めしばな刑事タチバナ:第2話おまけ 韓国麺 [ めしばな刑事タチバナ]
「めしばな刑事タチバナ」第2話は「袋入りラーメン大捜査線」でした。
原作では、第4~5ばな「袋入りラーメン その1~2」です。
ところが原作にはドラマで使われなかった、第6ばな「袋入りラーメン その3」があるんです。
実はそこで、タチバナが一番食いたい袋入りラーメンを語っているんです。
なのになぜ、そこがドラマではカットされたのか?
タチバナのオシ麺は何だったのか?
今回はその話題です。
実はタチバナが食べたいと云ったのが「カムジャ麺」という韓国の即席麺だったからです。
ドラマでは日本製しか取り上げず、外国製は一切取り上げなかったんです。
ちょっと残念です。
なぜ韓国麺は取り上げなかったのか?
いや、きっと後の回で外国麺を取り上げるんじゃないかって期待しています。
外国のカップ焼きそばもいっしょにね。
ともあれ、今回は、ドラマで取り上げなかった韓国麺について、原作から簡単に紹介しておきます。
◆タチバナの熱い語り
◇タチバナ「辛ラーメン」を語る
まずは「辛ラーメン」の語り
辛ラーメンは韓国でシェアのトップを10数年守り続けている国民的なラーメンです。
そもそもかの国は生めんよりもインスタントが主流でして、存在感の大きさは我が国の「サッポロ一番」3種類を束ねたようなものでしょう。
と辛ラーメンを説明した上で、その旨さを可決に語る。
最初の一口で辛さが頭に突き抜けていくあの快感・・・・
◇タチバナ「韓メン」を語る
さらに韓国のインスタント麺について語ります。
韓国食材屋で辛ラーメンの背後にそびえる巨大山脈の話しですよ。
あるとき僕はこう思ったんです。
この韓メンたちを全部食べずに袋めんは語れないだろうと。
なにしろその背後にあるのは、我が国以上のインスタント麺大国です。
(中略)
それからしばらく韓メン軍団を食べ続けてみて気がついたのは、そもそもの”文法”の違いです。
まず韓国の袋めんは、味の作り込みが日本とは基本的に違う。
日本の袋めんは、麺を茹で終わってから調味料を入れますが、韓国の汁型ラーメンは、調味料と麺を一緒に入れて”煮込む”んです。
味の構造も違う。
うま味系ベースの日本式と違って、韓国のメインはコチジャン系のチゲ鍋風味・・
非常におおざっぱにいってしまえば、基本的にスープの色は赤!
◇タチバナ「カムジャ麺」を語る
こうしてさんざん韓国インスタント麺を食べたタチバナが行き着いたものが・・。
韓メン山脈の頂きに近づきつつあった俺に新たな衝撃が走ったんです。
それが農心(ノンシム)の「カムジャ麺」なる商品。
パッケージにはジャガイモ・・・。
でもカムジャタン(じゃがいも鍋)みたいに汁は赤くない。
それを実食してみると・・
・・・ん?
・・・おや?
シコシコ・・・かつ・・・トロトロ。
なんだこの麺の食感。
スープは・・・ビシッとしてるのに・・・マイルド!
おまえさん、むちゃうまいじゃないの!
パッケージにあるとおり、麺にジャガイモが練り込んであるんです。
普通は小麦粉がメインですが、この麺は成分の7割がジャガイモ由来なんです。
そのジャガイモのでんぷん成分が温まった麺の表面にジワっとしみ出してきて、スープに細かく絡み合うと、シコシコかつトロトロという、ありえない食感にたどり着きます。
たまねぎとビーフエキスと唐辛子が効いたスープも絶品です。
一度も食べたことのなかった新たな袋入りラーメン。
完全なる”未知との遭遇”でしたね。
欺されたと思っていっちゃってみてください。
タチバナの・・・イチオシです。
と、ここまで推す「カムジャ麺」。
そんなに旨いんかい?
そう思って、我が社の美人の李さんに聞いたら「それ、美味しいですよ!」と絶賛なのだ。
うーむ、これはどこかで仕入れなければ。。。
辛ラーメンも食べたいなぁ・・。
原作を読んだ後日、運良く、辛ラーメンとカムジャ麺をゲットしました。
それはまた明日・・・。
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