新鮮な魚と旨い酒をリーズナブルに、それが主人の心意気 海蔵@神保町 [ 東京飲みある記]
とある宴会のあと、某先輩に連れられて夜の神保町へ。
この某氏のお店なら、肴も酒も旨いところでしょう・・・と期待度高まって向かいます。
おっと、意外におしゃれな店構えのお店じゃないですか。
【海のもんいっぱい】の「海蔵(うみくら)」さん。
引き戸を開けて店内に入るとL字のカウンターに10席ほど。2階もあるそうです。
初めてのとんちゃんは、飲み物や料理のメニューを見始めます・・。
常連の某先輩がご主人に江戸っ子流に話しかける。
金目あるかな?・・・ある?じゃぁ大きめのとこ、煮付けでお願い。
「金目の煮付け?」
「ここは、これ頼まないとダメだから。」
江戸っ子の先輩はキッパリしています。
まぁここは常連の先輩に任せましょう。
飲み物は・・・2次会なのですぐに日本酒にしましょう。
【海蔵おすすめ日本酒・焼酎】が黒板に掲げられている。
こんな値段でいいの?って料金です。
【海蔵のイチオシ日本酒】のメニュー。
トップは「雨後の月」。広島県呉市にある相原酒造のお酒です。
「やはりこれですね?」
「うん、そう!」と先輩。
たしか辛口純米をオーダーしたような・・・。
漆塗りの升に入ったグラスに酒を注いでいただきます。
グラスから溢れ、枡から溢れそうなところでストップ。
口から出迎えて・・・至福のときです。
「雨後の月」は徳富蘆花の短編の題名から採られています。
呉市旧音戸町の酒屋の一人娘を題材にているけど、全然ロマンチックじゃない作品です。
◆お通し
出されたお通しは、コンニャクのキンピラ。旨いです。
こうやってコンニャクに味を浸み込ませて美味しくするには、下ごしらえが大切なんですよね。
茹でてあく抜きするのとは別に、叩く(グーにした手で叩くといい)、乾煎りして水分を飛ばす、ね。
黒いリユース箸でいただきます。
改めてメニューを眺めてみます。
当日のおすすめは、この【海蔵通信】に書いてあります。
オーナー自らが毎朝築地へ行って、新鮮な旬の魚を仕入れているそうです。
下田、地金目鯛煮付け2280円。
ありました!これをオーダーしたのね。
ここのイチオシ料理のようです。
しばらくして料理が出されました・・・
◆地金目鯛煮付け
じぇじぇじぇじぇ!でけぇ!
金目鯛を一匹丸ごとに煮付け!しかもデカイぞ!
この金目は下田直送で仕入れるそうで、さすがこの店のイチオシですわ。
もちろん新鮮かつ脂が乗っていてメチャ旨。
この1匹でしばらくつまみは要りません。
その後、若者が1人合流したので料理を追加。
◆タラのアヒージョ
これまたアヒージョの量が半端じゃない。
バゲット追加してください!
◆なすの揚げ出汁?
いえいえ、これサンマの揚げ出汁ですか。
メニューにない料理の登場です。
◆出汁巻き玉子
熱々の出来立て、分厚い出汁巻きです。
同行者はまだ飲み続けていましたけど、とんちゃんはここでお暇。
記憶がなくなる前に中座しました。
酒も肴も旨くて、リーズナブル。
改めて1次会で再訪したい。
ごちそうさまでした。
最後にメニューを掲げておきます。
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魚がとっても美味しそうですね。
今度おじゃましたいです!
by コバヤン (2015-01-27 21:25)
> コバヤンさん
酒と魚にうるさいオヤジに連れていかれたお店。
値段もリーズナブルで、ぜひ再訪したいとわたしも思ってます。
by とんちゃん (2015-01-28 05:55)