鉄路の音をかき消しながら今夜もホッピー 千成@有楽町 [ 東京飲みある記]
北海道からお客さんを囲んで飲み会をしました。
せっかくだから、北海道では味わえない、ディープな東京を味わえる店に行こう!
ってことで有楽町のガード下にあるお店に行きました。
札幌でさえもガード下の小さな居酒屋ってないですから。
有楽町駅から晴海通りを渡り、JRの高架の左側を進むと、すでにデュープな空間が広がる。
「金陵」さんの前を通って、その先・・・。
高架下に、とっても細い小路がある。
入って良いのかどうか躊躇してしまうような小路です。
そこを少し進むと、目的のお店「千成」さんがあります。
(写真は以前に撮ったものです。)
店内は、左奥の方にぐっと広くて新しいスペースがあります。
お通しはマカロニとオクラのサラダ。
単なるマヨネーズじゃなくって、ケチャップを加えたオーロラドレッシングで和えてある。
スナップえんどう。
春らしいおひたしですね。
「スナックえんどう」、なんて呼ばれることもあるけど、ポキンと折れるから「スナップ」なんですよ。それが本来の名前です。
シーザーサラダ600円。
やきとり5本セット。
いかだ、なんこつ、つくね、鶏もも、皮のセットです。
コンビーフポテトチーズ焼き。
ポテトのピザって感じですね。
豚肉スタミナ焼き。
名前に惹かれてオーだ。
焼いた豚肉、目玉焼き、ニラ・モヤシ炒めが鉄板に載っている。
半熟の目玉焼きを崩して食べて下さい、だって。
じゃぁ、っていうんで、目玉焼きとモヤシ炒めをグジュグジュと。
「肉もいっしょにだよ」という声に、それもそうだ、と全体を撹拌。
飯なしビビンバ状態です。(なんのこっちゃ)
丸い形の「なつかしのハムカツ」。
「なつかしの」までついてメニュー名です。
確かに懐かしい。
これは、ソースをかけていただきます。
やや厚切りのハムが中に入っています。
ハムカツに使うハムは「プレスハム」ですよ。
ハムは豚肉の固まり(本来はもも肉)を使うのですが、プレスハムはくず肉を固めたもの。
ハムというよりソーセージに近いもの。豚以外の肉も入っていたなぁ。
でもかつては、ハムといったらこのプレスハムのことを指していたんです。
その時代にハムカツが誕生した。
確か小学校の給食にも出てきた、お馴染みの惣菜でした。
牛肉のカルパッチョ、かな。
粉チーズにマヨネーズがかかって、ちょっとヘビーな感じです。
お酒の話題が出てきませんでしたね。
最初の乾杯のあとは、ホッピーです。
北海道にはホッピーがないんです。
いや、今はあるかもしれないけど、東京みたいにポピュラーじゃないです。
東京でもポピュラーじゃない?
あっ、それは、行く店のジャンルがとんちゃんと違ってるんですね、きっと。
ともあれ、列車の音がするガード下の居酒屋で、ホッピー片手にワイワイやって、東京の庶民的雰囲気を味わっていただきました。
今夜もごちそうさまでした。
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