あぁライスがほしい、そんな東京ラーメン 珍來松代店@つくば市 [ 茨城県]
北関東にいっぱいあるラーメン屋の「珍来」さん。
実はいくつかの系列があって、それぞれに特徴があるようなのです。
どうちがうのか確認してみたいな・・・ってことで、珍来プチ・マイブーム中のとんちゃんです。
すでに何軒か行っていますが、休日のランチにさらに地元の珍来へ行ってみました。
つくば市松代にある「珍來」さん。
国道408号線が直角に折れ曲がるとことにあるお店です。
店舗の看板には【手打らーめん 珍來】と書いてあって、「來」は旧字です。
ここは草加市に本社がある珍來総本店の系列のお店。
支店ではなく暖簾分け店のグループ1つで、2011年1月にオーナーが新しくなっています。
昼食時なので広い駐車場に車がいっぱいです。
大きな看板の裏にお店の説明が書いてあります。
【当店は昭和3年東京日暮里にて東京都中華麺製造協同組合初代理事長宇留野八代吉師より師授を賜り中華一筋に、東京の味と伝統を守り・・・今日に至っております。云々】
昭和3年(1928年)云々というのは「珍來」創業者清水清氏のことで、このお店は暖簾分け店です。
店内はほとんどがボックス席で、厨房近くにカウンター席が7席ほど。
1人なので、カウンター席に座りました。
氷入りのお冷。お替りはポットからセルフです。
メニューには【みなさまに支えられて珍來85年】とあります。
珍來創業者が製麺業を始めた昭和3(1928)年以来ということですね。
ラーメンは510円。
「東京ちゃんぽん」なんてのがある。(◎_◎;)
【野菜を卵でとじてあんかけ】にした「昔ながらの味」ですって。そういうのもあるんですね。
辛味のメニュー。
餃子は360円。
メニューの最後のページに珍來の説明があります。
珍來は「のれん分け」店なので、各店で味が違うんですよ。
麺は、中華用小麦粉「天檀」100%で作られた多加水麺。製麺所で製造され、各店に届けられます。
スープは、各店で豚骨、鶏ガラ、煮干、野菜から作られている。
料理は手作りなので味の調整や食材の好き嫌いなど出来る限り対応してくれるそうです。
さて、料理が運ばれてきました。
◆ラーメン
青地に龍などの柄が入った高台丼に入ったラーメン。
トッピングがすごい。w(*゚o゚*)w
チャーシュー1枚、メンマの量が多い、そして斜め切りのネギがいっぱい。
スープは醤油色で、油が浮かんでいます。
スープは、カエシの醤油味がしっかりしていて、しょっぱめの味です。
醤油の旨みが前面に出ている味です。
麺は黄色い色をした縮れた太い角麺。
多加水で太目の麺なので、シコシコして歯ごたえがいい。
それに辛めのスープが絡んでいて・・・うっ、ライスがほしい!
ラーメンライスにぴったりのラーメンなんですよ。
そう、ライスがほしくなるラーメンです。
量が多いメンマ。
このメンマの味がまた濃いのよ。
しっかり飯のおかずになるメンマです。
肩ロースのチャーシューが分厚い。(^∇^)
適度に柔らかく、そして味が醤油の浸みている。
これも飯にあうよなぁ・・。
そしてたくさんのネギ。
小口切りでも、千切り(白髪ネギ)でもない、大きく斜めにカットされたネギ。
そのネギが濃い味のスープを吸い込んで、これまたご飯にあいそう。
こいつは白飯に合うラーメンだ!
しかしこれだけではありません。
ラーメンをいただいている途中で登場したのは、これ。
◆餃子
デカイ餃子です!
珍來の餃子は大きいのが特徴の1つ。
餃子5個で、お皿が満員状態。
皮が大きくて、しかも餃子に餡がいっぱいだから、餃子が太い。
餃子のタレは・・・
酢コショウで。
皮がモチモチしている。
太いギョウザには、野菜たっぷりの餡がいっぱい。
野菜の量に対してニラは少なく、ニンニクもほとんどない。
餡を入れすぎてるから、皮がしっかり締まっていない。
形が悪いと批難する人がいるようですが、これでいいじゃないですか。
入りきらないほど餡が詰まっているってこと。形や見栄えより内容ですよ。
餃子の餡が薄味なので、酢コショウのタレではちょっと物足りない。
醤油と辣油を入れて通常の餃子のタレにしました。
この薄味のギョウザには、酢醤油のタレの方があっていますね。
餡をたっぷり孕んだ大きな餃子。
そしてライスにぴったりのはずのラーメン。
ラーメンライス用に設計されたラーメン、ライスを呼ぶラーメンです。(裕次郎没後28年)
旨かったです。
ごちそうさまでした。
昼総合点★★★☆☆ 3.7
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