本格韓国料理店でランチ 檀君＠牛久市

「本格韓国料理」を掲げる「檀君」というお店でカミサンとランチしました。
リーズナブルで気に入っていた「焼肉せんりゅう」が閉店した、その跡に入ったお店です。

焼肉じゃない「本格韓国料理」って、どんなんのか興味あったんです。
でも「本格」って聞くと高そうな感じで、ちょっと敬遠していました。

ところで店名の「檀君」って、古朝鮮を建国した王のこと。
そんな背負った店名も敬遠の理由なのね。

ある土曜日、車で店の前を通ったら「週替わりランチ650円」というのが目に止まりました。
これはグッドプライスですね！

ということで、カミサンといっしょにランチしたんです。

「今週のランチ」は「まかないメニュー」ってことみたい。
普通のメニューと何か違うのかな？
それはともかく、今週は「オーサムドッパ（辛辛）」というメニュー。
豚肉、イカの炒め料理のオーサムポックムとご飯の料理だって。

ぉお、なかなかいいね！
ってことでお店に入りました。

店内はテーブル席と座敷があります。
「どちらがいいですか？」とフロア係の女性。
どっちでもいいけど・・・今日は座敷にしましょうかね。

テーブルの上にはステンレス製の箸とスプーンがセットされています。
席に着くと、若いおにいさんが韓国式の冷たいお茶をサービスしてくれます。

大きなカードに印刷されたランチメニューを見てみましょう。

ランチ数量限定のメニューがある。けど1000円前後です。

冷麺は900円。

高いね、やっぱり650円のランチにしましょう。
「週替わり２つ！」
「辛いですけど大丈夫ですか？」
ぁあ、そういえば「辛辛」って書いてありましたね。
「大丈夫です！」とキッパリ応えました。v(^^)

と、オーダーしたところで、分厚いメニュー冊子があるのに気がつきました。

あら、こっちにもランチメニューがあるじゃない！
ビビンバとかチゲ定食は800円前後。

チャプチェとかプルコギとかは700円。

１つは、こっちに変更しよう。
お店の人を呼んで、週替わりランチは１つにしてもらいました。
で、もう１つは何にしよう・・・。

悩んでいたら、フロアの女性が「ビビンバやチゲ定食がよく注文されますよ。」とアドバイス。
まぁ、そうだろうなぁ。
豆腐と海鮮のチゲと説明書きがあるスンドゥブチゲ定食にしました。

週替わり定食の「オーサムドッパ」。
お皿の上のご飯の半分にオーサムポックムがかかっています。
「ドッパ（ップ）」って「かけ飯」のことで、要するぶっかけ飯のこと。
韓国では丼じゃなくって、カレーライスみたいに皿のごはんの上に具材をかけるのが普通らしい。

オーサムポックムのオーはオジンオ（いか）のこと、サムはサムギョプサル（豚ばら肉）のことで、そのポックム（炒め物）。
それを具のせ飯にすれば、ドッパ（ップ）ってわけ。
韓国料理や中華料理だと、イカと豚肉をいっしょに炒めるなんてのは普通にあるけど、日本食にはない組み合わせだよな。
好きな物を一緒にキムチと炒める、という実にフリーな料理感覚なんだな。

具には豚バラ肉がいっぱい入っています。
味は辛いけど、甘辛くて、コクがあります。
こりゃなかなか旨いじゃない。

ご飯の量はそれなりにありますけど、おかずが多いから、ご飯が足りなくなっちゃいます。

白菜のキムチと大根のカクテキがついてきます。
このキムチはなかなか美味しい。
カクテキにはエゴマの葉も入っています。

そして大きなカップにワカメのスープ。
牛のスープでしょうか、旨味のあるスープです。
これで650円はかなりお得ですよ。

スンドゥブチゲ定食。

鍋の中でチゲがグツグツと煮立っています。
「中に生卵が入っていますから、混ぜてお食べ下さい。」だって。

確かに生卵が入っています。

卵と混ぜてからいただきます。
スンドゥブ（純豆腐）は、くみ出し豆腐のことですけど、たぶん絹ごし豆腐じゃないかな。

肉や野菜のほかに、底の方にシジミが沈んでいます。
これはそれほど辛くありません。
辛さじゃなくって、旨味がある感じですね。

定食にはご飯がついていて、お替わり自由です。
これはウレシイですね。

キムチ２種とさらに韓国海苔もついています。
キムチと海苔でご飯が進んじゃいます。

どっちもなかなか美味しかったです。

他のメニューも少し紹介しましょう。

単品のビビンバやチゲなど。

プルコギやサムゲタンなど。

チチジミやトックポギ。

金曜日は生ビール半額だって！
中生が250円ですよ。これはいいねぇ。

隅っこにサムギョプサルセットがある。
いわゆる焼肉はないけど、これを夜にいただくのもいいかもね。

ごちそうさまでした。

食べログ：　檀君

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