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佐渡への旅はジェットフォイルで [旅行先]

ずーっと前から一度は行ってみたいと思っていた佐渡。
昨年、その佐渡へ2度も行く機会がありました。
1度目のことはすでに記事にしました。
今回からは2回目のことを書きましょう。

まずは佐渡行きから。
1度目は、直江津港から佐渡の小木港へ高速フェリーで向かいました。
 ⇒直江津から佐渡へ:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-08-17-2

今回は新潟港から佐渡の両津港へ向かいます。

P1160582
新潟駅から万代島ターミナルへはバスで向かいます。
約15分でターミナルに到着。

ターミナルで乗船を待つ間に、栃尾揚げをつまみに新潟限定ビールと佐渡の日本酒をいただきました。
 ⇒船に乗る間にちょっと一杯  佐渡汽船食堂@新潟港
  :http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-11-05-3

それからいよいよ乗船です。

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おっと、乗船客がいっぱい並んでいます。
こりゃ時間がかかるなぁ・・・
って思ったら、これはカーフェリー乗り場でした。

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とんちゃんが向かうのはこっち。
ジェットフォイル乗り場です。

P1160605
今回乗船するジェットフォイルの「すいせい号」。
船体に【KAWASAKI BOEING(川崎ボーイング)929】と書かれています。

前回は、佐渡の両津港から新潟港に来るという、逆のコースでジェットフォイルに乗船したのですが、とっても快適でした。
 ⇒佐渡から新潟港へ渡るジェットフォイルの船中で天領杯のワンカップ
  :http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-08-19-4

その記事にも書いたんですけど、このジェットフォイルってのが、すごいんですよ。(*^0゚)v
海の飛行機”と呼ばれるそうです。
どう凄いかっていうと・・・

前回の記事を引用しましょう。

一見、普通の船に見えますけど、違うんです。
BOEING(ボーイング)」って書いてありますよね。
なんと航空機メーカーのボーイング製です。

航空機メーカーがなんで船なの?って思っちゃうでしょ?
実はこの船は「ジェットフォイル」と言う船で、「海の飛行機」と呼ばれるものなんですって。
このジェットフォイルは、揺れないし、速いし、実に快適な船でした。(*^^*)

水中翼船(ハイドロフォイル)の1種類です。
ちなみに「フォイル(foil)」はアルミホイルの「ホイル」で、金属の薄片のこと。

まずは、そこからちょっと説明しましょう。


(川崎重工:http://www.khi.co.jp/ship/knowledge/secret/001.htmlより)

こんな構造になってるんですって。

ジェットフォイルは、船体を海面に浮上させて走行することで、3.5mの荒波でも時速80kmの超高速で走行することができます。
ガスタービンエンジンで駆動されるウォータージェットポンプにより1分間に約150トンの海水を1平方センチメールにつき9kgの高圧力で噴射させて前進します。
また、船体の前後にある水中翼の揚力で海面に浮上させます。
翼走中のジェットフォイルは、航空機ときわめて似ています
大気の代わりに水で揚力を得ることで、海面に浮上させていることから“海の飛行機”と呼ばれています。
(佐渡汽船:http://www.sadokisen.co.jp/ship/jet.htmlより)

 

ガスタービンで空気を空気を噴出される代わりに水を噴出させて、その推進力で進む。
しかも水中翼で船体を浮かせて時速80kmで航行するという船なんですね。

この水中翼船はボーイング社によって開発されたもの。
ジェット機のエンジンを船に応用したってわけです。
製造番号はボーイング929。ホントに飛行機みたい。
当初は軍事用でしたが、1974年から旅客用が開発されました。

その後、川崎重工がライセンス生産することになって、1989年に国産1号艇が就航しました。
1977年に新潟港と両津港の定期航路に就航しました。
今回乗った「ぎんが」は1986年就航の船なので、川崎重工製じゃなくて、ボーイング製。


これから乗る船「すいせい」は1991年就航なので、川崎重工製です。
それで船体に【KAWASAKI BOEING(川崎ボーイング)929】と書かれていたんです。

さて、船が出港してしばらくすると、どんどん加速していきます。

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客室内にスピードメーターがあります。

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ほぉ、74キロも出てるんだぁ!

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見ていると、さらに加速。

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78キロのスピードです。
船でこのスピードはすごいです。

この後、80キロになったけど、カメラを持っていなかったので、写真はありません。

この速くて快適なジェットフォイルですけど、1995年以降、新造は行われていなくて、現在就航している船は古くなっているそうです。

ジェットフォイルの新造はどうなるのか?
そのことも前回の記事に少し書きましたけど、いろいろ課題があるようです。
 ⇒佐渡から新潟港へ渡るジェットフォイルの船中で天領杯のワンカップ
  :http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-08-19-4

 

ということで、約65分で両津港に着きました。


 
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