カキ漁師の民宿は魚介類が旨いのだ 明神埼荘@宮城県南三陸町 [温泉・旅館・民宿]
今年の3月のことです。
息子と一緒に東日本大震災の被災地を巡りました。
テレビでの情報しか知らない息子に、その目で一度は見た方がいいよ、というので親子というか男2人旅をしました。
宮城県気仙沼市から岩手県陸前高田市へ北上し、Uターンして宿泊先の宮城県南三陸町へ向かいました。
南三陸町というと、防災対策庁舎から防災無線で「大津波警報が発令されました。高台に避難してください」と町民に避難を呼び掛け続け、自らが津波の犠牲になった町職員遠藤さんの悲劇があった町です。
その南三陸町の中心街から2km位離れたところ、志津川湾を望む明神崎に建つ民宿が宿です。
明神埼荘さん。(写真はHPから:http://myojinzakiso.com/)
(南三陸観光協会の写真:http://www.m-kankou.jp/archives/16416/)
2015年3月10日にオープンした3階建ての新しい建物。
カキ養殖をするご主人が経営する漁師民宿です。
以前は「向(むかい)」という民宿で、海沿いにあったのですけど、東日本大震災の津波に被災。
その後、一時期大阪で働いていましたけど、ここに戻って高台に新しい民宿を再開したそうです。
シンガーソングライターの森本ケンタさんのサインが飾られていました。
さて、お風呂に入って夕食です。
なんてったって、カキ養殖の漁師さんの民宿ですからね。
そりゃもう、とっても期待して食堂に向かいましたよ。
テーブルの上には、海産物がもりだくさんの料理が並べられています。
うれしいですね。
これで1泊2食付で7560円の料金ですから。
さて、まずはビールから。
では、いただきます!(合掌)
◆お刺身
マグロと白身の魚・・・イサキだったかな?
きれいな赤身のマグロ。
やはりマグロは赤身がいいです。
そしてイサキ。地元で獲れたものですね。
新鮮で引き締まった身が美味しい。
◆ツブ貝の酢の物
これまた地元産のツブ貝。
ご主人が獲ったものらしい。
魚介類は鮮度が命です。
◆煮魚
これはなんだったっけ・・・
あら煮に近いんだけど、新鮮な魚は煮ても旨いです。
◆カキフライ
ヒレカツ?って思ったら大間違い。
カキフライですよ。ご主人が養殖するカキのフライ。
今朝水揚げしたカキですから、もうプリプリ。
◆イサキの焼き魚
これまた新鮮なイサキを焼いてあります。
淡泊な白身の魚ですけど、締まった身がいいですね。
◆茶碗蒸し
ここにもカキが!
・・・ってことは、さすがになかったです。
◆鍋物
1人用の鍋がコンロにかかっています。
して、その中身は・・・
カキ鍋です!
出来上がったカキ鍋。
これまた水揚げされたばかりのカキが・・・うんまい。
◆釜飯
1人用のお釜で炊きあげる飯は・・・
たこ飯です。
出来たてアツアツのタコ飯。
タコのうま味がしみ出ていて、〆に旨すぎ。
完食しちゃいました。(カロリーオーバー!)
さすが漁師さんの民宿。
海産物が新鮮で美味しい、しかも安い。
ごちそうさまでした。
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