老舗大衆居酒屋、この居心地の良さに惹かれる酔人 大越@神田 [ 東京飲みある記]
土曜日に開催された、とある宴会のあとのこと。
わざわざ北海道から来た、わが酒の師匠とともにもう1軒へ。
目指した店がお休みだったことから流れ流れて・・・神田へ。
と、目の前に名店の看板が見えました。
山手線の高架下にある老舗大衆居酒屋の「大越」さん。(写真は以前に撮ったもの。)
ここにしましょう!と2人とも二つ返事で決定です。
お店に入ろうとすると、フロア担当の馴染みのおじさんがやってくる。
「もうすぐ閉店ですけど、いいですか?」
土曜日は22時閉店なので、あと1時間ないそうです。
いや、むしろそれは好都合。
長尻になって、終電を間に合わなくなる、なんてことを避けられますから。(*^^*)
店内には大勢の飲み客がいて、楽しそうに酒を交わしています。
席に座ると、割り箸と温かいおしぼりが出されます。
こういうおしぼりを出されると、手だけじゃなくて顔まで拭いてしまう、というのがオヤジの流儀。
いやはや、全く美しくない光景です。
美しく飲食したいとんちゃんですから、もちろん、そんなこと・・・・します。
オヤジですもん。(^∇^)
飲み物は日本酒・・・は、さっきの宴会で散々飲んだので・・・。
◆チューハイ
甘いサワーが入っていない、元祖酎ハイです。
やっぱ、酒は甘くちゃいかんよ。
お通しは、茹でたジャガイモ。
こういうつまみも悪くないです。
いや、これ、ほんとは懐かしいんです。
道産子オヤジのとんちゃんは、子ども時代に茹でたジャガイモをおやつや食事代わりによく食べていました。
熱々のときはじゃがバターで、冷えたら冷えたなりにいただきました。
そんな懐かしい思い出のあるじゃがいも。
だからジャガイモを食べると、ちょっとノスタルジックになっちゃうんです。(´;ω;`)
さて、料理のオーダーは・・・
フロア担当の馴染みのおじさんが「小アジの唐揚げなんかどうですか?」とお勧め。
すかさず、そいつでお願いします、とオーダー。
メニューは壁にいっぱい張り出されています。
あと、何がいいかな・・・どれも旨そう・・・
【旨い】とコピーがある〆さばがある。
師匠は、トラふぐ皮ポンズという渋いメニューを発見。さすが!
◆小アジの唐揚
揚げたてのアツアツの唐揚げ。
外はサクッとして、中はふんわり。
小アジが新鮮だから、臭みなんかなくて、実に旨い。
この店の魚介類はいつも新鮮で旨いから感心です。(^∇^)
◆〆さば
お店自家製の〆さば。少ししっかりめ〆たサバ。
とんちゃんの好みは、刺身みたいな浅く〆たものです。
でも小肌もサバも、酒の肴には実はしっかり目に〆た酸味のあるのも合うんですよ。
◆トラふぐ皮ポンズ
フグの身ではなく、この皮がまた旨いんですよね。
オーダーした料理はどれも旨い。
しかもすぐに出てくるところが、この店のいいところ。
そして酒がすぐになくなるのが、とんちゃんのいいところ。(それって、いいところかぁ?)
◆ホッピー
ホッピーをオーダーしちゃいました。
閉店まで残り時間が少ないってのに、こんなものをオーダーしてしまった。
だって、ホッピーをセットでオーダーすると、ナカ(焼酎のみ)を必ずオーダーしないといけない。
ホッピーは2杯、あるいは3杯飲むのがお決まりなんですから。
でも大丈夫、時間はまだ少しありますから。
ってことで、この後、当然にもナカを追加オーダー。
急いで飲んだところで閉店時間。
在店時間が1時間を切るサク飲みですけど、十分に雰囲気を堪能しましたよ。
ごちそうさまでした。
>「大越」
いいですね。
もう何年も行ってませんが、老舗健在なによりです。
by ちょんまげ侍金四郎 (2016-06-28 06:41)
> ちょんまげ侍金四郎さん
もう、とってもいいお店です。
升亀さんは事情があって閉店しましたけど、こちらはいつまでもわれら酔っぱらいを温かく迎えてもらいたいです。
by とんちゃん (2016-06-28 07:51)