食堂おかだ@滋賀県守山市 [ 愛しき食堂]
滋賀県守山町でのランチ。この日も食堂めぐりです。d(*^v^*)b
琵琶湖大橋につながるレインボー道路から守山市役所や守山市民病院方面に向かった途中にあります。
「食事処おかだ」さん。
茶色いテントの庇と看板が目印です。
守山駅近くに「岡田屋」さんがあるけど、関係ないよね。
http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2013-10-25-2
店内はカウンター席と2人掛けと4人掛けのテーブルが2つずつ。座敷に4人用の卓が2つあります。
店内にはおばさんが1人。きっとご主人は厨房にいらっしゃるんでしょう。
お店に入ると正面にあるのが、おかずが並べられたショーケース。
こうやって総菜が並んでいるところは、本格的な食堂です。
【お献立】は木札に書かれた品書きが並んでいて、とっても老舗風。
「うどん」がいっぱいで、「そば」は「山菜そば」だけ。さすが近畿。
おっと、端っこに「にしんそば」があった。さすが近畿!
「中華そば」ってのが、いかにも食堂流。「やきめし」もしっかりあります。
かけうどん350円って値段がいいですね。 親子丼もカツ丼も500円だ。
「めし」が200円で、「みそ汁」が100円。飯と味噌汁は別料金で、セットで300円です。
しかしオムライスはないなぁ。ちなみに岡田屋さんには、オムライスがありました。
ほぉ、カレーライスもない。ここは純和風の食堂ですね。
いや、でもね、ショーケースにはオムレツがあるんですよ。
一品料理もいろいろある。
夜はこの料理でお酒をいただく、っていうのもありですね。
メニューだけでしっかり楽しめる・・・のは、わたしだけかな?
さて今日は、せっかくショーケースがあるんだから、そこからおかずを取っていただきましょう。
こうやって並んだ惣菜からチョイスするのって、カフェテリア方式ですね。
そうか、食堂はカフェテリアなのか!と妙に納得です。
えーと、いろいろあって迷います。
アジの煮付けと野菜の煮物をいただいてテーブルに並べました。
「これと、ご飯と味噌汁をお願いします!」
「かす汁が美味しいんだけど、昨日のが全部出ちゃって、まだ出来てないんです。」とおばさん。
えっ?かす汁?
確かに壁に「かす汁」という紙が張ってあります。
ははぁ、なるほど、このかす汁がお薦めなんですね。でも品切れですって。残念。
やって来たおばさんが、温かいほうじ茶を入れてくれました。おかわりはセルフです。
どうですこの年期の入ったヤカン。なんだかほのぼのしてきます。
「これ温めましょうね。」とおばさん。
あっ、ウレシイです。「おねがいします!」
おばさんが、両方を持って奧へ持っていきました。きっとレンジでチンしてくれるんでしょう。
◆本日の食堂昼食
あとで分かったんですけど、おかずが2品で400円、ごはん・味噌汁300円で、計700円です。
アジの煮付けと野菜の煮物。
乱切りした大根と人参、それにさつま揚げを加えた煮物。
まさにおふくろの味、って感じの料理です。チンしてくれたんで、温かくて旨いです。
アジの煮付け。魚の煮付けなんて久しぶりだな。
これもおふくろの味、って感じ。もちろん温めてくれました。
身を分けたら、中に大きな卵が入っていました。
アジの卵って、ちょっと珍しいなぁ。なんだか得した感じです。
丼入りのご飯。
たくわんがついています。
味噌汁の具は、大根、人参、コンニャク、揚げなどの具だくさん。それに青ねぎが散らされている。
かす汁じゃなくても十分な味噌汁です。
◆カツ丼
同行者のオーダー。これで500円なの?
すっごくコスパの高いカツ丼です。ちなみに味噌汁は別売です。
食事中に小さな子どもを連れた若いお母さんが入って来ました。
「おばぁちゃん!」
お孫さんですね。お昼を食べに来たんでしょうか?
家族経営ならではの頬笑ましい光景です。
窓ガラスに、蓋付きのお椀の形に切り抜いた紙に、しるこ、ぜんざい、亀山って書いてあります。
「しるこ」に「ぜんざい」、それに「亀山」って何なんでしょう?
亀山ってなんですか?ってお店のおばさんに聞いてみました。
「ぜんざいみたいなものです。」って回答。うーむ、さっぱりわからない。
ならばどんなものなのか食べてみる。
・・・というのが最も正攻法なんですけど、いかんせん、とんちゃんは甘い物が苦手。
確認を怠りました。
後で調べてみたら、関東と関西では、そもそも「しるこ」と「ぜんざい」の区別が違っているそうです。
「ぜんざい」と「亀山」の違いと、その名の由来は・・・
この話題は少し長くなるので明日にしましょう。
ごちそうさまでした。
食べログ: おかだ食堂
「メニューだけでしっかり楽しめるのは私だけかな」
――いえいえ、私も同じですよ。
お品書きでお酒が飲めますもの(笑)
ショーケースは罪作りですよね。
だって、きっと一品余計に取ってしまいます。
by 式守錦太夫 (2014-05-10 22:59)
> 式守錦太夫さん
メニューを見ているだけで楽しくなります。
近所に住んでいたら、きっと通うと思います、昼も夜も。(笑)
こういうお店は末永くやってほしいです。
by とんちゃん (2014-05-11 10:32)