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このモツはかなり旨いぞ、福岡のB級料理を満喫だ もつ福@赤坂 [ 東京飲みある記]

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とんちゃんの部署に入った新人さんの歓迎会をしました。
主賓の新人(これがまた。美女なの!)の希望で、イタリアン! 
かと思ったら、全然違ってて、「モツ鍋」だって。(◎_◎;)

モツ鍋って、いわずと知れた福岡の名物B級料理。
そのモツ鍋が、どういうわけか、かつて東京から全国のブームになったことがありました。
都内のあちこちにモツ鍋やがいっぱい出来た。
牛モツの多くは米国からの輸入品だから、米国の牛モツが品薄になった、なんていう国際的話題が新聞に載っていました。
しかしそのモツ鍋ブーム、ご他聞に漏れない日本人の「熱しやすく厭きやすい」性格から、すぐに去って、多くの店が撤退しました。

かく言うとんちゃんは、モツ鍋が大好きなんです。(なんでも大好きですけどね)
そんなブームが去った後に残っている、本物のもつ鍋屋はきっと旨いんだろう、と期待が膨らみました。

場所は東京メトロ赤坂駅から乃木坂方向へ200mほど行ったところ。

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「もつ福」さん。
お店は奥にあります。

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エントランスの長いトンネルを抜けると・・・

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そこは「もつ福」だった・・・って、当たり前ですね。

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框(かまち)を上がったところに大きな甕。
これなんですか?って若い店員さんに聞いたら、わからないって。(^∇^)
後ろに、さつま白波の幟があるけど、もしかして焼酎貯蔵用の甕じゃないかと思います。

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店内は広い座敷。卓はみんな掘りコタツです。

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コースのメニューです。
これにお店のおすすめメニューを追加します、って幹事さんが張り切っています。

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テーブル上の取り皿が、回転寿司のプラスチック皿。
やたらにチープで笑ってしまいます。
でも料理が旨ければいいんです。

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◆生ビール
ビールはモルツ
ジョッキではなくピッチャーで出てくるので、コップでいただきます。
ビールグラスではなく焼酎のお湯割などに使う陶製のコップ。
陶器はビールが温くならなくていいですよ。

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◆サラダ・胡麻塩だれキャベツ
生キャベツに胡麻油と塩、そして塩昆布がかかっている。
こうするとキャベツが一気に旨くなるんですよね。(^∇^)
まぁ、自宅でもできる簡単料理ですけど。

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◆先付・豚と三つ葉の叩き長芋掛け
薄味の豚細切れと三つ葉に刻んだ、いや包丁でトントンしたから「叩いた」長芋がかかった山かけです。

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マゼマゼしていただきます。
長芋の山かけっていうと「とろろ」と決め付けてしないがち。
でも「とろろ」と違って刻んだ長芋だと、下地の食材のシンプルな味を抑圧しないで、旨さを残します。
みじん切りの山かけもいいね、とちょいと感心。

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フードメニューから追加料理を何点か。
酢もつにあれとこれ・・・と幹事がオーダーしています。

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「レバカツも」と聞こえました。

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◆酢もつ
これは鉄板のメニューでしょう。
コースに入っていないのが不思議なくらい。

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◆燻製ポテトサラダ
居酒屋では王道のポテサラです。
食べてみると・・・おやまぁ!スモーキー!(◎0◎)
あぁなるほど、「燻製」ってなってたね。
じゃぁ、ポテトを燻製したの?そんなわきゃないよね。
スモークハムを合えているんだ!
このスモーキーフレーバー・ポテサラは、想像を越えて旨いです。good!

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◆白せんまい刺し
白センマイは茹でてあるもの、と思ったらこの白センマイはで、そこにごま油が効いている。
生の白センマイって、なんで・・・

後で調べてみましたら、こういうこと。
センマイは牛の第3胃のこと。
本来は表面が黒い色をしているので「黒センマイ」と呼ばれ、生で刺身にします。
それを湯通しして表面の皮を取り去って白くしたものが「白センマイ」で、刺身とはいえボイルしてある
でもこの白センマイは生だったと思うんですよ。なぜ?

白センマイにはもう1種類あることを知りました。
第4胃はギアラと言うんですけど、赤センマイという別名があって、センマイに近い部分(入口に近い部分)を白センマイとして出すことがあるという。これもともと白くて、生でも食べられます。
もしかしたこのギアラの一部の「白センマイ」じゃないかと思います。

さて、飲み物は、ビールをグラスで2杯も飲んで、そろそろチェンジですね。
九州だから、やっぱり焼酎ですかね?

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飲み放題の焼酎は「白波」
いいですね、まさにイモー!って感じの焼酎。だから好きですよ。

今夜は「飲み放題プレミアム」ですって?
あぁそうですか、ほかにも選択肢があるのね、どれどれ・・・
おやまぁ泡盛の「残波」があるじゃないですか!
泡盛大好きなんですよ!(^∇^)
残波をロックでお願いします!

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◆残波のロック
沖縄県読谷村(よみたんそん)にある比嘉(ひが)酒造の泡盛です。
泡盛の中でも残波はクセが少ない方と思います。
だから泡盛入門者にはいいと思います。
残波には白と黒がありますけど、これは軽快なです。
とんちゃんは残波なら、この白よりもが好きですけどね。

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◆牛タテハラ・キノコソース
分厚い牛肉にシメジやエリンギなどのキノコが入ったシースがかかっている。
かなり旨みのある肉ですよ。

ところで牛の「タテハラ」ってナニ?

牛の後ろ足に近い部分にある三枚肉がトモバラ。カルビと呼ばれる部分。
そのトモバラの腹側がソトバラ、背中側がウチバラ(ナカバラ)といい、ソトバラの中にある部分がタテバラ
お店では「上カルビ」として出されている部分だそうです。

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◆丸茄子はさみ揚げ
天ぷらになっている。

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ナスの間にひき肉が入ったもの。
肉汁プラス、ナスが吸い込んだ油がジューシーで、なかなか旨い。

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メインのもつ鍋は、新海の神(濃厚しお)、海の神(しお)、大地の神(焦がしにんにく醤油)、山の神(みそ)の4種類の味があって、そこからチョイスします。

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◆もつ鍋
この鍋は「大地の神」という命名の焦がしにんにく醤油味。
もつは和牛のモツで、ホルモン(小腸)、ハツ、黒センマイ。さらにキャベツ、ゴボウ、ニラと豆腐が入っている。
小腸はプリプリで、コラーゲンがたっぷりだから、かなりボリュームがあります。

でも出来上がったもつ鍋の写真はないんですよ。(´ρ`)
食べるのに夢中っていうか、席替えしたり(学生時代のコンパみたい)いろいろあって、撮り忘れちゃった。

飲み物はこのあたりから焼酎お湯割です。
本来の福岡流では、福岡で収穫される米焼酎か麦焼酎ってことでしょうけど、とんちゃんの好みからいうとやっぱりイモー!
しかもがっつりイモ臭い「白波」は最高っス!(*^0゚)v

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◆レバカツ 
ボリュームあるレバカツが出てきました。

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レバカツって好きなんです。
しかもしっかりソースがかかって、いかにも旨そう!
でも、終わり頃に出てきたレバカツはちょっとヘビーだったみたいで、女性と高齢組は困っていた。
とんちゃんも高齢組なんだけど、胃の丈夫さと食欲では引けをとらないから、しっかり食べちゃいました。σ(゚ー^*)

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◆ちゃんぽん
もつ鍋の〆は、ちゃんぽんですね。とっても好きです。
でももう、なかなかはいらない!という悲鳴が原から聞こえました。

料理が美味しかったです。
プリプリしたモツのもつ鍋はかなりボリュームあります。
レバカツまで食べたから、ちゃんぽんを食べ切れません。

福岡のB級料理を満喫できる感じのお店です。
ごちそうさまでした。

食べログ: もつ福 赤坂店
夜総合点★★★☆☆ 3.8

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