ダブルスープの旭川ラーメンは旨いわぁ 梅光軒@新千歳空港 [ 北海道]
3月に札幌の実家に家族で帰省した時のことです。
お昼に新千歳空港に降り立ったので、空港内でランチにしました。
ラーメンが食べたい、というとんちゃんの意向で・・・
「北海道ラーメン道場」へやって来ました。
そこには、ラーメン店が10店舗ある。
札幌が本店なのは、けやき、白樺山荘、えびそば一幻、らーめん空(そら)。
さらに弟子屈ラーメン(弟子屈)、らーめん鷹の爪(鷹栖町)、梅光軒(旭川)、麺屋開高(帯広)、函館麺厨房あじさい(函館)、札幌ラーメン雪あかり(千歳)があります。
空港店で記事にしたのはこの2つ。
⇒函館塩ラーメンとジャンボ餃子、特製胡椒が旨いよ あじさい@千歳空港
⇒正統派の味噌ラーメン ラーメン空@新千歳空港
以前にあった特一番や王華でもいただきました。
⇒旭川ラーメン特一番
⇒苫小牧ラーメン王華
さて、どこにしましょうか・・・
カミサンと息子はコッテリ系はイヤ!ということなので、豚骨系はパス。
ならば函館塩ラーメンのあじさい、いやいや、そこは以前に行っから。
では、豚骨系だけど後味さっぱりの「こっさり系」はいかが?
・・・と選んだのはこちら。
◆梅光軒さん
旭川ラーメンの老舗のお店です。
旭川ラーメンは、豚骨・鶏ガラの動物系スープと魚介系スープをミックスしたダブルスープが特徴。
味は醤油が基本です。
先日の記事にアップした六本木の天鳳も旭川ラーメンの系統です。
【旭川ラーメン 梅光軒】と書かれたメニュー。
ラーメンのトップは醤油ラーメンね!
次いで塩ラーメン、そして味噌ラーメン。
この順番がお店の推しの順番でしょう。
トッピングに、味卵、メンマがあります。
バターコーンがありますけど、これをトッピングしてはいけませんぞ!
素材の説明が書いてあります。
【モモ肉チャーシュー】北海道産かみこみ豚を使用し、豚肉の味をしっかりと伝えます。じっくり熟成したチャーシューは柔らかくも、しっかりとして食感を楽しめます。
【極太メンマ】梅光軒ラーメンの特徴のひとつで、欠かす事の出来ない存在です。柔らかくてサックリしている絶妙の食感をお楽しみください。
「かみこみ豚」とは、有限会社五日市(本社帯広市)の商標登録。
銘柄豚ではなく、赤身に脂が差し込んでいる豚肉で、いわば霜降り豚肉のこと。
豚全体の約3%~5%しかいない極端に脂がのっている豚からとれるそうです。
脂がのっているということは、豚が太っていて脂身が多いということなので、生産者が嫌い、手に入りにくくなっている豚だそうです。
【特製中細ちぢれ麺】ちぢれが強く、より多くのスープが絡むよう考案された、旭川ラーメンの特徴でもあるちぢれ麺。食品添加物や卵を使用していないので、小麦本来の味をお楽しみ頂けます。
【ダブルスープ】豚骨・鶏ガラの「動物系」と、煮干し・昆布の「魚介系」で仕上げたダブルスープには<こってり奥深いのに後味あっさり>で、最後まで飲み干せてしまいます。
餃子は、【梅光軒王道の味!】の特製餃子と【濃厚な旨味!】の極上チーズ餃子もあります。
ラーメンのオーダーは、みんな揃って醤油です。
とんちゃんは、麺硬め、ラード多くとオーダーしました。
それから特製餃子もね。
◆特製餃子
まず餃子がやってきました。
ニンニクやニラの効いた餃子です。
◆醤油ラーメン
本日メインの醤油ラーメンが高台丼に入って着丼です。
醤油色をしつつも白濁したスープのラーメンです。
見るからに旨そうなスープです。
トッピングはチャーシュー2枚、極太の枕木メンマ、そしてネギです。
「ラード多く」とお願いしたから、スープの上には油の層がしっかりあります。
ラードの大きな油玉が浮かんだスープ・・アチチです。
スープは濃厚なかえしが効いていて、やや甘めです。
豚骨系のこってりしたスープなんですけど、でも煮干しや昆布の魚介系がくどさを抑えていて、後味がさっぱりしている。
麺は白っぽい中細麺で、縮れています。
旭川ラーメンらしく低加水でもっさりして、しかもシコシコしている。
小麦の風味もいいですね。
低加水麺がスープを絡めとっていて、実に旨いです。
もも肉チャーシューは柔らかいけど、食感が残っている。
味つけも濃すぎなくて、旨いなぁ。
極太のメンマは柔らかくて、甘い味付け。
濃厚なスープだとこういう味でも美味しいんですね。
豚骨コッテリだけれども後味がスッキリしているから、コッテリ系が苦手なカミサンや息子も、旨いよ、と好評価です。良かった良かった。
また、さらに旭川ラーメンのファンになりました。
ごちそうさまでした。
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