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まんぼう亭と大船渡プラザホテルの周囲@岩手県大船渡市 [3.11以後]

岩手県大船渡市。

岩手県三陸の南部、陸前高田市と釜石市の間にある地方都市です。

三陸地方は山が海に迫っている地形のため、海岸近くの狭い平地に街がつくられてきました。
そこに東日本大震災の大津波が押し寄せてきたため、三陸の街はどこも甚大は災害を被りました。

大船渡市でランチをいただいた「まんぼう亭」さん。
そのオーナーは大船渡プラザホテルです。
 大船渡プラザホテル:http://www.ofunatoplaza.com/
大船渡プラザホテルは大船渡駅のすぐ近くにあります。

大船渡駅周囲の被災前の様子です。
地図の赤いところが浸水域、青いところが家屋の多くが流されたところです。

赤い「」が大船渡駅。
その東側に大船渡プラザホテルがあります。

これが駅周辺の被災後の様子。
市街が壊滅してしまいました。

「A」が大船渡プラザホテル
その左側に駅の跡があります。もう全然残っていない。

ガレキが撤去され、今あるのは写真のような更地です。
以前はそこに何があったのか・・・実はほとんど想像の域を超えています。
記憶の中だけにしかない街になっています。それを風化させない、忘れないようにしてほしい。
そしてできるだけ早い復興を願いたいです。

被災直後の写真が大船渡市のHPにあります。
http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1304498614938/#大船渡地区
ホテルの周囲の写真http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1304498614938/html/common/other/4dc23a43032.JPG

多くのブログでも紹介されています。
被災直後 今野誠一ブログhttp://manglobe.com/imano_blog/201212090932_4097.html
       ご本人の弟さんが大船渡プラザホテルに勤務しているそうです。
2012年5月 被災地復興の様子@三陸町:http://sanrikuhisai.jugem.jp/?eid=391
  現在もほとんど同じ状況です。

5階建ての大船渡プラザホテルは3階まで津波が襲ったそうです。
宿泊客は最上階に避難して難を逃れたそうです。
建物は躯体を修復すれば使用できるレベルですが、営業不可能になりました。
ホテルは、役員と雇用保険の受給資格の無い新入社員4人以外の従業員47人を「必ず再雇用する」と約束して一時解雇した。その後、元従業員がボランティアとして集まって社長とともにホテルの後片付けをした。
それが毎日新聞の記事になりました。
そして、2011年12月5日にホテルはついに営業を再開されました。
従業員を呼び戻し、震災前と同等の雇用を実現しているそうです。

ランチをいただいた「まんぼう亭」の方ですが。

「まんぼう亭」がある「おさかなセンター」は、さっきの写真よりずっと南。
この写真の中央の【】です。
高台にあるため、幸いにも津波の被災を免れました。


 
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