札幌テレビ塔、眺望と「怖窓」から見下ろす恐怖 [旅行先]
今年の3月に札幌の実家に帰省した時のことを飛び飛びに記事にしてます。
宿泊はJRタワーホテル日航札幌でした。
⇒札幌の夜景と生演奏ジャズでカクテルを SKY J@JRタワーホテル日航札幌
⇒豪華な朝食を家族で楽しむ SKY J@JRタワーホテル日航札幌
翌日、札幌市内をブラブラしてみることに。
有名な時計台の中を見て、テレビ塔へ行きました。
これが札幌テレビ塔。(写真は2015年12月撮影のもの)
札幌テレビ塔は、札幌市の中心部にある大通公園に立った電波塔。
1956年竣工、1957年に完成した高さ147.2mの塔で、テレビ電波を送信していました。
(とんちゃんの年齢と近いです。)
「テレビ塔」って、まさにまんまの命名です。
「東京タワー」ってのがあるんだから、「札幌タワー」とでもすればもう少しかっこよかったのになぁ・・
なんて子供の時には思いましたけど、実は。
東京タワーは1957年竣工、1958年完成ですから、こっちの方が先輩格です!(*^0゚)v
しかし「テレビ塔」としての役割は、意外に短い。
1956~69年に手稲山からの送信が行われ、テレビ電波の送信塔としては使われなくなりました。
今は、FM局の中継施設などに使われています。
スカイツリーができるまでテレビ電波の現役だった東京タワーとは違います。
地上65mのところにある電光時計は、1961年に松下電器、現在のパナソニックが寄贈したもの。
テレビ塔の2階は多目的ホールと管理事務所、3階は土産店とレストランがあって、そこは無料で行けます。
電光時計のさらに上、地上90mのところに展望台があって、ここは有料です。
有料だから滅多に行かない展望台へ家族と上がることにしました。
そしてここで、怖い体験をすることになります・・・
チケット購入。
大人1人720円です!
ヘンテコリンなキャラクターは「テレビ父さん」。
ちゃーんと家族でいます。
テレビ塔公式サイトでもテレビ父さんのコーナーがあります。
⇒http://www.tv-tower.co.jp/tv-tosan/
ところがなんと、このキャラクターは「非公式キャラクター」なんですって。
公式キャラクターは「クワッキー」というのがあるんそうなんです!
でも全く知られていないし、そもそもテレビ塔公式サイトに出てこない。
札幌7不思議の1つです。
っていうのは、とんちゃんの言。
さて、エレベーターで昇った展望台からの景色は・・・
北側は札幌駅の方向で、とんちゃんたちが泊まった一番高いJRタワーホテルが見えるはず・・・
おやまぁ!
工事中のビルがちょうどかぶっている。
JRタワーの頭だけが少し見えますね。
西側を眺めると、東西に延びる大通公園が見通せます。
雪まつりやイルミネーション、6月の「よさこいソーラン祭り」もここから見えます。
札幌の市街地は、100m四方の碁盤の目の区割りになっています。
そして住所の地名は、東西と南北の番号がついています。
ちょうどグラフみたいに、東西が横軸(X軸)、南北が縦軸(Y軸)なんです。
で、その東西の起点になるX軸がこの大通公園です。
そのずっと先にはオリンピック等でも使われる「大倉山ジャンプ競技場」が見えます。
息子が小さいときにジャンプ場を観光したことがありました。
⇒札幌観光
南側を見ると、テレビ塔の脇を通るまっすぐな創成川があります。
横軸(X軸)が大通公園だと書きました。
そしてこの創成川が、南北の縦軸(Y軸)なんです。
その2つの軸が交わったところ・・・そう原点。
その原点、正確にはそのすぐ脇、にテレビ塔が立っているのです。
だからテレビ塔は札幌の原点、わりやすく言うと札幌の「へそ」なのだ!
なぁんて話は、カミサンも息子も聞いていない。(;´ρ`)
それよりもこの窓に意識が集中!
「怖窓(こわそう~)」だって!
【ガラスにもられかかっても大丈夫!!近づいて下を見てみよう】
って書いてあるから、息子が下を見ている。
とんちゃんも恐る恐る見てみると・・・
塔の下の方がよく見えますね。(-_-;)
「もっと近づかないと見えないだろう!」と息子が叱咤。
実はとんちゃん、高いところが苦手なんですよ。
「ガラスは大丈夫だから、もっと近づいてみたらどう?」
息子はガラスに張りついて下を覗いている。
ガラスの問題じゃないんです・・・心の問題なの・・・
とんちゃんには・・・そんなことできない。
しかし意を決してもう1歩、前へ進んでみます。
トイレじゃないけど「1歩前へ」・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
地上90mから見下ろす地上は、背筋をゾクゾクさせてくれます。
実は腕を伸ばして、カメラだけをガラスに接地させました。
ふー!(〃´o`)=3
720円で味わう恐怖。
皆さんも機会があったらどうぞ。
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