茨城珍来、略して「茨珍」のラーメンもシコシコ 茨珍麺飯食堂土浦北IC店@茨城県土浦市 [ 茨城県]
今回も珍來シリーズの1つ。
東京、埼玉、千葉、茨城の関東東部にたくさんあるラーメン店「珍來」・「珍来」を食べ歩いています。
いくつかある系列のうち、看板が黄色いことから「黄色い珍来」などと呼ばれる(有)珍来系列のお店に行きました。
お店に行く前に、同社の本部(土浦市並木)に立ち寄って、外観だけを見学しました。
その写真は後日、珍來大研究として記事にする予定です。乞うご期待(?)
(有)珍来のお店は、「珍来」に加えて、「茨珍麺飯食堂」があり、さらには「そば坊」という蕎麦屋まであるようです。
赤い【手打ちラーメン餃子】の看板が目印。
「黄色い珍来」と良く似た看板ですが・・・「珍来」の文字はない。
真黄っきの看板。
以前は「珍来」だったようですが、今は「茨珍麺飯食堂」です。
「茨城珍来」略して「茨珍」の「麺飯食堂」ってことみたい。
入口脇に【イバチンの信念】が掲げられています。(「イチバン」じゃなく「イバチン」です)
1.料理は全て鍋で仕上げます。
選び抜かれた食材に炎と向き合う鍋振り職人の技を加え、イバチンの味を完成させます。
2.お客様の健康を第一に考え、当厨房では化学調味料・保存料を極力使用せず、イチから全て手作りしております。
3.「地域(ローカル)を熱く元気に!」をモットーに皆様の笑顔と活力を応援します。
4.残さず食べて頂くことが私どもにとって最高のよろこびです。
5.「人がいて食がある。」”人間味”が最高の隠し味と考えます。
フムフム・・・と感心しながらお店に入ります。
厨房の前に黄色い横断幕。
「中華 手打ちラーメン 餃子 チャーハン ニラレバ」。
これらがイチオシメニューなんでしょうね。
おや、店員さんは女性だけです。
お冷が置かれ、お替わりはポットからいただきます。
【菜譜】と書かれたメニューのデザインは、「黄色い珍来」流です。
【麺】と書かれたラーメンは、味噌、塩、醤油の順。
おや、味噌ラーメンが売りなんですね。
メニューにはちゃんと「ソース焼きそば」があって、ここは珍来系譜のメニューです。
味噌ラーメンがトップだから薬味を確認。
一味唐辛子と生ニンニクがあって、味噌の準備体制がちゃんとある。
うーむ、味噌ラーメンをオーダーしようか・・・とちょっと迷ってしまいます。
いやいや、今日は醤油ラーメンで行こう。
月~土のサービスセット。
【炒め、点心】に餃子5コ250円。
【毎日手作り】としっかり書いてあります。
【飯】はチャーハン570円など。
毎月8のつく日は、餃子と生ビールがお安いようです。
中生350円って、やす!
餃子で生ビール・・・いいねぇ・・。(*´▽`*)
夏メニューの冷し中華。
山形名物、冷しラーメンもあるぞ!w(*゚o゚*)w
当店限定のオリジナルメニューがある。
スタミナみそつけ麺だ。チャーハン付、麺大盛無料で900円。
おや、店長さんは女性みたい。店員さんが女性ばかり(たまたま男性がお休みか)なのは、そのせいかな。
いちおうメニューを確認したところでオーダーです。
「ラーメンと餃子!」
このオーダーは、店に入る前から決まっていたの。
だからメニューを確認する必要なんてなかったんですけどね。(^^)
◆ラーメン
高台丼がお盆に載って出てきました。この模様は蛸唐草文様という名前らしい。
渦状に巻くつる(蔓)の外側に簡略化した葉がついているのだけれど、それが蛸の足の吸盤に似ていることからそう呼ばれているとか。
丼の内側にも蛸唐草文様。
その複雑な模様の中にシンプルなラーメンがたたずんでいる。
トッピングはチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギとシンプル。
油玉がいっぱい浮かぶスープは、シンプルな東京ラーメン、中華そば系。
鶏ガラ、豚骨ベースの澄んだスープ。煮干が使われているように思います。
無化調ではなく、少し化調の味がします。
麺は黄色い中太の丸麺。
多加水で腰があって、モチモチ、シコシコとして食感がとてもいい。
これはなかなか旨いです。
モモ肉のチャーシューはやや歯ごたえがあって、タレの味がしみこんでいる。
ご飯のおかずにいい感じです。
メンマは太い枕木メンマで、これまた味が浸みていて、ご飯のおかずになりますね。
きっとラーメンライスがぴったりするラーメンです。
薄切りの生姜。これは具ではなく、スープの具材に投入されたものの残党でしょう。
◆餃子
珍来自慢のジャンボ餃子ではなく、普通サイズの餃子です。
羽根がついていますよ。
かなりよく焼けた餃子が5個。
唐辛子の粉入り辣油を加えた酢醤油でいただきます。
ラーメン店としてはやや薄手の皮に餡が詰まっています。
最後にこのお店について気がついたこと。
店内はこんなポスターがある。
【炎と向き合うナベフリ職人の店。】
「1.料理は全て鍋で仕上げます。選び抜かれた食材に炎と向き合う鍋振り職人の技を加え、イバチンの味を完成させます。」
「鍋振り職人」の手作りがお店の重要なコンセプトなんです。
メニューの表紙にあるロゴマーク。
ローマ字で【IBARAKICHINRAI】、カタカナで【イバチン】。
「茨城珍来」略して「イバチン(茨珍)」と自称していることを確認しました。
そして【ナベフリ】の印。
そしてロゴマークの中央にあるデザインは・・・炎に煽られる中華鍋です。
座布団の柄も中華鍋のロゴマークがしっかり描かれています。
そして照明の傘は・・・3段重ねの中華鍋です。
コンセプトをこれでもか!と表現しています。
そんな茨城珍来のラーメンは気に入りましたよ。
ごちそうさまでした。
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