極東国際軍事裁判」にも指摘がありました。
判事が、「「(米国の)原爆使用を決定した政策こそがホロコーストに唯一比例する行為」と論じ、米国による原爆投下こそが、国家による非戦闘員の生命財産の無差別破壊としてナチスによるホロコーストに比せる唯一のものであるとした。」とあります。
原爆投下や焼夷弾による東京等の空襲は、戦時における国家による「犯罪的」行為ではなく、戦時においても認められない国家による「犯罪」そのものだった、ということが言いたかったことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE%E6%8A%95%E4%B8%8B

長崎原爆資料館:http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/abm/



原爆資料館を出たところで、カミサンが「ちょっとまって!」とんちゃんを制止。

「アイス食べない?」

えっ!アイス?こんなところで?
こんなところにコンビニないよ・・・。
あまりの要求にうろたえてしまいました。

「ほら、見て!そこに売っているのよ。」
と指さす方を見ると・・・

この先は、次回に。。


 
タグ:長崎県
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ちょんまげ侍金四郎

長崎がプルトニウム、広島がウランという異なる物質の原爆を落としたということ自体、明らかに実験としかいいようが無いと思います。
by ちょんまげ侍金四郎 (2012-05-10 07:42) 

ma2ma2

以前行った時に、長崎の原爆記念館は広島ほど、ショックが無く見る事が出来ました。
by ma2ma2 (2012-05-10 09:43) 

マーチャン

ちょんまげ侍金四郎さんの言うとおり、実験ですね。
一部の科学者のために、罪の無い一般市民まで
巻き込んでの大実験、狂気の沙汰としか言いようがありません。
by マーチャン (2012-05-10 18:34) 

ヨッシーパパ

息子が小学生の頃に、広島と長崎に連れて行きました。
こちらの方が、悲惨な状況をより訴えていました。
by ヨッシーパパ (2012-05-10 18:39) 

茶の間おじさん

今年の9月に広島市に行きますが・・・

終戦後父が鹿児島の航空基地を後にして、長崎~広島を経由して帰還
してきた際の話は聞いております。
まさしく核爆弾投下は犯罪として後世まで語り告げないければいけませんよね。
by 茶の間おじさん (2012-05-10 19:25) 

とんちゃん

> ちょんまげ侍金四郎さん
> ma2ma2さん
> マーチャンさん
> ヨッシーパパさん
> 茶の間おじさんさん

みなさん、まじめにコメントいただいてありがとうございます。
米国は2種類の原爆を作っていて、それぞれの威力を試そうとしたわけで
確かにそれを日本で実験しました。
原爆を使うことの悲惨さを思えば、その原爆を作った科学者、技術者の責任や良心の問題は大きいと思います。

ただ今回、長崎に行って改めて思ったのは、原爆開発と使用を決定し、実行したのは米国政府であること。
そして使用の対象が、戦闘員ではなく一般人だったということ。
だから原爆投下は、国が犯した明らかな犯罪だ、ってことでした。
これに関連して「追記」として少し本文に加えました。

by とんちゃん (2012-05-10 23:00) 

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