ホテルニューオータニに食堂あり ミルクホール@紀尾井町 [ 愛しき食堂]
ある日のこと、ホテルでランチしました。
そんじょそこらのホテルじゃないですよ
かのホテルニューオータニでランチしたんです。
何かあったのかって?
いえ、何もありませんよ。
近くで用事があったんで、じゃぁ、ついでにニューオータニでランチするかな、ってところです。
ニューオータニでランチっていうと、いくらぐらいかかる?
まぁ、2千円くらいでしょうかね。
とんちゃんに、そんなお金があるのか、って?
おい、おい!バカにするなよ!
オレにだって、そんくらいの金は・・・・・・・ないです。(笑)
いや、ランチは700円までって決めてるからなのね。
お金がないから、じゃないのよ。(ウソだけど。)(・・;)ゞ
じゃぁ、どうしたんだって?
いや、それがね。
700円縛りでもランチできるところがあるってのを見つけたんです。
タリーズコーヒーでサンドイッチとか、そういうんじゃないですよ。
ちゃんとした、ニューオータニ直営レストランでご飯のランチです。
ウッソー!
正直そう思いました、わたしも。
でも、これはウソじゃない。
だからこれは確かめるしかない!
そう思って向かうことにしたんです。
そのレストランの名は「ミルクホール」。
神田にあるお店とは関係ないですよ、きっと。
今回はそのレストランを紹介します。
おまけで、最後にとっておき情報もお教えしますよ。
さて、そこを紹介したブログ、ヨッシーさんの「東京の遊び方」を発見。
ホテルニューオータニ で節約ランチ:
http://ameblo.jp/tanoresu/entry-10860906257.html
しかし「そう簡単にその場所にはたどりつけません。」って書いてある。
正面玄関を入って、アーケードへ進み、ガーデンタワーを抜けてガ-デンコートへ向う、そして・・?
ずっと奥の、どんどん奥の、そのまた奥にある、まさにディープポイントにあるお店らしいんです。
ニューオータニ・ビギナーのとんちゃんは、ホテルの中で迷子になりそう。
そのブログをプリントアウトして、地図がわりに抱えて、いざ出陣!(^o^)丿
そうそう、今日は巨漢のHさんもいっしょです。
赤坂見附駅の方向から首都高4号線越しに観るニューオータニ。
高層ビルが2つもあるんですね。
奥の方の最上部には「回る展望台レストラン」がある。
「人間の証明」の映画で重要な鍵になったヤツですね。
手前のビルに向かうと、そこは「ザ・ガーデン・コート」。
あれ?ちょっと待てよ?
ここ、レストランがあるビルじゃない?
そうかぁ、オレたち裏から来たんだぁ。
せっかく行き方をプリントアウトしたのに、意味なかったみたい。(〃´o`)=3
では、ザ・ガーデン・コートに入りましょう。
1階フロア。このビルのメインはオフィスみたいです。
インフォメーションにビルの案内。
一番左のビルが、ここです。
目指すところは「カフェテリア ミルクホール」・・・4階です。
エスカレーターに乗って4階へ。
4階フロアに、案内がありましたよ。
ミルクホールさん。
この奥なんですね。
13:30からの「野菜たっぷりタンメン」680円の宣伝がある。
奥に向かうと、錦絵風のフロアマップ。
目指す「ミルクホール」は一番奥です。
見えてきました。
「ミルクホール」さん。
カフェテリアって書いてあります。
外の黒板に料理の宣伝。
週替りランチは、「豚肉の香味だれ」。
あれ?値段が書いてない。
オーダーは券売機で食券を買うシステム。
週替りランチセットは680円です。
食券を買ってから店内へ入ります。
ランチ時というのにお客はほとんどいません。
ここはホテル直営のカフェテリアで、社員食堂みたいな位置づけなのかもしれません。
店に入ると、L字のカウンターがある。
カウンターには「あじよしラーメン」「ミラノ屋スパゲティ」「インド軒カレー」の看板が並んでいる。
L字を折れた先に「三ちゃん食堂 定食」の看板。
お店の看板が4つも並んでいて、フードコートみたい。
でもなんだか、変だよ。
看板は4つあるけど、厨房は1つなの。
4つのレストランがあるんじゃなくって、4枚看板の1つのレストランなんです。
厨房の中では、しっかりシェフ姿の方々が料理をしています。
ところでミラノにインドって、ベタな名前ですけど、「三ちゃん食堂」ってのはちょっと変わった店名。
この店名・・・どこかで聞いたような。
後で確認したら、新丸子に、吉田類さんや孤独のグルメの五郎さんが行った「三ちゃん食堂」があるんです。
さて、週替わりランチは、この三ちゃん食堂でいただきます。
カウンターには切り干し大根と、漬け物2種。
好きなだけ小皿にとっていいんです。
お味噌汁は・・・みそ汁サーバーから!
こういう機械があるんですね。
ワカメが入ったお椀を置いて。
ボタンを推すとみそ汁が自動で出てきます。
ちょっと切ない気もする。(_ _|||)
さて、メインの料理はテーブルでしばらく待ちます。
番号をよばれたら、カウンターへ行くって方式です。
ってことは、熱々の料理がいただけるってことですね!
同行のHさんの料理が先に出来上がってました。
ほぉ、カツカレーですか。
「券売機にカツカレーのボタンがあったんで、つい押しちゃったんス。」
いくらなの?650円。これまたお安いね。
「週替わりランチのかたー」
呼び出しがありました。
ジュー!
鉄板の上で熱々になってジュージューと湯気を出しているじゃないか! w(*゚o゚*)w
すばらしい演出です。
豚肉の香味だれランチ。
キャベツの漬け物と切り干し大根の煮物もいただきました。
そうそう、忘れていました。
ここにはお茶はありません。水だけです。
鉄板に載った豚肉の香味だれ焼き。
やや厚めの肩ロース肉を生姜焼きみたいな感じで炒めてある。
ご飯は適度な量です。
みそ汁サーバーから出てきたみそ汁。
ワカメとお麩が入っている。
レタスとキャベツのサラダもあります。
あっ!
ドレッシングをかけ忘れれていました。
カウンターにドレッシングが5種類並んでいます。
フレンチドレッシングをかけて一安心。
なお食後のコーヒーは100円でいただけますよ。
雰囲気も料理も、ホテルにいることを忘れさせてくれる食堂でした。(笑)
でもしっかりニューオータニの直営レストランで食事したんです!からね。
ごちそうさまでした。
この食堂の窓からは、小路を挟んでグランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンスホテル)がかつては見えたのでしょうけど、いまは取り壊されて再開発されています。なもんで、今は、あんまり美しい景色ではないです。
おしまいに、この食堂のとって置き情報を2つ。
この食堂には個室があります。
券売機の手前に個室があるんですよ。
中にはテーブルが2つほど入っていますから、ここに料理を持ち込んで食べてもいいんです。
ちなみに個室にはそれぞれ名前があって、水戸黄門とか局とか書いてあります。
どういう趣味なんでしょうね?(笑)
そして最後にビックリ情報。
ここ「ミルクホール」はランチのみ(11:30~16:00)の営業です。
ところが!
平日の金曜日夜(17:00~21:00)には
「カジュアル酒場 ミルクホール」になる。
しかも全品400円というお値段。
ホッピーもハイサワーもある!
http://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/milkhall/2011/casual/index.html
ニューオータニでモツ煮とホッピーなんていう、さらに信じられない飲みができますよ。
さらにニューオータニにいることを忘れさせてくれますよ。(笑)
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とてもニューオータニとは思えないですね。
神田のじゃありませんっていう注意書きで、笑ってしまいました。
従業員さんの福利厚生施設なのでしょうか?
金曜日はランチとディナーのハシゴですね!
by 式守錦太夫 (2013-05-29 20:56)
> 式守錦太夫さま
ここがニューオータニっていうのは、実は真っ赤なウソだったんです!
って言たら信じますよね。(笑)
このお店があるビルはオフィスビルだから、そこの方々も含めて社食風に使うのかな?とも思います。
実際にそんな感じの方もいましたから。
この日は、実は金曜日だったんで、ハシゴにしようかとも思ったんですけど、用事が早い時間に終わってしまったんで、行けませんでした。
神田のミルクホールさんには入ったことはないんですよ。
by とんちゃん (2013-05-31 04:46)