好みの料理をセルフでいただき日本酒を ます酒@青森県弘前市 [ 東北]
青森県弘前市での夜のこと。
弘前駅近くの「わいわい」さんで食事をしてホテルへ・・・。
実は、ホテルの近くに魅惑的なお店があって、ぜひそこに入ってみたかったんです。
ということで呑兵衛2人でそのお店へ向かいました。
小さなビルにある、ひっそりとしてお店が目指すところ。
「ます酒」というお店。
その店名からして、強く惹かれますよね。
しかも【酒道場 ます酒】と書かれた暖簾。
「酒道場」というのが、もう、すごいじゃないですか。
道場破りのように「たのもぅ!」と大きな声を出して(もちろん心の中で)、暖簾をくぐりました。
店内は右手に長いカウンター席、左手にテーブル席があって、奥には座敷の席も1卓あります。
ここは呑兵衛に人気のお店だから、いつも満員らしいんですよ。
でもとんちゃんが伺ったのはもう遅い時間帯なので、空席がたくさんあります。
カウンターには誰も立っていません。
お店の人はどこ?
女将さんはテレビを見ていました。(*^^*)
以前はご主人と二人だったようですが、ご主人が亡くなって、いまでは女将さん1人でこの店を守っているそうです。
何にしますか?と女将さんがやってきます。
まずは日本酒をオーダー。
◆日本酒(常温)
女将さんが升に入ったコップに日本酒を注いでくれます。
銘柄は秋田の高清水。
おっとっと・・・と、口から酒を迎えに行って、ツーっと一口。うんめぇ・・。
すでに酔って、脳が麻痺してきているから、もう完全に条件反射で酒を飲んでしまう。
おっと、いかんいかん。
つい酒を飲んでしまってから、気が付いて写真をパチリ。
なので、コップの酒が、一口分少なくなっています。
さて、料理ですが・・・
どこにメニューがあるんでしょ?
常連さんたちがキープしてあるボトルの後ろに、短冊に書かれたメニューがありますが、よく見えない。
鍋や焼魚などがあることはわかりますが、値段はよくわからない。
でもね、お客さんたちは、そんなの見ていないの。
ここはメニューを見てオーダーするっていうシステムじゃないのよ。
入り口近くに置いてあるネタケースから料理を勝手にチョイスするんです。
料理の値段?
そんなものは書いてありません。
でも安いに決まっています。
このお店は、客が食べたいものを勝手にとって食べるんです。
そして後で女将さんが適当に精算する、っていうシステムなんです。
そんないい加減なことでいいのかって?いいんですよそれで。
それでいいって思う人だけがここに来ればいいの。
とんちゃんたちが、まずはチョイスしたのはこれら。
◆ポテサラ
大衆酒場の王道でしょう。(*^^*)
ポテトがゴロゴロと入っていて、美味しい。
◆イカ刺し
お皿にこんなにたくさん盛られています。
◆ナスの炒め煮
夏から秋が旬のナスは、旨いですね。
しばらくたって・・・とんちゃんがネタケースに向かいました。
ネタケースの中に気になるものがあるんですよ。
これはいったいナニ?
女将さんに聞いたら、ホヤだって。
あぁ、やっぱりホヤだぁ。
でもこれ、タッパーの中にいっぱいあるよ。
どんだけとったらいいんでしょ?
好きな分だけとっていいよ、と女将さん。
イヤッホ-!こいつはホヤの食べ放題だぞ!w(*゚o゚*)w
◆ホヤとミズ
タッパーの中身は、東北名物のホヤと山菜のミズ。
酢ではなく、単なる薄い塩水に漬かっていました。
このホヤが旨いの!臭みがなくて実に旨い。
これまた日本酒が進んじゃいます。
◆日本酒
ということで、もう1杯。
もうすっかり飲んでしまってから、記録のために(きっと忘れるから)写真を撮りました。
ここは料理もセルフなら、片付けもセルフでしましょうね。
食べたいつまみを適当にいただきながら、日本酒をすする。
なんて素晴らしいお店なんでしょう。
機会があったらぜひまた来て、じっくり酒を飲みたいお店です。
ごちそうさまでした。
女将さん、お元気で。
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