喫茶店で空(くう)を想う エンプティ@滋賀県大津市 [ 近畿]
滋賀県大津市に行ったときのことです。
ランチタイムにはまだ少し早かったので、喫茶店に入ることにしました。
昔は、時間を潰すのにはよく喫茶店を使ったものです。
コーヒーをすすりながらタバコを吸ったり、マンガを読んだり、あるいは友人と語らったり。食事もよくしました。
青春の多くの時間を喫茶店で費やし、多くの人と時間をともにしたと思う。
しかし最近は、喫茶店ってめっきり少ないです。
運良く喫茶店をみつけました。
カフェ&レストランの「エンプティ」さん。
エンプティ(空っぽ)なんて、なんとも自虐的なネーミングです。
コーヒーは「小川珈琲」ですって。
京都市にあるコーヒーメーカーです。
ビルの1階に、パステル調の緑色のサッシという、意外にオシャレなお店です。
お店には客がいなくて、まさにエンプティです。
店内は明るくて、気軽なレストランという感じ。
カウンター内では、女性1人が働いています。
ランチメニューは各種770円。
ピラフ、カレー、冷やしうどんのセットメニューは720円。
「ごめんなさい、ランチじゃなくって、コーヒー下さい!」
コーヒーは、その都度落とすのではなく、まとめてポットに落としている。
でも、喫茶店らしく、普通に美味しいです。
とんちゃんは使いませんけど、ブラウンのコーヒーシュガーが置いてあります。
コーヒーをすすりながら、ノートPCで「とんちゃん日記」の記事を書きました。
静かな喫茶店でのこういう時間って、実に久しぶりな気がします。
喫茶店って、1人の時間を楽しむ場でもあるけど、友やお店の人との関わりを楽しむことも多い。
心安らぐ喫茶店は、そういう人との因や縁が交錯するところなのかもしれない。
してみると、エンプティとは、色即是空の「空」なのかもしれない、などと思ってみた。Form is Emptiness.
ごちそうさまでした。
エンプティを色即是空の「空」に導くなんて、
素敵な自論ですね、やっぱり喫茶店って非日常を体感できるから、
日ごろとは違った論理がうまれる場所なのかもしれません。
by 式守錦太夫 (2013-02-15 01:49)
> 式守錦太夫さん
「エンプティ」って、変な名前ですよね。
久々に喫茶店で静かな時間を過ごしたせいで、
かなり飛躍してしまったかもしれません。(笑)
by とんちゃん (2013-02-17 06:45)