料理が旨いだけじゃない、その店内は・・ ムーラン@盛岡市 [ 愛しき食堂]
今年の6月末に盛岡市に行った時のこと。
ランチをいただきに向かった先は盛岡市上田。
岩手大学や盛岡一高があって、学生の多いところ。
黄色い行燈に「ムーラン食堂」の文字。
「ムーラン」という名を聞くと・・・
「ムーラン・ルージュ」という名を連想する人はいるだろうか。
パリのモンマルトルにある世界最古のキャバレーの名だ。
もちろんとんちゃんは、パリに行ったときに、見たことがあるだけではなく、入ったこともある。
っていうのはウソに決まっています。f(^^;)
ともあれ、フランス語の「ムーラン・ルージュ」は「赤い風車」という意味。
そして「ムーラン」は「風車」という意味。
「ムーラン・ルージュ」を思い出させる「風車食堂」はどんな店か?
ツタのからまる、趣のある一軒家。
フランス語の店名を掲げるこのお店こそ、小さなフランス料理の名店で・・・・・・
入り口には「中華料理」の暖簾が・・・・
え゛!中華食堂なの!(*゚Д゚*)ェ…
「ムーラン食堂」という名の中華食堂。
フランス語の「ムーラン」と中華料理との関連が、全く想像できない。
店の前でしばし呆然としたとんちゃん。
ムーランだろうがムラムラだろうが、モヤモヤだろうが、なんでも構わないのだ!
いまはとにかく昼飯が食えればいいのである!
そう思い決めて、不思議な店名のお店に入ったのです。
店内は左にカウンター席、右にテーブル席と小上がり。
このお店、店名も変わっているけど、店内はもっと変わっている!(*゚Д゚*)ェ…
でもそれは最後にしましょう。。。
3人掛けという変則的なテーブル席に座って、メニューを見てみました。
【お得なラーメン】は、高校生ラーメン300円。高校生向けに格安価格なのね。
セットラーメン200円。ご飯物にセットのラーメンはお安い。
曜日変わり(原文ママ)サービス。
黄金の餃子半額、学生さん炒飯超大盛、セットラーメン10円(!)なんてのがある。
醤油ラーメン450円。ラーメンは、そもそもからして安いぞ。
おっと!【辛いラーメン】がある。
台湾ラーメン、麻婆豆腐ラーメン680円。
蒙古タンメン750円。鬼辛(オニカラ)担担麺ver.3.01 650円。
蒙古タンメンって、どっかで聞いたことのあるネーミングですが・・・
鬼辛担担麺は「ver.3.01」ってバージョンが凄いぞ。
確か昔のwindowsには「3.01」っていうバージョンがあったな。(^0^)
【辛さが決め手!! ムーラン食堂のおすすめ】だ!
その1:激辛四川麻婆豆腐
本場四川の唐辛子と山椒、中国醤油を使った本格激辛
その2:台湾ラーメン
カリカリに揚げたガーリックチップと四川唐辛子の辣油を使った・・
その3:鬼辛担担麺ver.3.01
本場中国の唐辛子とサンショを使った、がっつり辛い担担麺
辛いもの3兄弟ってとこですね。
こいつは、いいぞ!(^^)
どれにしようかな・・・
炒飯その他には、五目炒飯、ガーリック炒飯600円など。
しっかりカレーライスもあります。
一品料理・定食。
カツカレー750円。
定食とともに、ムーランの隠れ一番人気の自家製ドレッシングのサラダ付きです。
夏の中華もありました。
さぁて、何にしましょうか?
ここはやっぱり、辛いもの3兄弟からですぞ。
どれが一番辛いか、ご主人に聞いてみました。
そしたら鬼辛担担麺だって。
さすが「がっつり辛い」だ。
そんじゃ、それをお願いします!
◆鬼辛担担麺ver.3.01
逆三角形の赤い高台丼に入ったラーメン。
担担麺のスープの表面を、真っ赤な油が覆っています。
これは辛そうですよ。(^^)
丼の隅に載っているのは、辛味噌でしょうか?
豆鼓と肉味噌ってところかな。
芝麻醤が多い部分のスープは、黄色っぽい色。
真っ赤なスープの部分は、「ラー油の海」みたいな感じです。
花椒が効いたスープは、かなり旨いです。
ラー油にまみれた麺は少し縮れのある中細。
辛さは思ったほどではなく、むしろ花椒が効いているところがいい。
ナッツ類がいっぱいで、スープが旨いじゃないですか
スープが旨くて完飲してしまいました。
さて、「店内が変わっている」と書いた、その変わった店内のこと。
お店に入ってすぐのところにあったのは・・・
懐かしいレコードのジャケット。
宇宙戦艦ヤマト、巨人の星、グワシ!!まことちゃん、サインはV、キャンディーキャンディーというテーマソング。
そして昔愛した松田聖子ちゃんの「裸足の季節」。
そしてその反対側の壁には・・・
全日本プロレスのポスター。
なんと1979年のポスターです。
そしてさらに・・・
新日本プロレスも!
1984年のポスターです。
まだまだありますよ。
こっちもまた興奮します。
ウルトラマンシリーズに登場した怪獣たちのフィギア。
懐かしいなぁ・・・
このコレクションを見るためだけに、ここに来る価値がありますよ。
でも、ちゃんと担担麺旨かったです。
ほかの料理もきっと旨いに違いありません。
次回、機会があったら「ムーラン」の由来を聞いてみたいです。
ごちそうさまでした。
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