古典的ラーメンは旨くてほっこりする 華龍@札幌市 [ 北海道]
本題に入る前に、ラーメンつながりのおまけ。
このところアクセス数が少し多いかなって思ったら、博多ラーメンの記事にアクセスしているみたい。
この記事:博多ラーメンのルーツの1つ、でも食べ放題に目を奪われちゃう 赤のれん・とん吉@福岡市箱崎」
原因は、「おすすめ。福岡市に行ったら行くべきラーメン屋 トップ5」というブログ記事に、第3位として博多ラーメンのルーツ店を受け継ぐ「赤のれん&とん吉」さんが紹介されていて、そのリンク先がなんと弊ブログの先の記事だったんです。
リンクいただき、ありがとうございます。(と、ここでお礼します。)
札幌でのランチのこと。札幌に来たら絶対にラーメンを食べないといられない。
ってことで、ラーメン屋さんへ行きました。
「華龍」さん。
ここに移転したんですね。
移転前のお店に行ったことがありますが、記事にしていません。
移転後に再訪、そして初アップです。
お店の裏側に2台分の駐車スペースがあります。
店内はL字型のカウンターのみ。
おばあちゃんがカウンター越しにお迎え。
ここはおばちゃんが1人で経営しています。
テレビの台になっている本箱にコミックがあるので、お好きな方はどうぞ。
席に着くとおばあちゃんが冷水をくれます。
こりゃまた、もったいないほどの正統派です。何が正統って、氷がですよ。
なんと!カチ割り氷が入った冷水なのです。
メニューは、ラーメンとカレーライス、そしておにぎり。 潔いメニューですね。
ラーメンは、みそ、塩、醤油、バター。
値段はなんと500円!w(*゚o゚*)w
札幌のラーメンとしては格安の料金設定です。
カレーライスは480円(これも安い!)、大盛り550円。
このカレーライスの人気もかなりあるようなんですけど、今日はラーメンで行きます。
ラーメンの味はどれにしようか・・・”みそ”がトップなのね。
おばちゃんに聞いてみました。
「みそがオススメなの?」
「うちは麺が美味しいんだよ。」
ぉぉぉおお、自家製麺(自家調合の麺)に自信ありなんですね。
トップは”みそ”ですけど、じゃぁ”醤油”で攻めましょう。
「醤油1つ。」
「うちは初めてですか?」
「うん。」
「野菜入れてもいいですか?」
「うん、おねがい。」
カウンターには、ブラックペッパーと一味唐辛子。
ほら、コショウは黒胡椒でしょ。そして味噌ラーメン用には、しっかり一味唐辛子ね。
札幌ではこれがお決まりですよね。
薬味のこのシンプルな配置だけで札幌のラーメン屋にいることの安心を感じます。
おばちゃんの調理の様子を拝見。
丼に黒い色のカエシを入れる・・・おや!2種類入れている。なんでだろ?
白い粉を2種類投入。1つは塩、1つは化調だと思います。
野菜は炒めずに、スープの入った中華鍋で茹でています。
札幌ラーメンに入る野菜は、中華鍋で炒めて、そこにスープを入れて煮る、というのが一般的。
ここでは、炒めずに茹でている。
この方法でも野菜は温かいし、しかも単なるお湯ではなく、ちゃんとスープで煮ているからね。
冷えた茹で置きの野菜をトッピングする、などという恐ろしくも悲しい調理方法が当たり前の東京とは全く違う。
◆醤油ラーメン
着丼のとたんに、醤油のいい香りがします。
スープで煮られたモヤシを含むアツアツの野菜がトッピング、さらにネギ、チャーシュー1枚。
スープには油玉がいっぱい浮かんでいる。
そのスープをすすると、甘い味と焦がし醤油の香り、その後に塩辛さが追いかけてきます。
醤油の甘い味と塩のキリットした塩辛さ。
おばちゃんが入れた2種類のカエシは、普通のカエシと焦がし醤油だったんですね。
野菜をいただくと、シャッキリ感があって、それがスープをすって旨い。
黄色い麺は中太の縮れ麺。いい茹で加減で、モチモチした歯触り。
その麺が辛めのスープを絡めて、うーん、旨い。
確かに旨い。
この麺を大盛りでいただく方が良かったなぁ。
◆小ライス
小ライスを追加オーダー。
自家製の浅漬けも付いてきます。
真黄色く着色された出来合いのタクワンじゃない。嬉しいなぁ。
漬物1つにもこの店の心意気をしっかり感じます。
この漬物だけでご飯が進むなぁ。
細いメンマは軽い塩気の味がつけられていて、ご飯に合います。
やや厚切りのももチャーシューは、味が浸みている。
このチャーシューを作った煮汁がカエシになっているのでしょう。
香ばしいスープが旨いんです。
でも塩気がかなり強いから、完飲は控えました。
札幌のラーメンは1人前の量が多いんですけど、ここは特に多い。そこに小ライスを加えたから、しっかり満腹です。
次回はラーメン大盛りかな。(*^^*)
いや、カレーも食べたいなぁ・・。
ごちそうさまでした。
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