コマイの一夜干しで燗酒をどうぞ 十二番倉庫@根津 [ 東京飲みある記]
東京メトロ千代田線の根津駅近くに、今年開店した店に遅い時間帯に再訪しました。
「大衆炉端焼 十二番倉庫」さん。(写真は以前のもの)
赤提灯と縄暖簾が下がる、まさに大衆居酒屋の雰囲気。
今年2月22日(ぞろ目!)にオープンしたお店だそうです。
オーナーが釧路市出身で北海道の海産物がいただける、という道産子のとんちゃんには嬉しいお店です。
初訪の様子はこちらをどうぞ。
→炉端焼きの大衆居酒屋、北海道産海産物もいいじゃないか:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-04-25
今回も数人でお邪魔しました。
日本酒は、「樽酒」と「二級酒(大関)」。
ずっと前に酒税法が変わって、いまでは「二級酒」なんて、もちろんない。
いまじゃ「普通酒」と呼ぶのが、まさに普通。
でも昭和世代のとんちゃんたちには、「二級酒」っていう言い方の方が、とっても分かりやすい。
◆二級酒
燗酒は徳利で出されますが、それをコップに注いでいただいています。
最初からコップ酒にすればいいんだけど、同行者の美学では徳利じゃないといけない、ということで・・・。
◆やみつきキャベツ
名前に惹かれてオーダーしました。
ごま風味のドレッシングが「やみつき」の秘密ですね。
◆焼き空豆
空豆をサヤごと焼いたものです。
茹でるよりも旨さが逃げないぶん、旨い。
なので、前回に引き続きオーダーしました。
◆氷下魚の一夜干し
これも前回と同じく、オーダーしました。
コマイとかカンカイと呼ばれるこの魚は、干してカチンカチンのものが一般的ですけど、これは一夜干にしたもの。
コマイはタラの仲間だから、一夜干しのコマイは独特の香りがして、淡白な味で、日本酒との相性がいいんですよ。
だから好きなの。でもこのコマイの一夜干しは、東京ではとっても珍しいです。
「氷下魚」は冬期に根室湾などで結氷した氷を割って穴を穿ち、氷の下に網を入れて獲るためについたもの。
コマイとかカンカイの語源はアイヌ語で、「氷下魚」は全くの当て字。
◆厚切りハムカツ
3センチくらいの暑さのハムカツ。中にチーズをはさんであります。
いかにも大衆酒場のつまみですね。
開始が遅かったので、とんちゃんはここらで帰ることにしました。
帰りの車中でブラックアウトしたらいかんもんで・・・。
ごちそうさまでした。
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