ブラックサンダーのピンクなグレーゾーン:ブラックサンダーの実食徹底比較(その12) [ ブラックサンダー新商品]
有楽製菓の「ブラックサンダー」。
またも新製品の登場です。
「ブラックサンダーのピンクなグレーゾーン」。
10月18日(火)から、ローソン限定、期間限定で発売しています。
今回はネーミングからしてちょっと変わっています。
「ブラックサンダー ピンクなグレーゾーン」じゃなくて、間に「の」が入っている。
2015年10月13日からローソン限定で販売した「ブラックサンダーのグレーゾーン」と同じく「の」が入っている。
ネーミングの新機軸です。
しかも【ハイ、私はピンクな雷神!】と、なんと雷神が応えている。
コピーも新機軸です。しかもピンクだけに女性っぽい。
中身は【ピンクグレープフルーツ味】ってところが特徴。
ピンクグレープフルーツの香料を使用しているそうです。
そして【魅惑のフュージョン!-チョコと果実編-】ですって。
チョコとの果実のフュージョンが、今回のウリです。
おっと待てよ、「編」ってことは、他にもチョコとの果実が登場するってことかもよ!
さて、有楽製菓のHPの説明にはこう書いてあります。
昨年大好評を博した、グレーゾーンが進化して帰ってきた!
「ピンクなの?グレーなの??どっちなの??」と曖昧さに磨きがかかり、“トリプルグレー”がさらにパワーアップした、魅惑の商品です。トリプルグレーとは:
①ピンクなの?グレーなの??の曖昧さ=「グレー感」
②ピンクグレープフルーツ味の「グレー」
③カバーチョコレートの色が「グレー」ピンクグレープフルーツの爽やかなおいしさが特徴です。
ブラックサンダーの遊び心がつまったローソン限定商品をお楽しみください♪
グレープフルーツ味の「グレー」って、単なる語呂合わせですけど・・・。
「ブラックサンダーのグレーゾーン」が帰ってきた、という設定なんですね。
「ピンクなブラックサンダー」という北海道限定バージョンもありますけど、それとは関係ないみたい。
「ブラックサンダーのグレーゾーン」も「ピンクなブラックサンダー」も以前に記事にしました。
→ブラックサンダーの徹底比較(その2):http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-01-23-1
【ミルクティー味アールグレー】が特徴でした。
紅茶のアールグレーが入っていて、アールグレーの香りがするかな?と思ったけど・・あんまりしなかった。
「アールグレイ」は、紅茶にベルガモットで柑橘系の香りをつけたもの。
でもその味も香りもハッキリしなかったんです。
正直言って、「大好評を博した」わけではなかったような・・・
ところが今年の6月6日から発売された、ブラックサンダー・爽快オレンジ味は、オレンジ・フレーバーがしていて、ファンタオレンジ風だった。
こっちは、なかなかの好評だったと思います。
そこで、今度はオレンジではなく同じく柑橘系果実のグレープフルーツのフレーバーで攻めてきた。
まさに【果実編】かと思います。
◆外観
見た目はデフォルトのブラックサンダーと変わらない。
チョコの色が少しグレーかな。
割ってみると・・・チョコレートクッキーの中にビスケット。
これは普通のブラックサンダーの姿じゃないですか。
ピンクグレープフルーツはいったいどこにあるの?
もう少し割ってみると・・・
ぉぉおおお!赤いクランチがあるじゃないですか!
これがピンクグレープフルーツのクランチですね。(*^^*)
◆実食
それでは、いよいよいただいてみましょう。
ぉぉぉおおおおお!w(*゚o゚*)w
口に入れたとたん、ふわっと柑橘の香りが広がりますよ。ヽ(*'0'*)ツ
そして噛むほどに、酸味をしっかり感じる。
しかもほのかな苦み。
ほほぉ、こいつは確かにグレープフルーツだわい。
その一方で、灰色っぽいチョコが軽い仕上がりになっている。
チョコのカカオ味を控えめにして、柑橘系の味を前面に出しているようです
◆原材料の比較
ブラックサンダーのピンクなグレーゾーンの原材料の表示。
これまでのブラックサンダーと比較してみましょう。
商品名 | 準チョコレート | その他 |
ブラック サンダー | 砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、全粉乳、乳糖、ココアパウダー、カカオマス、食塩 | ココアクッキー 【ビスケット原料】小麦粉、ショートニング、ホエイパウダー、甘味料(ソルビトール)、膨脹剤、乳化剤、卵殻カルシウム、香料 |
爽快 オレンジ味 | 砂糖、植物油脂、乳糖、脱脂粉乳、全粉乳、ココアパウダー、カカオマス、ココアバター、食塩 | ココアクッキー 【ビスケット原料】小麦粉、ショートニング、ホエイパウダー、甘味料(ソルビトール)、膨脹剤、乳化剤、卵殻カルシウム、香料 【その他】コーンフレーク、キャンディー、砂糖漬け乾燥オレンジピール、コーンスターチ、膨脹剤、香料、炭酸ガス、酸味料、(原材料の一部に大豆を含む) |
ブラック サンダーグレーゾーン | 砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、全粉乳、ココアバター、乳糖、ココアパウダー、カカオマス、食塩 | ココアクッキー 小麦粉、ココナッツ、ショートニング、粉末紅茶、ホエイパウダー、甘味料(ソルビトール)、膨脹剤、乳化剤、香料、卵殻カルシウム |
ブラック サンダーの ピンクなグレーゾーン | 砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、全粉乳、ココアバター、乳糖、ココアパウダー、カカオマス、食塩 | ココアクッキー 小麦粉、ショートニング、グレープフルーツ加工品(でん粉、砂糖、グレープフルーツ濃縮果汁、植物油脂)、グレープフルーツ果汁パウダー、ホエイパウダー、膨脹剤、甘味料(ソルビトール)、乳化剤、酸味料、香料、卵殻カルシウム、着色料(紅麹、アントシアニン) |
◇準チョコレートの原料に注目!
デフォルトの「ブラックサンダー」のチョコは、ココアパウダーとカカオマスが使われています。
※カカオ豆から作ったものがカカオマス。それには約55%のカカオ脂肪分(ココアバター)が含まれています。
※カカオマスからココアバターを抽出して、粉砕したものがココアパウダーで、脂肪分は約11%~23%。
「グレーゾーン」と「ピンクなグレーゾーン」のチョコには、さらにココアバターが入っているんです。
※ホワイトチョコはココアバターで作ります。
そのココアバターが多いせいで、ミルクチョコが少しホワイトチョコ寄りになっている。
それでチョコの色もグレーになっているんでしょう。
こうしてチョコのココア味を控えめにしているみたい。
◇グレープフルーツが入ってる!
チョコ以外の「その他」の原料は・・・
「グレーゾーン」には粉末紅茶が入っていましたが、それはもう入っていません。
「ピンクなグレーゾーン」には、グレープフルーツ加工品と酸味料、そして赤い着色料(紅麹、アントシアニン)が入っています。
ピンクなグレーゾーンは「ピンクグレープフルーツ味」なんですが・・・
「ピンクグレープフルーツ」とは、果肉がピンク色をしている「ルビー」という品種のグレープフルーツです。
でも原料は、普通のグレープフルーツの「加工品」と赤い着色料。
さっきの赤いクランチは、普通のグレープフルーツを赤く着色したものなんですね。
グレープフルーツ果汁パウダーと酸味料、そして香料を加えて、さらに柑橘系を前面に出している。
そしてパッケージにあったように「ピンクグレープフルーツ香料」を使っている。
柑橘系を前面に、というのは、今回が最初ではありません。
今年の6月6日から発売された「ブラックサンダー・爽快オレンジ味」が最初でしょう。
ファンタの味がする爽快オレンジ味には、砂糖漬け乾燥オレンジピールと酸味料が入っていて、しっかりオレンジ・フレーバーがしていました。
そして今回は、しっかりグレープフルーツ・フレーバーにしたんですね。
「チョコと果実編」とパッケージにあったけど・・・
「爽快オレンジ味」に続く第2弾が、今回の「ピンクなグレーゾーン」ってことかな。
きっと果実編の第3弾、第4弾があるのじゃないだろうか?
次を期待していますよ!
フレー!フレー!ユーラク!
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