ショージ先生絶賛の春菊天そばを食べる 名代富士そば@駒込 [ 東京ランチ]
JR山手線の駒込駅。
東京メトロ南北線に接続する本郷通りに面する北口・南口は明るい。
それに対して東口は、下町風の商店街が続く風情がある。
かつてその東口には「そば駒」という24時間営業の立ち蕎麦屋がありました。
⇒そば駒:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13094231/
店には壁がなく、冬になると厚いビニールシートを臨時の壁代わりにしていました。
立ち蕎麦とはいえ、ラーメンやカレーライス、丼物があった。
ラーメンにかき揚げやコロッケをトッピングするという、ルール無用料理を知ったのはそこです。
しかし今、その「そば駒」はなく、きれいな店舗の蕎麦店があります。
「名代 富士そば」駒込支店さんです。
ここは富士そばチェーンの中でも、ダイタン企画(株)が運営するお店です。
入店前に券売機で食券を購入。
何をいただこうか・・・そうだ、あれを食べよう!
店内は窓際にテーブル席、壁にカウンター席があります。
◆春菊天そば
いただいたのは、富士そばのグランドメニューの春菊天そば。
春菊天は、刻んだ春菊に衣をつけて天ぷらにしたもの、つまり春菊のかき揚げです。
「富士そばの春菊天そば」には、いわれがあります。
ショージ君こと東海林さだお先生が『偉いぞ!立ち食いそば』 (文春文庫)で絶賛しているのです。
しかも春菊天は、関東ならでは、の天ぷららしいのです。
昨日の記事に、紅生姜天は関西では一般的だけど、関東では珍しいということを書きました。
その逆に、この春菊天は関東ではよく目にするけど、関西では珍しいらしい。
そんな関東的種物の春菊天そば。
でも実はあまり食べたことがないんです。
皆無じゃなくて、いちおう食べたことはあるんです。
弊ブログの過去記事でみると3回ある。
2回は、上野駅ホームにある立ち蕎麦店の「のせ放題そば」。
1回は、地元のゆで太郎で天ぷら全部のせの「天そば」。
どちらもほかの天ぷらとセットになって食べているわけ。
だから、単品で春菊天を食べたことはないのです。
というわけで、今回はショージ先生絶賛の春菊天そばを単独でいただくことにしました。
七味唐辛子をたっぷりかけて、いただきます。σ(゚ー^*)
汁が浸みこんだ春菊天。
春菊の香りがいいですね、これが春菊天の旨さだ。
春菊天の旨さをじっくり味わいながらいただきます。
富士そばの蕎麦は、2つのメーカー(興和物産と紀州屋製麺)のどちらかが使われているそうですす。
そして興和物産の麺は「モグモグッ」で、紀州屋製麺は微妙に「ハリコリッ」としてるとか。
⇒【富士そばの秘密】お店によって麺が違うという噂は本当なのか、食べ比べてみた【東京ソバット団】
このお店の蕎麦がどっちなのか・・・わかりません。f(^^;)
ともあれ、ショージ君が絶賛する春菊天はやはり旨かった。
「春菊天は刻んだ春菊のかき揚げだ」と書きました。
でもそうじゃなくて、春菊をそのまま天ぷらにした春菊天もあります。
とんちゃんがしばしば行く「ゆで太郎」の春菊天がそうです。
「富士そば大塚駅前店」の春菊天もそうらしい。
いつかそれも食べてみたいな、なんて思います。
ごちそうさまでした。
東海林さだお先生は、こちらを絶賛していますよね。
この春菊天そばは、私は大好きです。
「抜き」があったなら、間違いなく頼んで、酒を飲むことでしょう。
by 式守錦太夫 (2017-04-08 02:37)
> 式守錦太夫さん
「春菊天抜き」
わかります、わかります、それいいですね。
実は、それがあるんです!
富士そばのチョイ飲み「富士酒場」。
しかも酒が安い。
天抜き120円、プレムモル280円、2杯目以降は200円!
都内に16店あるそうです。
なんだか自分が行きたくなってきました。
by とんちゃん (2017-04-08 05:42)