風光明媚だった松川浦、熱燗片手の夕食はリーズナブル 亀屋旅館@福島県相馬市 [温泉・旅館・民宿]
福島県相馬市の松川浦に泊まりました。
相馬市の松川浦は、河口部の入り江が砂州(さす)でせきとめられてできた潟湖(せきこ)で、海水と真水が混合した汽水湖(きすいこ)。
大小の島々が点在する風光明媚な観光地です。
松川浦には原釜、磯部、松川浦の3つの漁港があって、旅館では新鮮な魚がいただける。
・・・だったのですが、しかし。
東日本大震災の津波で漁港が破壊され、それだけならまだしも、原発事故のせいで福島県の漁協では操業を自粛しています。
安全性が確認された一部の魚種についてのみ試験操業が行われているのが現状。
今回泊まったところは、松川浦にある亀屋旅館さん。
ここは海に面したところに建っているのですが、津波の方向が逸れたため幸いなことに床下浸水程度の津波被害で済んだようで、2011年4月から営業再開されました。
1泊2食6,500円のビジネス料金で泊まりました。
別室には宴会の団体さんもいてカラオケで歌いながら楽しく騒いでいらっしゃいました。o(^▽^)o
さて、食事は1階の食堂でいただきます。(写真は朝食時撮影)
大きなテーブルを囲んで相席で、各自セルフでいただきます。
とんちゃん以外のお客さんたちは、それぞれ復興作業で長期に泊まっている方のようです。
4人のオジサンたちは、ここで知り合ったようで、焼酎を飲んだりしながら歓談している、という感じです。
わたしの向かいで食べていたおにいさんは、丼にご飯をガツンと大盛りにして、ワシワシと食べています。
丼飯をもりもりと食べる姿は実に健康的で頼もしい。
テーブルに並べられていた夕食。
サラダ。
レタスの下にはロースハムが入っていました。
冷蔵庫の中にドレッシングが置いてあって、セルフで出して使います。
サラダには軽い味がついていたので、ドレッシングなしでも充分にいただけます。
飲み物メニュー。
生ビール500円、日本酒1合420円など。
日本酒を熱燗でいただきました。
銘柄はわかりませんが、飲み口のいいお酒です。
鍋の火もセルフでつけます。
アサリの鍋。
アサリも旨いけど、汁が旨いですね。
菜花も入っています。
カレイの塩焼き。
カレイって白身が柔らかくてすきなんです。
ニクモチガレイかな?
きれいサッパリいただきました。
ほっぺたの身も旨いですよ。
鶏胸肉の蒸し鶏。
薄味がついていて、肉が軟らかくて、旨い。
ご飯はセルフでいただきます。
茶わんと丼があって、好みの方にごはんをよそいます。
向かいに座っていたおにいさんは、丼にてんこ盛りのご飯をお替わりして食べていました。あっぱれ!
とんちゃんは、お茶漬けで少しだけいただきました。
自家製の漬け物がいいですね。
最後は【食器返却口】へ食器をセルフで下げます。
ごちそうさまでした。
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