生ホッピーで焼きとんを まるかや@北千住 [ 東京飲みある記]
巨漢のKさんと北千住で焼きトンを食べよう、という約束を実行しました。
北千住は焼きトンだけじゃないよ、という声が聞こえてきそうですけど、それはそれ。
焼きトンいうと北千住には、かの「加賀屋」さんがあるのですが、そこは行ったことがあるので、別のお店に行きましょう。
〇の中に「か」と書かれた赤提灯が灯るお店。
「まるかや」さんです。
ここは加賀屋流のお店だ、というネット情報をゲットしています。
ドリンクは、レモンハイボール290円。安い!
そして「生ホッピー」390円。
そうなんです、ここには生ホッピーがあるんです。
「生ホッピーってなんですか?」とKさん。
生ホッピーとは・・・よくわかない。f(*・・*)
でも生ビールみたいにサーバーで入れるホッピーなんだよ。
ということで、ウンチクなしで生ホッピーをオーダーしました。
◆生ホッピー
ホッピーのロゴが描かれたジョッキに入った生ホッピー。
普通のホッピーは350円で、ナカ(お替わり焼酎)が250円だから、2杯飲むと(350+250)/2=300円・。
生ホッピーは390円だから、お高い。
でも店内では生ホッピーを飲んでいる人が多いようです。
そして【もつやき】です。
ほとんどは2本で260円(1本130円)という値段です。
野菜はオニオンスライスをもらいましょうか。
そうそう加賀屋じゃ、大豆もやしを忘れちゃいけないね。
◆オニオンスライス
カツ節と刻み海苔がかかっれいます。
玉ねぎをいただいて、血液サラサラになりましょう。
◆大豆もやし
大豆もやしにキムチのタレを和えてある。
シャキシャキしていて旨いから、好きなんです。
加賀屋系ではお勧めのつまみです。
◆カシラといかのくちばし
「いかのくちばし」ってわかる?
Kさんは知りません。
知らない!・・・ウンチク好きのとんちゃんが喜びます。
◆ナンコツ
豚の気管です。まさにコリコリしていて、歯ごたえがいい。
◆タンとボンジリ
Kさんはボンジリが好きだっていうんでオーダー。とんちゃんも好きですけどね。
◆【特製】もつ煮込み
シロがトロトロになっているけど、味噌味のスープはアッサリしている。
生ホッピーをお替わりして、もう1杯・・・。
とんちゃんは、ちょっと変わったものをオーダーしようかな。
◆バイスサワー350円
(株)コダマ飲料が製造する「コダマサワー」の「バイス」で焼酎を割ります。
コダマサワーにはいろんな種類があるんですけど、有名なのがこの「バイス」。
コダマ飲料:www.kodamainryo.jp/
バイスとは「梅酢」のことですけど、梅酢は入っていなくて、赤紫蘇のエキスが入っていて、綺麗な赤紫色です。
紫蘇の香りもよくて、甘酸っぱい。
酸っぱいのはいいけど、甘いのはとんちゃんには合わない。
◆ガラナサワー350円
茶色い瓶に入った液体は「コアップ・ガラナ」。
これ、知ってますか?
瓶の裏にこんな説明書きが書いてあります。
「本品は全国清涼飲料協同組合連合会が開発したものです。
昭和30年代に京都の舞妓の立ち姿からデザインされたびんの復刻版です。
ガラナエキスのピリッとした刺激が心地よい大人の炭酸飲料です。
日本コアップ株式会社が認定した製品です」
実はコカコーラに対抗するために、日本の清涼飲料メーカーが協力して製造した炭酸飲料なんです。
そして北海道人のとんちゃんには、とっても懐かしい飲み物なんです。
詳しいことは最後に書きます。
◆チキンボール
「つくね」です。
生ホッピーを1杯、バイスサワーで2杯、そして口直しにホッピーをもう1杯いただいて、いい気持ちで家路につきました。
ごちそうさまでした。
◆コアップ・ガラナについて
進駐軍向けに製造していたコカコーラが、1956年に日本向けのボトラーが設立、1957年からは日本向け製造が開始された。
それに対抗するために全国清涼飲料工業会は、新たな清涼飲料を作り出し、1960年から販売を開始しました。
それがブラジルで飲用されている「ガラナ」で、ブラジル大使館の協力を得て製造されたそうです。
その全国展開の統一ブランドが「コアップ(Co-Up)」。
協力(Corporation)して向上(Up)するという意味の造語です。
コカ・コーラのボトルがホブルスカートのイメージなのに対して、コアップ・ガラナのボトルは「京都の舞妓の立ち姿」からデザインされたそうです。
そのコアップ・ガラナは、地方の零細飲料メーカーが販売したのですが、コカ・コーラには対抗できず、ほとんどの地域で撤退してしまった。
しかし北海道にコカ・コーラの進出したのは1963年。
この遅れのおかげで、1960年から販売されたガラナがコーラに先立って北海道に広まったのです。
おかげで、幼少のとんちゃんはコカ・コーラではなく、ガラナを飲んでいました。
そして今も北海道ではガラナが販売されています。
北海道でコアップ・ガラナを製造しているのは函館の近くにある七飯町の(株)小原。
関東ではホッピービバレッジが舞子ボトルのコアップ・ガラナを製造しています。
追記
「ガラナ・ジャパン」というサイトをご紹介します。http://guarana.gr.jp/
全国清涼飲料工業会のHPにある「地サイダー&地ドリンク」ってのも面白い。
地酒だけでなくソフトドリンクでもローカル飲料を盛り上げたい!
「地サイダー&地ドリンク」http://www.j-sda.or.jp/for-consumers/local-products.php
お写真を拝見するに、たれでなく「塩」というのに、ヨダレでそうです。行ってみたいなあ・・。梅干し100円はチトお高い気がしますけど、他の飲み物を見たら仕方ないですよネ。
by ぐちぐち (2014-02-18 07:23)
>コアップ・ガラナ
下町に大昔あったと記憶します。ガラナという呼び名が印象に残っていて、味は何と表現していいのか、コーラとは完全に一線を画してましたね。
by ちょんまげ侍金四郎 (2014-02-18 09:03)
> ぐちぐちさん
塩派ですか?わたしもほとんど塩です。
甘いのがどうもいかんのです。
でも辛口のタレの場合には、タレで行きます。
梅干し100円は何個なんだろう?
レモンハーフで50円だからなぁ・・・。
by とんちゃん (2014-02-18 15:21)
> ちょんまげ侍金四郎さん
ガラナはコーラとはまた違った味ですね。
コアップ・ガラナは、東京では、あの「ホッピービバレッジ」が製造しているんですよ。
by とんちゃん (2014-02-18 15:23)
おお、日曜にやっている貴重なお店ですね。
まるかやさん、今度行ってきますよ。
バイスは最近飲んでいないなあ、焼酎がしっかり入っていて嬉しいですよね!
by 式守錦太夫 (2014-02-18 17:00)
> 式守錦太夫さん
確かに日曜にもやっていますね。
近所にあったら通いたいお店です。
焼酎に偏ったアルコール編成ですけど、加賀屋流でいいお店でした。
by とんちゃん (2014-02-19 06:04)