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石油ランプが灯るホールで喫茶 北一ホール@小樽 [ 北海道]

札幌に帰省したときのことです。
小樽に泊まって、北一硝子で醤油差しをお買い物。
ついでに北一硝子のホールでお茶することにしました。

臨海線と堺町通りに挟まれたところに立つ北一硝子三号館。
石造りの倉庫を使った店舗です。

明治24年に建てられた倉庫で、当初は漁業用倉庫として、みがきニシンなど魚の加工品が収納されていましたが、1983年(昭和58年)に北一硝子三号館として改装オープンしました。

小樽運河周辺にはこうした石造倉庫が立ち並んでいますけど、それを再生させた最初の成功例で、その後、他の石造倉庫の転用を促進しました。
この倉庫は、【小樽市歴史的建造物第21号】に指定されています。

硝子が入った木戸をくぐって中に入ります。

通路にはトロッコのレールがある。
このレールは、かつて海までつながり、トロッコで倉庫内の荷物を運んでいたんですね。

【北一ホール】に入りましょう。

北一ホールは石造倉庫を使ったレストラン。
ここに家族で来るのは3回目。
1回目は夫婦だけで、2回目は子どももいっしょでした。

ここでは食事ができます。

今日はソフトドリンクにしましょう。

このホールの照明は、なんとランプだけ。
ランプがいっぱいあるけど、薄暗い。

天井からは、ランプのシャンデリアが下がっている。

この建物は【木骨石張】の倉庫です。
木骨は、エゾ松やトド松、床下の主要部分はヒノキが使われている。
そして外壁は小樽軟石が使われている。
【軟石】とは凝灰岩のことで、火山灰が固まった岩です。
柔らかく加工がしやすく、また微少な気泡があるため断熱性が高く、蓄熱性(保温性)も高い。
札幌でも軟石が産出され、札幌軟石と呼ばれています。

ドーナツ型のテーブルの真ん中に石油ストーブが置かれている。
そしてテーブルの周りには木製の椅子。
ストーブを囲んで座るから、温かいです。

2008年の暮れに来たときには、これは荷馬車の車輪に天板を置いたテーブル、そして椅子は、サッポロビールのビール樽でしたけど、替えたんですね。

テーブルの上もランプがあります。

テーブルの上に、【ピアノ演奏のご案内】とある。
ここでピアノの生演奏があるんです。
祝日を除く月・水・金の週3回、1日回の演奏があります。

ホールにあるピアノはスタインウェイです。
と言っても、とんちゃんにはその価値がぜーんぜんわかんないけどね。(笑)

お替わりビール割引、2杯目以降50円引きだって。
あぁ。。。ビール飲めたらいいなぁ・・・。
今日はダメです。

とんちゃんがいただいたのは、普通のコーヒーです。
泡が浮かんでいて、コーヒーメーカーで入れたものですしょうかね。
ちゃんと美味しいです。

子どもはクリームソーダです。
グリーンのソーダにアイスが立っています。

壁にはグラスが並んでいる。

いろんな形のグラスです。

壁にはツリー型のライト。

せっかくなんで記念写真です。(カシャ!)

臨海線側にはホールを案内する看板があります。

店内には167個の石油ランプがあります。
朝開店と同時にそのランプの点灯作業が行われるようです。
毎日8:45~9:20にお店に行くと、ランプの点灯作業を見ることができるそうです。
次回は、早起きしてモーニングコーヒーを飲みに来たいですね。

ごちそうさまでした。

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タグ:北海道
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コメント 2

hypo

とんちゃんさんがソフトドリンクだなんて…^^;
by hypo (2013-01-17 05:47) 

とんちゃん

> hypoさん
車の運転さえなければ・・・
お替わりビールが・・・orz.....
by とんちゃん (2013-01-18 06:32) 

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