南相馬市名物、ヨモギ餅とホットケーキのコラボ・凍天 木乃幡@常磐自動車道南相馬鹿島SA(上り) [ 東北]
今年の3月のこと。
息子と一緒に東日本大震災の被災地を巡るツアーをしました。
テレビでの情報しか知らない息子に、その目で見た方がいいよ、と言って親子の男2人旅です。
岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市、石巻市、仙台市荒浜、名取市閖上(ゆりあげ)地区へ。
さらに常磐自動車道で福島県南相馬市へ南下する途中のSAで休憩。
南相馬鹿島SA(上り)にある「セデッテかしま」。
⇒セデッテかしまHP:http://sedette.jp/
東日本大震災後の2012年4月に南相馬IC-相馬ICが開通し、2015年4月25日にオープンした施設。
「せでって」とは、「連れていって」と言う意味の方言で、地元の高校生がネーミングしたそうです。
「セデッテかしま」の中には食事処、外にはテナントエリアに食べ物のお店があります。
「お食事処 はらまち」。
原町市は、2006年に鹿島町、小高町と合併して、今では南相馬市の一部になっています。
ところが中にあるのは、ご飯コーナーの「かしま屋」と麺コーナーの「おだか屋」があります。
鹿島町と小高町も今では南相馬市の一部になっています。
「はらまち」の中に「かしま」と「おだか」があるという、ややこしいお店です。
B-1グランプリで受賞した「なみえ焼きそば」があります。
南相馬市の南にある浪江町には、今年3月31日に避難指示解除がされた後にも、まだ帰還困難区域があります。
浪江焼きそばがいただけるところは、多くはありません。だから食べたい・・・
でも閖上で油そばを食べてちゃったから、残念ながらパスです。(*´ο`*)=3
そのかわりに、別のオススメ品を発見。
外にあるテナントエリアのお店。「しみてん 木乃幡」さん。
何の店かというと・・・
【福島名物】の「凍天(しみてん)」。
・・・と言われても、サッパリわからない。
「凍天」とは、保存食の凍み餅を水でもどして、ドーナツ生地で包み、油で揚げたお菓子。
南相馬市原町区(旧原町市)にある(株)木乃幡が販売する揚げ菓子です。
デフォルトの「凍天」は、中によもぎ餅が入っています。
「あんこ凍天」ってのもあって、それはあんこ入りよもぎ餅が入っている。
デフォルトの「凍天」と息子用に「あんこ凍天」も買いました。
紙袋入りの凍天。
揚げたてでアツアツの凍天。
外側はカリッとしていて、中はふんわり。
そして凍み餅がモチモチ。
3つの食感が味わえる、不思議なお菓子です。
そしてヨモギの香りがいいですね。
割ったところの写真がなくて、ごめんなさい。
撮るのを忘れて、食べてしまいました。
「あんこ凍天」は専用の紙袋に入ってる。
まぁ、外見が全く同じですから、袋で区別してるんですね。
あんこ凍天は、当然ですけど甘くて、まさにお菓子です。
写真がないので、木乃幡さんのHPからお借りします。
⇒http://www.konohata.com/new/2016-09-22-150654.html
デフォルトの凍天。
あんこ凍天。
とんちゃんは、ヨモギの香りが強いデフォルトの凍天の方が好きですけどね。
これは、また食べてみたいお菓子です。
ごちそうさまでした。
1989年に初めて商品化されたこの凍天。
2011年2月に「秘密のケンミンSHOW」で紹介されて、一躍全国商品になりました。
しかし直後の原発事故で、南相馬市原町区にあった本社工場が避難区域となって生産できなくなりました。
その後、福岡県の業者に製造してもらい、2014年に宮城県名取市に自社工場を造って、自社生産を再開しました。
通販で冷凍した「凍天」の販売もしています。
でも「あんこ凍天」の通販はありません。
⇒「あんこ凍天」の通販が出来ない理由について
:http://www.konohata.com/new/2016-09-22-150654.html
あんこ凍天が食べたい場合は、お店に行くしかありません。
⇒店舗の場所:http://www.konohata.com/html/company.html
関連ランキング:ドーナツ | 原ノ町
コメント 0