活気のある店でババアを食らう 三ノ宮高架下市場＠神戸市三宮 [ 近畿]
神戸市に行ったときのこと。
三宮駅高架下の「皆様食堂」さんへ再訪し、センターブラザ西館の地階の「丸吉」に寄って、ふたたび高架下をウロウロしました。
２階に上がる階段を発見。
【さんらく】って？「三宮阪急楽天地」の略ですかぁ。
阪急の高架下の２階は「三宮阪急楽天地」略して「さんらく」と自称する場所になっているのね。
飲食店もあるじゃないのよ！そんじゃ、行ってみましょう！
事務所とか囲碁クラブとかもあるようです。
えっ！（￣□￣；）！！
シャッターが閉まった通路じゃないか！
・・・・かなり不安になりながら進みます。
おや？向こうに女性が・・・。
おぉ！あったじゃないのよ！
「三ノ宮 高架下市場 はなれ」。
「はなれ」ってことは「母屋」があるの？
斜め向かいにありました。
店名は「三ノ宮 高架下市場」というように、「三ノ宮」と「高架下市場」を離している。
「三ノ宮」にある「高架下市場」ってことなのね。
阪急駅や地名の「三宮」じゃなくって、JR駅名の「三ノ宮」を使っているのは、なぜなんだろう？
それはいいとして、中に入りましょう。
お店の中は意外に広いんだけど、お客がいっぱい。
元気なおにいさんやおねえさんが働いていて、活気があるお店です。
【産地とお客様をつなぐ】「海鮮居酒屋 産直市場」のメニュー。
産直市場グループですって。
後で調べたら、Kaya Group（http://kayagroup.jp/）が運営する居酒屋です。
三宮駅北側に「海鮮居酒屋 三ノ宮産直市場」さんがあって、そっちは直営店、ここはFC店だそうです。
淡路の漁師さんや農家さんから直接に食材を仕入れているそうです。
さてドリンク。【飲みもん】って書いてあるよ。さすが神戸！(^_^)
あら、ホッピーがある。でも関西に着てまでホッピーでなくてもいいよな。
今夜は焼酎で行きましょう。
◆黒霧島
目新しくないけど・・・お湯割でいただきました。
お通しはヒジキ。
料理は何にしようか・・・
【絶品な一品】は、たこさん赤ウインナーとかとんぺい焼きとか。
【昭和の逸品】なんてのもある。
メニューを一通り見てみました。（その写真は後に回します。）何にしようか悩んでいると、店長さんらしき人が着たので聞いてみた。
「おすすめは何ですか？」
「いろいろありますけど、お造り。」
「いや、刺身はいいや。」
「じゃぁ、ばばぁの唐揚はどうですか。ここのオリジナル料理なんですけど。」
「ばばぁ？」
「ばばぁ！って大きな声でいうと、怒ってしまうお客さんがいると困るんですけど。そのばばぁ、じゃなくって、魚のばばぁなんです。」
うむ、確かに「ばばぁ！」って叫ぶと振り向きそうな客がいる・・・。
「深海魚で、見た目が悪くて、内臓が臭くて料理人が嫌がるんですけど、身は淡白で美味しいんですよ。」
「見た目が悪い。そういう魚は旨いんだよ。じゃぁ、それください。」
◆ばばあ唐揚
白身の魚を揚げてある。
食べてみると、脂がのった白身の魚で、脂がのったタラみたい。
これはなかなか旨いですよ。
「ばばあ」は鳥取県や島根県で獲れる深海魚で、「ばばあ」とか「ばば」と呼んでいるそうです。
見た目が老女に似ているのでそう呼ばれるようになったとか。
こんな姿です：http://www.tottori-guide.jp/sp/1106/1107/1109/1124/14686.html
2014年3月6日のＮＴＶ「秘密のケンミンSHOW」に登場したんですって。
和名は「タナカゲンゲ」で、深海魚のゲンゲの仲間。
ゲンゲは捨てられていた魚だから「下魚（ゲギョ）」で、それがなまって「ゲンゲ」になったと言われている。
ゲンゲは富山でいただきました。http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2011-03-02-2
ほんのこれだけで切り上げましたけど、なかなかいいお店ですね。
お店に来るときには通路をずいぶんと歩きましたけど、お店のすぐ脇に階段がありました。
階段を下りるとこんな看板がありました。
【産地とお客をつなぐ】はKaya Groupのコンセプトです。
この看板を見つけたらお店はすぐそこです。
次回は魚をじっくりいただきたいところです。
ごちそうさまでした。
最後にメニューを掲げます。
【グランドメニュー】
【味めぐり紀行～兵庫～】
【本日のおすすめ】お造りいろいろ。
魚介類がいろいろ。
【３月の日本酒】
関連ランキング：居酒屋 | 神戸三宮駅（阪急）、三宮駅（神戸市営）、三宮・花時計前駅
コメント 0