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大船渡市魚市場と丸清食堂 岩手県大船渡市の被災といま [3.11以後]

P1110341
昨日の記事でランチをいただいた大船渡市の丸清食堂さん。

http://www.ofunato.fm/slide_images/005.jpg
(大船渡市魚市場HPより)

近くにはこんな近代的な魚市場が完成しました。
老朽化した旧魚市場に代わって、新たな魚市場の着工は2009年3月に始まったのですが、東日本大震災の津波で被災し工事が中断。
その後、新市場の工事が再開され、2014年4月30日に新市場が営業を始めました。
現在は新魚市場が完成して、旧魚市場は撤去されています。 

そんな食堂の周囲の被災状況と現在の様子を少し記しておきます。


岩手県三陸の南部、陸前高田市と釜石市の間にある大船渡市。

三陸地方は山が海に迫っている地形のため、海岸近くの狭い平地に街がつくられてきました。
そこに東日本大震災の大津波が押し寄せてきたため、三陸の街はどこも甚大は災害を被りました。
被災当時の様子は大船渡市のHPにもあります。
http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1304498614938/

津波の様子を地図で示します。

大船渡1
(日本地理学会津波被災マップより:
http://map311.ecom-plat.jp/map/map/?mid=40&cid=3&gid=0

が津波の遡上範囲、家屋の多くが名がされた範囲です。
津波の高さは13mに及び、市街地の多くが被災しています。

地図中央の「+」が、丸清食堂がある場所です。
その周囲を拡大してみます。

大船渡市2
食堂の周囲が青色じゃないのは、魚市場があるところは住宅地ではないからで、建物は津波で破壊されました。
被災地が帯状に狭いのは、その西側は標高が高くなっているためです。

丸清食堂
食堂周囲の被災後の状況です。
食堂や周囲の建物が流されたことがわかります。

右側の南北に長いのは魚市場。
津波で被災しましたが建物は残り、5月から営業が再開されました。
※再開時の様子は「三陸のつぶやき」さんのブログ記事で・・大船渡魚市場の様子

丸清食堂2
現在の様子です。
古い魚市場の北側、地図の上の方に、新しい魚市場が建造されました。
それが冒頭の写真です。

P1110323
丸清食堂は、被災前にはこんな様子だったようです。
右側の建物が丸清食堂さん。

P1110341
丸清食堂さんは、以前の場所、旧市場の向かいに再建されています。
再建された食堂に今出来るのは、食べて応援でしょう。


 
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