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めしばな刑事タチバナ:第10話 東京みやげ一斉調査 [ めしばな刑事タチバナ]

テレビ東京の深夜のB級グルメ番組「めしばな刑事タチバナ」。
その第10回は「東京みやげ一斉調査」でした。
脚本:小峯裕之、監督:宝来忠昭です。

今回は以下の5点にまとめて紹介してみます。

◆ドラマの構成
◆「めしばな」のネタ
◆タチバナの熱い語り
◆立花流レシピ
◆タチバナの主張

と書いてますけど、最後の項目は欠落なんですが・・・。

◆ドラマの構成

ドラマでは毎回、本編に加えてオネエの竹原とタチバナとの「めしばな」のコーナー、そして城西署婦警さんたちの「甘味部」のコーナーがあります。

しかし今回はそのどちらもない。

甘味部のコーナーがないのは、本編に甘味部の3人が出てくるからでしょうし、本編のテーマがスイーツだからでしょう。

竹原とのコーナーは替わりがあります。

強烈は「韮沢スペシャル 課長のアフター5」です。
これは、原作の第75ばな「韮沢スペシャル」のテレビ版です。
この原作、すごくいいんです。
だからこれをドラマでやってくれて嬉しい。
この「韮沢スペシャル」は、明日の記事で取り上げましょう。

 

◆「めしばな」のネタ

さて、紹介されたネタと原作とを比べましょう。

メーカー

商品原作
東京ばな奈ワールド東京ばな奈「見ぃつけたっ」
東京ばな奈ツリー チョコバナナ味「見ぃつけたっ」
第100ばな
東京ばな奈がぉー キャラメル味「見ぃつけたっ」
東京ばな奈 バナナプリン味「見ぃつけたっ」
銀座たまや東京たまご ごまたまご
東京たまご すいーとぽてとたまご
ごまたまご プリン
東京ひよ子名菓ひよ子第100ばな
東京塩ひよ子
シュガーバターの木シュガーバターの木
シュガーバターサンドの木
洋菓子舗ウエストリーフパイ
東京カンパネラ東京カンパネラ ショコラ
東京カンパネラ 生ショコラ
ちいさなバームツリー
~ねんりん家より~
ちいさなバームツリー
空いろつき(つぶし)、つき まっちゃ(つぶし白)
六花亭マルセイバターサンド
春華堂夜のお菓子 うなぎパイ
昼のお菓子 しらすパイ
バトンドールミルク、シュガーバター、シナモンシュガー
メープルシュガー、ストロベリーシュガー
抹茶シュガー
麻布かりんとやわらかかりんと メープル
日本橋錦豊琳きんぴらごぼう
モロゾフ東京スカイツリー クリスピーショコラ
文明堂東京まるてぃーら
東京新宿花園万頭東京あんプリン
舟和本店すぐれもん

 

ドラマでは、タチバナの新人時代の教育係だった武井の土産を選ぶ、という設定になっています。
そこでたくさんの土産が登場します。
これらは、東京駅で買えるお菓子に限定しているようです。

これらのうち原作に出てくるのはわずかに3つだけ
その他の多数は、ドラマのオリジナルのネタです。

原作の第100ばなは、100回記念なもんで「アニバーサリー」というお題で、副署長があいさつまわりに持参する土産物がテーマになっている。
そこで、「東京ばな奈」と「東京ばな奈ツリー チョコバナナ味」、そして「名菓ひよ子」の3つが登場します。

 

◆タチバナの熱い語り

ネタはドラマオリジナルが多いので、タチバナの語りもほとんどがドラマオリジナルです。

◇激突・定番みやげ3強

「東京土産の3強」が登場します。
・タチバナが「東京ばな奈「見ぃつけたっ」」
・韮沢課長が「東京たまご ごまたまご」
・副署長が「名菓ひよ子」
をそれぞれ推して、激突します。

ネットでもこの3つを3強とか「ベタ」としているのがありますけど、これらが3強なのかどうか、よくわかんないなぁ。
後で出てくる「定番ちょいズラシ」に持ち込むことも考えて、この3つにしたかな?って思います。

さて、原作ではこんな感じで語られます。

”東京みやげ”というジャンルも深くてですね、
たとえば”東京銘菓”としてトップクラスの知名度を誇る「銘菓 ひよ子」は、実は、福岡みやげの定番が60年代に東京進出したものですから、九州方面にみやげとして持って行くとややこしいことになります。

と、ドラマで登場する語りの後で

年配向けのそこそこフォーマルなら俺は、「亀十」のどらやきか、「豆源」の豆菓子あたりに落ち着くことが多いですね。

とはいえ、1991年に登場した大ヒット商品”東京ばな奈「見ぃつけたっ」”については、「江戸みやげ」の歴史からそのユニークな立ち位置をじっくり検証する必要がある気が・・・。

と、ここで副署長が「お前のウンチクは必要ない」とタチバナの語りを遮る。
原作では「名菓ひよ子」と「東京ばな奈「見ぃつけたっ」」は出てきます。
しかし「亀十」のどらやきと「豆源」の豆菓子はドラマではパスされてます。

ドラマでは、昔からの東京土産は全てパスしているようです。
老舗のお菓子で取り上げるのは、後に登場する「定番ちょいズラシ」や「老舗系リニューアル」に出てくる、新しい土産の場合です。
新しさを狙ったんでしょう。

 

◇期待の新興勢力

「3強に迫る勢いの定番」として、出てくるお菓子たち。
シュガーバターの木、リーフパイ、東京カンパネラ、ちいさなバームツリー、つき。

これらが「定番」なんですかぁ・・・お菓子のことはよくわかんないです。(〃´o`)=3

 

◇「定番ちょいズラシ」

タチバナが語ります。

何度食べても飽きないからこその定番ですが、俗に云う「土産かぶり」を気にしているんですよね。
それも話しのネタとしては美味しいですが、もし心配なら取って置きの土産選びの技を伝授しましょう。

名付けて「定番ちょいズラシ」
定番商品の変化球を選ぶのが通称「定番ちょいズラシ」です。

さっきの3強の「ちょいズラシ」を推します。
・タチバナが、東京ばな奈がぉー キャラメル味「見ぃつけたっ」
・韮沢課長が、東京たまご すいーとぽてとたまご
・副署長が、東京塩ひよ子

ドラマのネタとしては、これが欲しかったんだろうな。

原作では「定番ちょいズラシ」という括りは登場しません。
しかし、同じ意味で「東京ばな奈ツリー チョコバナナ味「見ぃつけたっ」」が登場しています。

ちなみに、ドラマの「定番ちょいズラシ」には、原作で登場するこの「チョコバナナ味」は採用されずに、「がぉー キャラメル味」が登場します。
その理由は・・・東京駅で買える土産という基準からでしょうね。

 

◇「老舗系リニューアル」

そして最後はここに至ります。

いま、甘味部の娘たちの話しを聞いていて、とっておきのファミリー向け土産があるのを思いだしてしまいました。
名付けて「老舗系リニューアル」

年配女性が喜ぶ老舗菓子店の若者をも視野に入れた商品、それが「老舗系リニューアル」です。
昔からの老舗が時代の空気と合わさるとなかなか魅力的でしょう。
いわばベテランの貫禄と流行との合体

東京まるてぃーら、東京あんプリン、すぐれもんが登場します。
「ベテランの貫禄と流行との合体」、これが今回のオチなんです。

 

◆立花流レシピ

今回のドラマでは、「立花流レシピ」として紹介されるものはありません。
しかし、次のものが出てきます。

 

◇「リーフパイ」温め

「3強に迫る勢いの定番」として登場する「リーフパイ」を温めて食べる、とタチバナが語ります。

俺はこの「リーフパイ」、温めて食べることをお勧めします
オーブントースターで1分弱温める。

すると、バターの香りが引き立ち、焼きたて作りたてといった風味が楽しめるんです。

うーん、これは旨そう!
焼き菓子系はこの手が使えそうです。

ただしこれは「立花流レシピ」とはなっていない。
まぁ、確かに温めているだけで、調理してないもんね。

 

◆タチバナの主張

今回は全くありません。(〃´o`)=3

さて、明日は「韮沢スペシャル」を取り上げます。


 
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