白石蔵王駅でサクッと白石うーめんを お食事コーナー@宮城県角田市 [ 東北]
東北新幹線の白石蔵王駅。
改札を入ったところにこんなものが置いてあります。
白石名産「うーめん」を干す道具が展示されています。
そうです、白石には「うーめん」があるのです。
「うーめん」と素麺とどうちがうんでしょ?
素麺は油を使うけど、うーめんは油を使わない。
というのは昔ながらの「手延べ」の話。
機械で圧延して機械で切る場合は素麺を油を使いません。
じゃぁ、どこが違うかっていうと・・・・長さ。
うどん、冷や麦、そうめん等の違いは麺の太さなんです。
消費者庁の「乾めん類品質表示基準」という決まりがあって、麺の太さによって名称を決めています。
機械製麺の場合は、乾麺の長径が1.7mm以上のものが「うどん」、1.3mm~1.7mmが「ひやむぎ」または「細うどん」、1.3mm未満が「そうめん」、幅4.5mm以上かつ厚さ2.0mm未満の帯状のものが「ひらめん」、「きしめん」、「ひもかわ」と決められています。
ただし手延べ乾麺の場合は1.7mm未満のものを「手延べそうめん」と呼んでいいことになっています。
「うーめん」は素麺に区分されます。
じゃぁどこが違うかというと、長さなんです。
素麺の長さは19cmですけど、「うーめん」は9cmです。
そんな「うーめん」で有名な白石蔵王駅。
そこに行くたびに、気になっていたお店があったんです。
「お食事コーナー」さん。
「白石らーめん」と読んではいけません。
【白石名物】の「うーめん」の食事処です。
立ち食い店ですけど、駅の待合室のテーブルでいただくこともできます。
カウンターの下には各社の「うーめん」が販売されています。
メニューは「白石名物うーめん」。
お尻の方にいちおう「そば」や「ご飯類」もあります。
写真付きのメニュー一覧。
天ぷら、月見、天玉、山菜、肉、カレー、五目、けんちん。
いろんな種類のうーめんがあります。
さて、なににしましょう・・・。
券売機で食券を購入する方式。
食券を渡してから麺を茹で始めて・・・・
じゃなくって、茹で置きしてある麺で作ります。
漆塗りみたいな大きな丼。
◆うーめん
最もシンプルなデフォルトの「うーめん」にしました。
素うーめんではなくカマボコと焼き海苔がトッピングされています。
そしてネギがたっぷり。
汁は・・・鰹が効いています。
濃い色をしていますけど塩辛くはありません。
うーめんの太さは、やや太めの素麺。そして短い!
「ズズっ!」じゃなくて、「ズっ!」で口の中に納まっちゃいます。
うーめんは、短いから食べやすいところがいいですね。
延びた感じはあまりないので、長時間茹で置きしてあった感じではありません。
チュルチュルっと滑らかなのどごし。
なかなかいいですね。
サクッといただくには、いいお店です。
ごちそうさまでした。
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